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公開番号
2024141434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023053085
出願日
2023-03-29
発明の名称
サンドイッチ構造体
出願人
東レ株式会社
代理人
主分類
B32B
5/28 20060101AFI20241003BHJP(積層体)
要約
【課題】
軽量で力学特性に優れるサンドイッチ構造体において、大型の部材を作製する
【解決手段】
繊維強化樹脂からなるスキン層(I)と、不連続繊維強化樹脂からなるコア層(II)からなり、少なくとも屈曲部を有するサンドイッチ構造体であって、前記コア層(II)が複数のブロックを面内に配列させてなるサンドイッチ構造体。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
繊維強化樹脂からなるスキン層(I)と、不連続繊維強化樹脂からなるコア層(II)とからなる、屈曲部を有するサンドイッチ構造体であって、前記コア層(II)が複数のブロックを面内に配列させてなるサンドイッチ構造体。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記ブロックの継目が前記屈曲部の稜線と実質的に一致している、請求項1に記載のサンドイッチ構造体。
【請求項3】
前記コア層(II)が熱可塑性樹脂を含む、請求項1または2に記載のサンドイッチ構造体。
【請求項4】
前記コア層(II)が、連続した空隙を10~90体積%有する、請求項1または2に記載のサンドイッチ構造体。
【請求項5】
前記コア層(II)の前駆体が加熱膨張性を有する、請求項1または2に記載のサンドイッチ構造体。
【請求項6】
請求項1または2に記載のサンドイッチ構造体の製造方法であって、ニードルパンチ、湿式抄紙、乾式抄紙のいずれかの方法によって熱可塑性樹脂繊維及び/又は熱可塑性樹脂粒子と不連続強化繊維を混合したマット状基材からなるコア層の前駆体の複数のブロックを、前記熱可塑性樹脂繊維及び/又は熱可塑性樹脂粒子を構成する熱可塑性樹脂の融点以上に加熱して膨張することでコア層(II)を形成することを特徴とする、サンドイッチ構造体の製造方法。
【請求項7】
請求項1または2に記載のサンドイッチ構造体からなる移動体用構造部材
【請求項8】
前記移動体が車両、船舶、又は飛行体である、請求項7に記載の移動体用構造部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維強化樹脂製のサンドイッチ構造体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車、航空機、スポーツ製品、電子機器等の産業用製品について、軽量性に対する市場要求が年々高まっている。このような要求に応えるべく、優れた軽量性と優れた力学特性とを有するサンドイッチ構造体が、各種産業用途に幅広く利用されている。例えば特許文献1では、強化繊維からなるマットに熱可塑性樹脂を含浸せしめたシート状中間基材をコア層に用い、連続した強化繊維に熱可塑性樹脂を含浸せしめたシート状中間基材をスキン層に用いたサンドイッチ構造体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/162873号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、特許文献1で開示されている構造体においては、コア層に単一基材を用いていることから、サンドイッチ構造体の大型化に課題があった。本発明は、大型化が可能なサンドイッチ構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明は、繊維強化樹脂からなるスキン層(I)と、不連続繊維強化樹脂からなるコア層(II)とからなる、屈曲部を有するサンドイッチ構造体であって、前記コア層(II)が複数のブロックを面内に配列させてなるサンドイッチ構造体である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、軽量で力学特性に優れる大型のサンドイッチ構造体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明のサンドイッチ構造体の一実施形態を示す模式図
本発明のサンドイッチ構造体の一実施形態を示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明のサンドイッチ構造体は、維強化樹脂からなるスキン層(I)と、不連続繊維強化樹脂からなるコア層(II)からなり、少なくとも屈曲部を有するサンドイッチ構造体であって、前記コア層(II)が複数のブロックを面内に配列させてなるサンドイッチ構造体である。
【0009】
本発明のサンドイッチ構造体において、コア層(II)はブロックを面内に配列させてなる。図1は本発明の一実施形態におけるサンドイッチ構造体の部分構造を示す断面模式図である。ブロックを面内に配列する構成とすることで、大型のサンドイッチ構造体の成形が可能となる。また、屈曲部を有する成形において、形状変化に合わせてブロックを配置することによって、成形を簡便に行うことができる。
【0010】
本発明においてブロックの継目が屈曲部における稜線と実質的に一致していることが好ましい。図2はこのような形態のサンドイッチ構造体の部分構造を示す断面模式図である。継目が屈曲部の稜線と一致していることで、屈曲部におけるスキン層の周長差によって発生するシワを継目部分で取り込むことができるため、サンドイッチ構造体の表面品位が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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