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公開番号2025112337
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006489
出願日2024-01-19
発明の名称織物および繊維製品
出願人東レ株式会社
代理人
主分類D03D 15/49 20210101AFI20250725BHJP(織成)
要約【課題】高いレベルの撥水性と柔軟性を有する織物および繊維製品を提供する。
【解決手段】単糸繊度1.1dtex以下のポリエステル嵩高糸を含む経糸と、単糸繊度1.1dtex以下のポリブチレンテレフタレートを少なくとも1成分とするポリエステル複合繊維を含む緯糸と、撥水剤と、を含む織物。ポリエステル嵩高糸の総繊度は33dtex以下が好ましく、ポリエステル複合繊維の総繊度は56dtex以下であることが好ましく、カバーファクターは2,000以上であることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
単糸繊度1.1dtex以下のポリエステル嵩高糸を含む経糸と、単糸繊度1.1dtex以下のポリブチレンテレフタレートを少なくとも1成分とするポリエステル複合繊維を含む緯糸と、撥水剤と、を含む織物。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記ポリエステル嵩高糸が、ポリエチレンテレフタレート嵩高糸である請求項1に記載の織物。
【請求項3】
前記ポリエステル複合繊維が、少なくともポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとを含む請求項1または2に記載の織物。
【請求項4】
前記ポリエステル嵩高糸が交絡加工糸である請求項1または2に記載の織物。
【請求項5】
前記ポリエステル嵩高糸の総繊度が33dtex以下である請求項1または2に記載の織物。
【請求項6】
前記ポリエステル複合繊維の総繊度が56dtex以下である請求項1または2に記載の織物。
【請求項7】
前記織物のカバーファクターが2,000以上である請求項1または2に記載の織物。
【請求項8】
前記撥水剤が、フッ素元素を含有せず、シリコーン系撥水剤及び炭化水素系撥水剤のうち少なくとも一つを含む請求項1または2に記載の織物。
【請求項9】
請求項1または2に記載の織物を少なくとも一部に含む繊維製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撥水性を有する織物および繊維製品に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
撥水性向上の手法として、表面粗さの増加による撥水性向上が知られている。この原理を基に、フィルム等の基材に微粒子を付着させることで微細な凹凸を形成し、表面積を増大させた撥水材(例えば、特許文献1参照)やフィルム等平滑な基材を変形させ、微細な溝を形成することで表面積を増大させた撥水材(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
【0003】
また、繊維へ応用した例として、単糸繊度が1.0dtex以上のポリエステルフィラメントと単糸繊度が0.4dtex以下のポリエステルフィラメントとを複合した混繊糸により織物の表面粗さを増加させた撥水性織物(例えば、特許文献3参照)や、嵩高性の高い複合繊維を用いることで見かけの表面積に対する実際の表面積の比を増大させた撥水材(例えば、特許文献4参照)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-236955号公報
特開2003-147339号公報
特開2012-122144号公報
特開2019-137945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1に開示の基材に微粒子を付着させる方法はフィルム等を基材とするものであり、単に織物に転用しても実用的な織物は得られず、特許文献2に開示の方法を単に転用しても同様に実用的な織物は得られなかった。
【0006】
また、特許文献3に開示の方法によっても満足いく撥水性は得られていない。また、撥水性を重視しているためか、風合いは硬いものであった。さらに、特許文献4に開示の方法については、初期の撥水性には優れるものの、洗濯耐久性の向上が望まれていた。
【0007】
そこで本発明は、柔軟性を損なわずに優れた初期撥水性を有し、かつ洗濯耐久性にも優れる織物および繊維製品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。
(1)単糸繊度1.1dtex以下のポリエステル嵩高糸を含む経糸と、単糸繊度1.1dtex以下のポリブチレンテレフタレートを少なくとも1成分とするポリエステル複合繊維を含む緯糸と、撥水剤と、を含む織物。
(2)前記ポリエステル嵩高糸が、ポリエチレンテレフタレート嵩高糸である上記(1)に記載の織物。
(3)前記ポリエステル複合繊維が、少なくともポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとを含む上記(1)または(2)に記載の織物。
(4)前記ポリエステル嵩高糸が交絡加工糸である上記(1)~(3)のいずれかに記載の織物。
(5)前記ポリエステル嵩高糸の総繊度が33dtex以下である上記(1)~(4)のいずれかに記載の織物。
(6)前記ポリエステル複合繊維の総繊度が56dtex以下である上記(1)~(5)のいずれかに記載の織物。
(7)前記織物のカバーファクターが2,000以上である上記(1)~(6)のいずれかに記載の織物。
(8)前記撥水剤が、フッ素元素を含有せず、シリコーン系撥水剤及び炭化水素系撥水剤のうち少なくとも一つを含む上記(1)~(7)のいずれかに記載の織物。
(9)上記(1)~(8)のいずれかに記載の織物を少なくとも一部に含む繊維製品。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、高いレベルの撥水性と柔軟性を有する織物および繊維製品を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の織物は、ポリエステル嵩高糸を含む経糸と、ポリブチレンテレフタレートを少なくとも1成分とするポリエステル複合繊維を含む緯糸とを含む。ここで、ポリエステル嵩高糸におけるポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の芳香族ポリエステル、ポリ乳酸などの脂肪族ポリエステル等が挙げられるが、これらに限定されない。これらのポリエステルは、ジオール成分および酸成分の一部が、全てのジオール成分および酸成分の量を100モル%としたときに20モル%以下、より好ましくは10モル%以下の割合で他のエステル結合の形成が可能な共重合成分を含むものであってもよい。共重合可能な化合物として、例えばイソフタル酸、コハク酸、シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、ダイマ酸、セバシン酸、5-ナトリウムスルホイソフタル酸などのジカルボン酸類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどのジオール類を挙げることができ、これらは艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料などの添加物を含有していても構わない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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