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公開番号
2025102027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219196
出願日
2023-12-26
発明の名称
積層光学フィルム
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
B32B
27/16 20060101AFI20250701BHJP(積層体)
要約
【課題】紫外線吸収能を有する光学フィルムを貼合した場合においても、接着性に優れる積層光学フィルムを提供すること。
【解決手段】光学フィルム1、接着剤層、及び光学フィルム2が、順に積層している積層光学フィルムであり、前記接着剤層は、オキシムエステル系光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型接着剤組成物から形成され、前記光学フィルム1及び2の少なくとも一方は、紫外線吸収能を有する光学フィルムである積層光学フィルム。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
光学フィルム1、接着剤層、及び光学フィルム2が、順に積層している積層光学フィルムであり、
前記接着剤層は、オキシムエステル系光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型接着剤組成物から形成され、
前記光学フィルム1及び2の少なくとも一方は、紫外線吸収能を有する光学フィルムであることを特徴とする積層光学フィルム。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記紫外線吸収能を有する光学フィルムは、380nmの光に対する透過率が10%以下であることを特徴とする請求項1に記載の積層光学フィルム。
【請求項3】
前記活性エネルギー線硬化型接着剤組成物は、増感剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の積層光学フィルム。
【請求項4】
前記増感剤は、アントラセン系増感剤を含有することを特徴とする請求項3に記載の積層光学フィルム。
【請求項5】
前記増感剤は、ナフタレン系増感剤を含有することを特徴とする請求項4に記載の積層光学フィルム。
【請求項6】
前記活性エネルギー線接着剤組成物は、前記オキシムエステル系光重合開始剤以外の光重合開始剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の積層光学フィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層光学フィルムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液晶表示装置や有機EL表示装置等の各種画像表示装置に用いる偏光子としては、高透過率と高偏光度を兼ね備えていることから、染色処理された(ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を含有する)ポリビニルアルコール系フィルムが用いられている。当該偏光子は、ポリビニルアルコール系フィルムに、浴(処理浴)中にて、例えば、染色、架橋、延伸等の各処理を施した後に、乾燥することにより製造される。また偏光子は、通常、その片面又は両面にトリアセチルセルロース等の光学フィルムが接着剤を用いて貼合された偏光フィルム(偏光板)として用いられている。
【0003】
光学フィルム用の接着剤としては、水系接着剤組成物や活性エネルギー線硬化型接着剤組成物が広く知られ、また、上記のような光学フィルムでは、紫外線吸収能を有する光学フィルムが使用される場合がある。このような態様において、特許文献1では、接着剤の硬化に十分な量の紫外線が、紫外線吸収能を有する光学フィルムに吸収されてしまうため、水系接着剤等の乾燥固化型接着剤が適していることが開示されている。
【0004】
また、特許文献2では、接着剤組成物の乾燥工程を不要とできるという生産性の観点からは、水系接着剤組成物よりも、活性エネルギー線硬化型接着剤組成物が好ましいことが記載され、さらに、上記のような態様においては、380nm以上の光に対して高感度な光重合開始剤を含有する可視光線硬化型接着剤組成物を用いることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-44293号公報
特開2022-58639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、接着性の観点から、上記の組成物とは異なる光学フィルム用活性エネルギー線硬化型接着剤組成物が望まれていた。
【0007】
本発明は、以上のような事情に鑑み、紫外線吸収能を有する光学フィルムを貼合した場合においても、接着性に優れる積層光学フィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明は、光学フィルム1、接着剤層、及び光学フィルム2が、順に積層している積層光学フィルムであり、前記接着剤層は、オキシムエステル系光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化型接着剤組成物から形成され、前記光学フィルム1及び2の少なくとも一方は、紫外線吸収能を有する光学フィルムである積層光学フィルムに関する。
【0009】
また、本発明の積層光学フィルムは、前記紫外線吸収能を有する光学フィルムは、380nmの光に対する透過率が10%以下であることが好ましい。
【0010】
また、本発明の積層光学フィルムは、前記活性エネルギー線硬化型接着剤組成物は、増感剤を含有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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