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公開番号
2025062539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171698
出願日
2023-10-02
発明の名称
雲台装置、制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
5/222 20060101AFI20250407BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 ブレーキ機構を搭載した雲台装置において、パン駆動やチルト駆動の遅延を抑制可能な雲台装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 撮像装置を取り付け可能な雲台装置であって、前記撮像装置を支持する支持部をパン駆動またはチルト駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の駆動を停止させる駆動停止手段と、
前記駆動手段および前記駆動停止手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記駆動停止手段によって前記駆動手段の駆動が停止されている駆動停止状態を解除する場合、所定の条件に基づいて、前記駆動手段をパン駆動またはチルト駆動させる駆動指示を取得する前に前記駆動停止手段による前記駆動停止状態を解除するように、前記駆動停止手段を制御することを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置を取り付け可能な雲台装置であって、
前記撮像装置を支持する支持部をパン駆動またはチルト駆動させる駆動手段と、
前記駆動手段の駆動を停止させる駆動停止手段と、
前記駆動手段および前記駆動停止手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記駆動停止手段によって前記駆動手段の駆動が停止されている駆動停止状態を解除する場合、所定の条件に基づいて、前記駆動手段をパン駆動またはチルト駆動させる駆動指示を取得する前に前記駆動停止手段による前記駆動停止状態を解除するように、前記駆動停止手段を制御することを特徴とする雲台装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
チルト位置およびパン位置の少なくとも1つ以上をプリセット位置とし、前記雲台装置は、複数の前記プリセット位置を巡回するように駆動され、
前記所定の条件とは、前記複数のプリセット位置への巡回スケジュールであることを特徴とする請求項1に記載の雲台装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記駆動停止手段による前記駆動停止状態の解除を開始する解除開始時刻に到達した場合、前記駆動停止手段による前記駆動停止状態の解除を開始し、
前記解除開始時刻は、次の前記プリセット位置への巡回開始時刻および前記駆動停止状態の解除にかかる時間に基づいて設定されることを特徴とする請求項2に記載の雲台装置。
【請求項4】
前記解除開始時刻は、前記駆動停止手段を作動させるモーターが励磁されていない場合に、前記駆動停止手段を作動させるモーターが励磁されている場合よりも、早くなるように設定されることを特徴とする請求項3に記載の雲台装置。
【請求項5】
前記駆動停止状態の解除にかかる時間は、前記駆動停止手段の摩擦部材の摩耗度合いまたは前記駆動停止手段の摩擦部材の温度に応じて決定されることを特徴とする請求項3に記載の雲台装置。
【請求項6】
前記所定の条件は、前記撮像装置によって撮像された撮像画像内で追尾対象の被写体が検出されたか否かであることを特徴とする請求項1に記載の雲台装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記追尾対象の被写体の追尾機能における駆動指示を取得する前に前記駆動停止手段による前記駆動停止状態を解除するように、前記駆動停止手段を制御することを特徴とする請求項6に記載の雲台装置。
【請求項8】
前記パン駆動またはチルト駆動後の所定の時間は、前記駆動停止手段による前記駆動停止状態の解除を継続することを特徴とする請求項1に記載の雲台装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記撮像装置からの制御コマンドに基づいて、前記駆動手段および前記駆動停止手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の雲台装置。
【請求項10】
撮像装置を支持する支持部をパン駆動またはチルト駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の駆動を停止させる駆動停止手段と、を備える撮像装置を取り付け可能な雲台装置であって、
前記駆動手段および前記駆動停止手段を制御する制御工程を備え、
前記制御工程において、前記駆動停止手段によって前記駆動手段の駆動が停止されている駆動停止状態を解除する場合、所定の条件に基づいて、前記駆動手段をパン駆動またはチルト駆動させる駆動指示を取得する前に前記駆動停止手段による前記駆動停止状態を解除するように、前記駆動停止手段を制御することを特徴とする雲台装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレーキ機構を搭載した雲台装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来からネットワーク等を介して遠隔操作により制御できる撮像装置が知られている。また、撮像装置は、パン機構及びチルト機構を備える雲台を使用することによって、撮像方向を変更できる。雲台の停止位置は、外力により目標としていた位置からずれてしまうことがあるため、雲台にブレーキ機構を搭載する従来技術も知られている。
【0003】
特許文献1には、回転機構部に無励磁ブレーキを搭載し、低消費電力モードを受信した場合に回転機構部の電源をオフすることで無励磁ブレーキを動作させる電動雲台カメラ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-130061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
雲台にブレーキがかかっている状態からパン機構やチルト機構を駆動するためには、まずブレーキを解除する必要がある。しかし、ブレーキの解除には時間がかかるため、パン機構やチルト機構の駆動の開始が遅れてしまうおそれがある。その結果、撮像装置の撮像方向の変更が間に合わず所望の撮像画像を得られないおそれがある。例えば、モーターを使用してブレーキを解除するブレーキ機構を使用した場合、ブレーキの解除時にモーター駆動を一定時間行う必要があり、パン機構やチルト機構の駆動の開始が遅れてしまう。
【0006】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ブレーキ機構を搭載した雲台装置において、パン駆動やチルト駆動の遅延を抑制可能な雲台装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
撮像装置を取り付け可能な雲台装置であって、前記撮像装置を支持する支持部をパン駆動またはチルト駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の駆動を停止させる駆動停止手段と、
前記駆動手段および前記駆動停止手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記駆動停止手段によって前記駆動手段の駆動が停止されている駆動停止状態を解除する場合、所定の条件に基づいて、前記駆動手段をパン駆動またはチルト駆動させる駆動指示を取得する前に前記駆動停止手段による前記駆動停止状態を解除するように、前記駆動停止手段を制御することを特徴とする雲台装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ブレーキ機構を搭載した雲台装置において、パン駆動やチルト駆動の遅延を抑制可能な雲台装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る雲台システムの構成の一例を示す図である。
実施形態1に係る雲台システムの構成の一例を示す機能ブロック図である。
実施形態1に係るプリセットポジション及びプリセット巡回の設定を示すテーブルの一例を示す図である。
実施形態1に係るブレーキ解除タイミングの例について示した図である。
実施形態1に係る雲台システムの撮像装置の処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態2に係る自動追尾の表示画面の一例を示す図である。
実施形態2に係るブレーキ解除タイミングの一例について示した図である。
実施形態2に係る雲台システムの撮像装置の処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態3に係るブレーキ解除タイミングの例について示した図である。
実施形態3に係る雲台システムの撮像装置の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、各図において、同一の部材または要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)
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