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公開番号2025053889
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023162992
出願日2023-09-26
発明の名称撮影画像処理装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約【課題】効率的な表示を実現できる撮影画像処理装置を提供する。
【解決手段】撮影画像処理装置にて特定部は、車両に配設されたカメラによって車両の周辺領域が撮影された画像において、カメラのフードの映り込み領域を含む不要画像領域を特定する。表示領域設定部は、不要画像領域内に、先進運転支援システムからの運転支援情報を表示する表示領域を設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に配設されたカメラによって前記車両の周辺領域が撮影された画像において、前記カメラの固定物の映り込み領域を含む不要画像領域を特定する特定部と、
前記不要画像領域内に、先進運転支援システムからの運転支援情報を表示する表示領域を設定する表示領域設定部と、
を具備する撮影画像処理装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記表示領域に前記運転支援情報が重畳された前記画像の記録を制御する画像記録制御部を具備する、
請求項1記載の撮影画像処理装置。
【請求項3】
前記画像記録制御部は、前記運転支援情報を受け取ることをトリガとして、前記記録の制御を開始する、
請求項2記載の撮影画像処理装置。
【請求項4】
前記画像記録制御部は、
前記車両のセンサから検出値を周期的に受け取り、
前記運転支援情報を受け取った第1タイミングから該第1タイミングよりも所定時間後の第2タイミングまでの間に前記検出値が第1閾値を超え、且つ、前記第2タイミングの前記検出値と前記第1タイミングよりも前の第3タイミングの検出値との差が第2閾値より大きい場合、前記記録を開始する、
請求項2または請求項3に記載の撮影画像処理装置。
【請求項5】
前記特定部は、前記車両に配設された複数のカメラによってそれぞれ撮影された複数の画像のそれぞれにおいて、前記不要画像領域を特定し、
前記表示領域設定部は、前記複数の画像のそれぞれについて、前記不要画像領域内に前記表示領域を設定し、
前記画像記録制御部は、前記運転支援情報の種別に基づいて、前記複数の画像から記録対象の画像を選択する、
請求項2または請求項3に記載の撮影画像処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、撮影画像処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、カメラ画像と運転支援システムの支援表示情報とを対応付けて記録する記録部を有するドライブレコーダを提案している。また、特許文献1に開示されている車載マルチメディア装置は、カメラ画像と支援表示情報とをモニタに表示している(特許文献1の図3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-017117号公報
特開2019-134210号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、カメラによって撮影された画像にはカメラフードの映り込み領域が含まれる場合がある。特許文献1のカメラ画像にも映り込み領域が存在している(特許文献1の図3参照)。この映り込み領域は車両周辺の状況についての情報を何ら提供するものではなく不要な画像領域と考えられる。このため、特許文献1に開示の技術では、表示装置の表示領域を有効に利用できていない可能性がある。すなわち、特許文献1に開示の技術では、効率的な表示を実現できていない可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、効率的な表示を実現できる撮影画像処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、撮影画像処理装置は、
車両に配設されたカメラによって前記車両の周辺領域が撮影された画像において、前記カメラのフードの映り込み領域を含む不要画像領域を特定する特定部と、
前記不要画像領域内に、先進運転支援システムからの運転支援情報を表示する表示領域を設定する表示領域設定部と、
を具備する。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、効率的な表示を実現できる撮影画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態における撮影画像処理装置の一例を示すブロック図である。
カメラフードの映り込み領域の一例を示す図である。
第2実施形態における撮影画像処理装置の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。なお、各実施の形態は、適宜他の実施の形態と組み合わせることができる。本開示において図面は1以上の実施の形態に関連付けられうる。また、図面の各要素は、1以上の実施の形態に当てはまりうる。また、実施形態において、同一又は同等の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における撮影画像処理装置の一例を示すブロック図である。図1において撮影画像処理装置10は、特定部11と、表示領域設定部12とを有している。撮影画像処理装置10は、例えば、車両に取り付けられるドライブレコーダであってもよい。なお、撮影画像処理装置10は、車両の先進運転支援システム(ADAS : Advanced Driving Assistant System)(不図示)、車両のエンジン制御ECU(Electronic Control Unit)、ブレーキECU、及びカメラECU等とCAN(Controller Area Network)を介して接続される、CANインタフェース部(不図示)を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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