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公開番号2025055373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164675
出願日2023-09-27
発明の名称動画像符号化装置、復号装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約【課題】補助拡張情報(SEI)処理順序SEIメッセージでは、SEIメッセージによって入力及び/又は出力される画像サイズが異なるため、処理の整合性がとれない。
【解決手段】動画像符号化装置10と、ネットワーク21と、動画像復号装置30と、画像表示装置41と、からなる動画像伝送システム1において、動画像復号装置は、符号化データTeを復号して復号画像を生成する画像復号装置と、復号画像に補助拡張処理を行う補助拡張処理装置と、補助拡張処理装置を動作させるための複数の補助拡張情報を復号する補助拡張情報復号装置と、を有する。補助拡張情報は、複数の補助拡張情報の優先処理順序を示し、その優先処理順序に応じて、補助拡張処理装置に入力する復号画像のパラメータを変更することを示す情報を含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
符号化データを復号して復号画像を生成する画像復号装置と、
前記復号画像に補助拡張処理を行う補助拡張処理装置と、
前記補助拡張処理装置を動作させるための複数の補助拡張情報を復号する補助拡張情報復号装置を備え、
前記補助拡張情報は、複数の補助拡張情報の優先処理順序を示す補助拡張情報を有し、
前記複数の補助拡張情報の優先処理順序を示す補助拡張情報は、
優先処理順序に応じて、補助拡張処理装置に入力する復号画像のパラメータを変更することを示す情報を有する特徴とする動画像復号装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
動画像信号を符号化して符号化データを生成する画像符号化装置と、
複数の補助拡張情報を作成する補助拡張情報作成装置と、
前記複数の補助拡張情報を符号化する補助拡張情報符号化装置を備え、
前記補助拡張情報は、複数の補助拡張情報の優先処理順序を示す補助拡張情報を有し、
前記複数の補助拡張情報の優先処理順序を示す補助拡張情報は、
優先処理順序に応じて、補助拡張処理装置に入力する局部復号画像のパラメータを変更することを示す情報を有する特徴とする動画像符号化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、動画像符号化装置、復号装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
動画像を効率的に伝送または記録するために、動画像を符号化することによって符号化データを生成する動画像符号化装置、および、当該符号化データを復号することによって復号画像を生成する動画像復号装置が用いられている。
【0003】
具体的な動画像符号化方式としては、例えば、H.264/AVCやH.265/HEVC(High-Efficiency Video Coding)方式などが挙げられる。
【0004】
このような動画像符号化方式においては、動画像を構成する画像(ピクチャ)は、画像を分割することにより得られるスライス、スライスを分割することにより得られる符号化ツリーユニット(CTU:Coding Tree Unit)、符号化ツリーユニットを分割することで得られる符号化単位(符号化ユニット(Coding Unit:CU)と呼ばれることもある)、及び、符号化単位を分割することより得られる変換ユニット(TU:Transform Unit)からなる階層構造により管理され、CU毎に符号化/復号される。
【0005】
また、このような動画像符号化方式においては、通常、入力画像を符号化/復号することによって得られる局所復号画像に基づいて予測画像が生成され、当該予測画像を入力画像(原画像)から減算して得られる予測誤差(「差分画像」または「残差画像」と呼ぶこともある)が符号化される。予測画像の生成方法としては、画面間予測(インター予測)、および、画面内予測(イントラ予測)が挙げられる。
【0006】
また、近年の動画像符号化及び復号の技術として画像の性質や、表示方法、タイミングなどを符号化データと同時に伝送するための補助拡張情報SEI(Supplemental Enhancement Information)メッセージが規定されている。非特許文献1では、非特許文献2などに記載されているSEIメッセージが複数存在する場合、符号化側が決めた好ましい処理順序を示す情報(優先処理順序情報)を規定したSEIメッセージが提案されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
SEI processing order SEI message in VVC (draft 5), JVET-AE2027
Consent: H.266 V3 "Versatile video coding" (Rev.), ITU-T SG16(Study Period 2022) Temporary Document 171-PLEN
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
非特許文献1で開示されているSEI処理順序SEIメッセージでは、SEIメッセージによって、入力、出力される画像サイズが異なるため、処理の整合性がとれないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係る動画像復号装置は、
符号化データを復号して復号画像を生成する画像復号装置と、
前記復号画像に補助拡張処理を行う補助拡張処理装置と、
前記補助拡張処理装置を動作させるための複数の補助拡張情報を復号する補助拡張情報復号装置を備え、
前記補助拡張情報は、複数の補助拡張情報の優先処理順序を示す補助拡張情報を有し、
前記複数の補助拡張情報の優先処理順序を示す補助拡張情報は、
優先処理順序に応じて、補助拡張処理装置に入力する復号画像のパラメータを変更することを示す情報を有する特徴とする。
【0010】
また、本発明の一態様に係る動画像符号化装置は、
動画像信号を符号化して符号化データを生成する画像符号化装置と、
複数の補助拡張情報を作成する補助拡張情報作成装置と、
前記複数の補助拡張情報を符号化する補助拡張情報符号化装置を備え、
前記補助拡張情報は、複数の補助拡張情報の優先処理順序を示す補助拡張情報を有し、
前記複数の補助拡張情報の優先処理順序を示す補助拡張情報は、
優先処理順序に応じて、補助拡張処理装置に入力する局部復号画像のパラメータを変更することを示す情報を有する特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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