特許ウォッチ

公開番号2025052876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161847
出願日2023-09-26
発明の名称回転ブラシ、掃除機及び吸込口体
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類A47L 9/04 20060101AFI20250331BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】高い静音性を有する回転ブラシ、掃除機及び吸込口体を提供する。
【解決手段】回転ブラシは、外輪と、軸孔が形成された内輪と、を備える玉軸受けと、前記外輪が結合される軸支部品と、ねじ孔が形成され前記軸孔に挿入される挿入部を備える回転軸と、前記ねじ孔に螺合し前記内輪を前記回転軸に向かって押圧するタッピングビスと、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
外輪と、軸孔が形成された内輪と、を備える玉軸受けと、
前記外輪が結合される軸支部品と、
ねじ孔が形成され前記軸孔に挿入される挿入部を備える回転軸と、
前記ねじ孔に螺合し前記内輪を前記回転軸に向かって押圧するタッピングビスと、
を備える回転ブラシ。
続きを表示（約 750 文字）【請求項２】
前記回転軸は、前記挿入部につらなり前記挿入部の径より大きい径を有する大径部を備え、
前記タッピングビスは、前記内輪を前記大径部に向かって押圧する
請求項１に記載の回転ブラシ。
【請求項３】
前記挿入部の前記回転ブラシの軸方向についての長さは、前記軸孔の前記軸方向についての長さ以下である
請求項２に記載の回転ブラシ。
【請求項４】
前記タッピングビスは、前記挿入部を前記内輪に向かって押圧する
請求項３に記載の回転ブラシ。
【請求項５】
前記タッピングビスは、前記回転ブラシの径方向の外側方向に前記挿入部を押圧する
請求項４に記載の回転ブラシ。
【請求項６】
前記タッピングビスは、前記回転ブラシの軸方向に前記内輪を押圧する
請求項５に記載の回転ブラシ。
【請求項７】
前記タッピングビスは、前記ねじ孔に螺合する軸部と、前記軸部につらなり前記内輪を前記大径部に向かって押圧する頭部と、を備える
請求項６に記載の回転ブラシ。
【請求項８】
前記頭部は、前記回転ブラシの軸方向に前記内輪を押圧する
請求項７に記載の回転ブラシ。
【請求項９】
前記タッピングビスは、前記ねじ孔に螺合する軸部と、前記軸部につらなり前記内輪を前記大径部に向かって押圧する頭部と、を備える
請求項２から５までのいずれかに記載の回転ブラシ。
【請求項１０】
前記タッピングビスは、前記挿入部を前記内輪に向かって押圧する
請求項１又は２に記載の回転ブラシ。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、回転ブラシ、掃除機及び吸込口体に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、壁面洗浄装置のヘッド部を開示する。当該ヘッド部においては、ボールベアリングが、半ねじボルトのねじ溝が形成されていない部分の周りに配置される。半ねじボルトの頭部及び環状の押え板は、協同してボールベアリングを挟み付けて保持する。環状の押え板は、ブラシホルダーにねじ止めされる（段落００１５及び００２８並びに図５）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１２－２９９７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された壁面洗浄装置のヘッド部においては、半ねじボルトの軸部のねじ溝が形成されていない部分とボールベアリングとの間に隙間が形成される可能性がある。このため、芯ブレが発生して騒音が発生する可能性がある。
【０００５】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、高い静音性を有する回転ブラシ、掃除機及び吸込口体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の第１の態様の回転ブラシは、外輪と、軸孔が形成された内輪と、を備える玉軸受けと、前記外輪が結合される軸支部品と、ねじ孔が形成され前記軸孔に挿入される挿入部を備える回転軸と、前記ねじ孔に螺合し前記内輪を前記回転軸に向かって押圧するタッピングビスと、を備える。
【０００７】
本開示の第２の態様の掃除機は、本開示の第１の態様の回転ブラシと、前記回転ブラシが配置される吸込口と、前記吸込口を経由して塵芥を吸引する吸引部と、を備える。
【０００８】
本開示の第３の態様の吸込口体は、本開示の第１の態様の回転ブラシを備える。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
第１実施形態の掃除機を模式的に図示する斜視図である。
第１実施形態の掃除機に備えられる吸込口体の、左前上方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
第１実施形態の掃除機に備えられる吸込口体の、右前下方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
第１実施形態の掃除機に備えられる吸込口体の、左右方向と垂直をなす断面を模式的に図示する断面図である。
第１実施形態の掃除機に備えられる吸込口体の、右前下方から見た状態を模式的に図示する分解斜視図である。
第１実施形態の掃除機に備えられる吸込口体の、右後上方から見た状態を模式的に図示する分解斜視図である。
第１実施形態の掃除機に備えられる吸込口体の回転ブラシ、ブラシモーター及びベルトを模式的に図示する斜視図である。
第１実施気形態の掃除機に備えられる吸込口体の回転ブラシの、左右方向と垂直をなす断面を模式的に図示する断面図である。
第１実施形態の掃除機に備えられる吸込口体の回転ブラシの、左前上方から見た状態を模式的に図示する分解斜視図である。
第１実施形態の掃除機に備えられる吸込口体の、前後方向と垂直をなす断面を模式的に図示する断面図である。
第２実施形態の掃除機を模式的に図示する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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