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公開番号2025054006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163171
出願日2023-09-26
発明の名称空調制御システム
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類F24F 11/74 20180101AFI20250331BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】充分な除湿を行いつつ室温を調整することで、ユーザの快適性が高い冷房運転を実現することができる空調制御システムを提供する。
【解決手段】空調制御システムは、室内熱交換器及び圧縮機を含むサイクル部と、室内送風部と、を有する空調部と、空調部を制御して冷房運転を実行させる制御部と、室内の絶対湿度と目標絶対湿度との湿度差を算出する湿度差算出部と、湿度差に基づいて室内熱交換器の理想温度を算出する理想熱交温度算出部と、を備え、制御部は、冷房運転を開始すると、室内への送風量を所定の初期送風量になるように制御し、冷房運転の開始から室内熱交換器の温度が上記理想温度以下になるまでは、室内への送風量が初期送風量を上回らないように制御する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
室内熱交換器及び圧縮機を含むサイクル部と、室内送風部と、を有する空調部と、
前記空調部を制御して冷房運転を実行させる制御部と、
室内の絶対湿度と目標絶対湿度との湿度差を算出する湿度差算出部と、
前記湿度差に基づいて前記室内熱交換器の理想温度を算出する理想熱交温度算出部と、を備え、
前記制御部は、
前記冷房運転を開始すると、前記室内への送風量を所定の初期送風量になるように制御し、
前記冷房運転の開始から前記室内熱交換器の温度が前記理想温度以下になるまでは、前記室内への送風量が前記初期送風量を上回らないように制御する
空調制御システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記冷房運転の開始から所定時間が経過するまでは、前記室内への送風量を経時的に下げる
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項3】
前記室内熱交換器の温度と前記室内熱交換器の理想温度との熱交温度差を算出する熱交温度差算出部と、
前記熱交温度差に基づいて目標送風量を決定する目標送風量決定部と、
判定部と、を更に備え、
前記制御部は、前記判定部が、前記室内への送風量と、前記目標送風量と、の差が、閾値A以上であると判定した場合、前記室内への送風量を前記閾値Aだけ減少させる
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項4】
前記湿度差が大きいほど、前記閾値Aを大きく設定する
請求項3に記載の空調制御システム。
【請求項5】
室内外の各温度を測定する温度センサを、更に備え、
前記室内外の温度差が小さいほど、前記閾値Aを大きく設定する
請求項3に記載の空調制御システム。
【請求項6】
前記湿度差が大きいほど、前記室内熱交換器の理想温度を低く設定する
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項7】
室内外の各温度を測定する温度センサを、更に備え、
前記室内外の温度差が小さいほど、前記室内熱交換器の理想温度を低く設定する
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項8】
室内の温度を測定する温度センサと、
前記室内の温度と目標温度との室内温度差を算出する室内温度差算出部と、を更に備え、
前記制御部は、前記室内温度差に基づいて前記圧縮機の回転数を制御する
請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記圧縮機の回転数とは独立して、前記室内への送風量を制御する
請求項8に記載の空調制御システム。
【請求項10】
室内熱交換器及び圧縮機を含むサイクル部と、室内送風部と、を有する空調部と、
前記空調部を制御して冷房運転を実行させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記冷房運転を開始すると、前記室内への送風量を所定の初期送風量になるように制御し、
前記冷房運転の開始から前記室内の絶対湿度が目標絶対湿度以下になるまでは、前記室内への送風量が前記初期送風量を上回らないように制御する
空調制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
以下の開示は、空調制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
空気調和機においてユーザの快適性を高める技術が種々開発されており、例えば特許文献1には、空調空間の温度及び湿度を取得し、取得された温度及び湿度に応じて運転モードを切り替える空調装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/035912号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の空気調和機では、室温と設定温度との温度差が大きいときは冷房能力を高めて湿度を下げながら室温も下げる運転を行い、温度差が小さくなると除湿運転を開始するといった動作が一般的である。だが、冷房運転では、温度差を小さくしてから除湿すると、湿度が充分に下がらず、また除湿能力を高めた除湿運転だけを実施すると、室温が充分に下がらないため、いずれの場合もユーザの快適性に課題があった。
【0005】
本開示は、充分な除湿を行いつつ室温を調整することで、ユーザの快適性が高い冷房運転を実現することができる空調制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一実施形態は、室内熱交換器及び圧縮機を含むサイクル部と、室内送風部と、を有する空調部と、上記空調部を制御して冷房運転を実行させる制御部と、室内の絶対湿度と目標絶対湿度との湿度差を算出する湿度差算出部と、上記湿度差に基づいて上記室内熱交換器の理想温度を算出する理想熱交温度算出部と、を備え、上記制御部は、上記冷房運転を開始すると、上記室内への送風量を所定の初期送風量になるように制御し、上記冷房運転の開始から上記室内熱交換器の温度が上記理想温度以下になるまでは、上記室内への送風量が上記初期送風量を上回らないように制御する、空調制御システム。
【0007】
(2)また、本開示のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記制御部は、上記冷房運転の開始から所定時間が経過するまでは、上記室内への送風量を経時的に下げる、空調制御システム。
【0008】
(3)また、本開示のある実施形態は、上記(1)又は上記(2)の構成に加え、上記室内熱交換器の温度と上記室内熱交換器の理想温度との熱交温度差を算出する熱交温度差算出部と、上記熱交温度差に基づいて目標送風量を算出する目標送風量決定部と、判定部と、を更に備え、上記制御部は、上記判定部が、上記室内への送風量と、上記目標送風量と、の差が、閾値A以上であると判定した場合、上記室内への送風量を上記閾値Aだけ減少させる、空調制御システム。
【0009】
(4)また、本開示のある実施形態は、上記(3)の構成に加え、上記湿度差が大きいほど、上記閾値Aを大きく設定する、空調制御システム。
【0010】
(5)また、本開示のある実施形態は、上記(3)又は上記(4)の構成に加え、室内外の各温度を測定する温度センサを、更に備え、上記室内外の温度差が小さいほど、上記閾値Aを大きく設定する、空調制御システム。
(【0011】以降は省略されています)

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