特許ウォッチ

公開番号2025068348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178182
出願日2023-10-16
発明の名称ケース及び冷却庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 25/00 20060101AFI20250421BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】ケース本体内の温度上昇を低減できるケースを提供する。
【解決手段】ケースは、冷凍室の冷気吹出口の前方に配置される。ケースは、ケース本体と、蓋とを備える。ケース本体は、凹部を有する。蓋は、ケース本体の上に配され、凹部を覆う。蓋は、傾斜部を有する。傾斜部は、前後方向における一方側端部から中央側に向かって上方に延びる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
冷凍室の冷気吹出口の前方に配置されるケースであって、
凹部を有するケース本体と、
前記ケース本体の上に配され、前記凹部を覆う蓋と
を備え、
前記蓋は、前後方向における一方側端部から中央側に向かって上方に延びる傾斜部を有する、ケース。
続きを表示（約 810 文字）【請求項２】
前記傾斜部は、前端部から中央側に向かって上方に延び、
前記蓋は、前記傾斜部よりも前側に位置し、前記傾斜部側に向かって下方に伸びる部分を有する、請求項１に記載のケース。
【請求項３】
前記傾斜部は、
前端部から中央側に向かって上方に延びる第１傾斜部と、
後端部から中央側に向かって上方に延びる第２傾斜部と
を含む、請求項１又は請求項２に記載のケース。
【請求項４】
前記第１傾斜部の傾斜角が前記第２傾斜部の傾斜角よりも小さい、請求項３に記載のケース。
【請求項５】
前記蓋は、前記第１傾斜部の後端部と前記第２傾斜部の前端部とを接続する水平部を更に含む、請求項３に記載のケース。
【請求項６】
前記蓋は、前記第１傾斜部と前記第２傾斜部との間に、前記第１傾斜部の頂部及び前記第２傾斜部の頂部よりも低い位置に位置する水平部を更に含む、請求項３に記載のケース。
【請求項７】
前記蓋には、前記傾斜部の最下端よりも上方に位置する貫通孔が形成されている、請求項１又は請求項２に記載のケース。
【請求項８】
前記蓋は、前記第１傾斜部の後端部と前記第２傾斜部の前端部とを接続する水平部を更に含み、
前記水平部には貫通孔が形成されている、請求項３に記載のケース。
【請求項９】
請求項１に記載のケースと、
前記ケースが収納され、前側に向かって開口している冷却室が形成された筐体と、
前記ケースが接続されており、前記ケースの上端よりも高い位置にまで至る扉と
を備え、
前記傾斜部は、前端部から中央側に向かって上方に延び、
前記蓋は、前記傾斜部よりも扉側に位置し、前記傾斜部側に向かって下方に伸びる部分を有する、冷却庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ケース及び冷却庫に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に記載の冷蔵庫は、冷凍室内に引出し扉とともに引き出される容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００８－５７９１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
冷蔵庫には、容器の温度上昇を低減したいという要望がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一局面によれば、ケースは、冷凍室の冷気吹出口の前方に配置される。ケースは、ケース本体と、蓋とを備える。ケース本体は、凹部を有する。蓋は、ケース本体の上に配され、凹部を覆う。蓋は、傾斜部を有する。傾斜部は、前後方向における一方側端部から中央側に向かって上方に延びる。
【０００６】
本開示の他の局面によれば、冷却庫は、上記に記載のケースと、筐体と、扉とを備える。筐体は、ケースが収納され、前側に向かって開口している冷却室が形成される。扉は、ケースが接続されており、ケースの上端よりも高い位置にまで至る。傾斜部は、前端部から中央側に向かって上方に延びる。蓋は、傾斜部よりも扉側に位置し、傾斜部側に向かって下方に伸びる部分を有する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明のケース及び冷却庫によれば、ケース本体内の温度上昇を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の実施形態に係る冷蔵庫を示す正面図である。
図１に示される冷蔵庫の斜視図である。
図１に示される筐体１を示す斜視図である。
本実施形態に係る引き出しと流路とを前方斜め上方から視たときの斜視図である。
本実施形態に係る冷却室の断面を模式的に示した図である。
図５に示す冷却室の別の図である。
本実施形態に係るケースを示す斜視図である。
本実施形態の変形例１に係るケースを示す断面図である。
本実施形態の変形例２に係るケースを示す断面図である。
本実施形態の変形例３に係るケースを示す断面図である。
本実施形態の変形例４に係るケースを示す断面図である。
本実施形態の変形例５に係るケースを示す模式図である。
本実施形態の変形例６に係るケースを示す模式図である。
本実施形態の変形例７に係るケースを示す模式図である。
本実施形態の変形例８に係るケースを示す模式図である。
本実施形態の変形例９に係るケースを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【００１０】
［実施形態１］
（【００１１】以降は省略されています）

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