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公開番号
2025065594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023174883
出願日
2023-10-10
発明の名称
電子写真感光体及び画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
5/05 20060101AFI20250415BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本開示は、画像欠陥を防止することが可能な電子写真感光体及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示は、導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と、電荷輸送層と、がこの順に形成された電子写真感光体であって、前記電荷輸送層は、バインダー樹脂、シリカ粒子、一般式(1)の化合物を含有することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と、電荷輸送層と、がこの順に形成された電子写真感光体であって、
前記電荷輸送層は、バインダー樹脂、シリカ粒子、一般式(1)の化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体。
TIFF
2025065594000025.tif
32
164
(前記一般式(1)において、置換基R1~R5は、水素原子と、シアノ基と、ニトロ基と、ハロゲン原子と、ヒドロキシ基と、アルキル基と、アリール基と、複素環基と、エステル基と、アルコキシ基と、アラルキル基と、アリル基と、アミド基と、アミノ基と、アシル基と、アルケニル基と、アルキニル基と、カルボキシル基と、カルボニル基と、カルボン酸基とからなる群より選択されるいずれか1種類の置換基である。)
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記一般式(1)の化合物は、シリカ粒子の含有量に対して15~50wt%含有することを特徴とする請求項1記載の電子写真感光体。
【請求項3】
前記シリカ粒子は、電荷輸送層中の全固形分に対して、5~15wt%含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
【請求項4】
(前記電荷輸送層中の前記バインダー樹脂量/前記電荷輸送層の全固形分量)+(前記電荷輸送層中のシリカ粒子量/前記電荷輸送層の全固形分量)×5<1.25
を満足することを特徴とする請求項3記載の電子写真感光体。
【請求項5】
前記一般式(1)の化合物は、一般式(2)であることを特徴とする請求項1記載の電子写真感光体。
TIFF
2025065594000026.tif
45
164
【請求項6】
前記シリカ粒子の数平均一次粒子径は、12~30nmであることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
【請求項7】
前記バインダー樹脂は、一般式(3)の構造を有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
TIFF
2025065594000027.tif
34
164
(式(3)中、R
6
,R
7
は、同一または異なって、水素原子、炭素数1~10のアルキル基又は炭素数1~10のフルオロアルキル基を示し、n、mは0.4≦n/(m+n)≦0.6を満足し、連鎖末端基は1価の芳香族基または1価のフッ素含有脂肪族基である。)
【請求項8】
前記電荷輸送層は、表層に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、
前記電子写真感光体を帯電ローラーで帯電し、露光、転写、定着して画像を形成する画像形成部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子写真感光体及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子写真感光体には、有機感光体(以下「電子写真感光体」と共に「感光体」ともいう)が広く用いられている。
【0003】
有機感光体には、有機系材料の性質上、感光体周りのクリーニングブレード等の摺刷にともなう表面の摩耗がし易い欠点がある。また、近年、ローラー帯電による接触帯電方式の増加に伴い、より顕著になってきている。この欠点を克服する手段として、感光体表面の機械的強度を高くして表面の摩耗量を減少させる取り組みが現在までなされている。
【0004】
例えば、特許文献1及び特許文献2では、表面層に、フィラーとしてシリカ粒子を加える検討がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許6369426号公報
特許6146188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、これまでの先行技術では、複写機やプリンター内部で電荷輸送層にシリカを含有する感光体と帯電ローラーを当接した状態で数日間放置していると、スジ状の画像欠陥を引き起こすという問題があった。さらに、このスジ状画像欠陥は、回復性が低く数日間発生している場合があり、大きな問題となることがあった。
【0007】
本開示は上記問題に鑑み、画像欠陥を防止することが可能な電子写真感光体及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様では、導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と、電荷輸送層と、がこの順に形成された電子写真感光体であって、前記電荷輸送層は、少なくともバインダー樹脂、シリカ粒子、一般式(1)の化合物を含有することを特徴とする。
【0009】
本開示の他の態様では、上記電子写真感光体と、前記電子写真感光体を帯電ローラーで帯電し、露光、転写、定着して画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように本開示によれば、導電性支持体上に、バインダー樹脂、シリカ粒子、一般式(1)の化合物を含有することで、高感度であり、耐刷性に優れ、かつ高い機械的強度を持ち、帯電ローラーと当接した状態で放置しても画像欠陥を防止可能な電子写真感光体及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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