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公開番号
2025066276
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023175741
出願日
2023-10-11
発明の名称
給紙装置、及び、画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
B65H
3/00 20060101AFI20250416BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】分離ローラが給紙カセットに備えられた構成において、給紙カセットをカセット装着部から引き出したときに分離ローラがカセット装着部の内壁に接触することを回避しながらも、給紙カセットをカセット装着部に装着したときに分離ローラとフィードローラとの間に分離ニップが形成され印刷用紙の分離が適切に行われる給紙装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】給紙カセット30は、分離ローラ38がフィードローラに接触する接触位置及びフィードローラから離間した退避位置に移動可能に支持する分離側ホルダ40と、を有し、分離側ホルダ40は、給紙カセット30がカセット装着部3に装着された状態では接触位置に移動させられ、給紙カセット30がカセット装着部3から引き出された状態では、分離ローラ38が給紙カセット30を退避位置に移動させられるように構成されている。
【選択図】図3C
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置に備えられる給紙装置であって、
カセット装着部と、前記カセット装着部に着脱可能であり、印刷用紙を収容可能な給紙カセットと、を備え、
前記カセット装着部は、
前記給紙カセットに収容された前記印刷用紙に所定の高さの給紙位置で接触して、該印刷用紙を前記給紙カセットの装着方向の下流側に向かう送出方向に沿って送り出すピックアップローラと、
前記ピックアップローラよりも前記送出方向の下流側に設けられるフィードローラと、
前記給紙カセットにおける前記装着方向の下流側の背面板に対向する対向壁から、前記装着方向の上流側に向かって突出する突出部材と、を有し、
前記給紙カセットは、
前記印刷用紙が収容される用紙収容部と、
前記用紙収容部と前記背面板との間に設けられ、前記フィードローラと接触して分離ニップを形成する分離ローラと、
前記分離ローラを回転可能に支持すると共に、該分離ローラが前記フィードローラに接触する接触位置及び前記フィードローラから離間し、前記給紙カセットを前記カセット装着部に着脱するときに当該カセット装着部の内壁に接触しない高さ以下に位置する退避位置に移動可能に支持する分離側ホルダと、
を有し、
前記分離側ホルダは、
前記給紙カセットが前記カセット装着部に装着された状態では前記接触位置に移動させられ、前記給紙カセットが前記カセット装着部から引き出された状態では前記退避位置に移動させられるように構成されている、ことを特徴とする給紙装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
さらに、
前記分離側ホルダを前記退避位置から前記接触位置に向けて付勢する第一付勢部材と、
前記分離側ホルダの脇に鉛直方向に設けられた回動軸に支持され、前記分離側ホルダに設けられた被係合部に係合する係合位置と、前記被係合部との係合が解除された解除位置とに回動可能に支持されたレバー部材と、
前記レバー部材を前記解除位置から前記係合位置に向けて付勢する第二付勢部材と、を有し、
前記分離側ホルダは、
前記給紙カセットが前記カセット装着部に装着された状態では、前記レバー部材が前記突出部材によって前記第二付勢部材による付勢力に抗して前記解除位置に回動させられるのに伴って、前記レバー部材と前記被係合部との係合が解除され、前記第一付勢部材の付勢力により、前記接触位置に移動させられ、
前記給紙カセットが前記カセット装着部から引き出された状態では、前記レバー部材が前記第二付勢部材の付勢力により前記係合位置に回動させられるのに伴って、前記レバー部材と前記被係合部とが係合して、前記第一付勢部材による付勢力に抗して前記退避位置に移動させられるように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
【請求項3】
前記レバー部材は、前記分離側ホルダの前記被係合部に係合する係合部と、前記回動軸が挿通される軸受部と、前記突出部材が接触する受圧部とを有し、
前記係合部と前記受圧部とは前記軸受部を挟んで互いに反対側に位置するように構成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
【請求項4】
前記係合部は、前記被係合部と接触する面がテーパ面となっている、ことを特徴とする請求項3に記載の給紙装置。
【請求項5】
前記給紙カセットは、前記背面板に前記突出部材が挿通可能な開口部を備えている、ことを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
【請求項6】
前記給紙カセットは、前記印刷用紙を収容する用紙収容部と前記背面板との間に前記分離側ホルダを配置するための分離側ホルダ配置部を備え、
前記分離側ホルダ配置部は、前記用紙収容部よりも上げ底に構成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
【請求項7】
さらに、
前記分離側ホルダを前記退避位置から前記接触位置に向けて付勢する第一付勢部材と、
前記第一付勢部材を前記分離側ホルダに接触可能に支持するとともに、前記分離側ホルダの脇に水平方向に設けられた回動軸に支持され、前記突出部材による押上げにより当該第一付勢部材の付勢力を前記分離側ホルダに作用させる付勢位置と、前記突出部材による押上げが解除されることにより当該第一付勢部材の付勢力を前記分離側ホルダに作用させない非付勢位置とに回動可能に支持されたレバー部材と、を有し、
前記分離側ホルダは、
前記給紙カセットが前記カセット装着部に装着された状態では、前記レバー部材が前記付勢位置に回動させられるのに伴って、前記第一付勢部材の付勢力により、前記接触位置に移動させられ、
前記給紙カセットが前記カセット装着部から引き出された状態では、前記レバー部材が前記非付勢位置に回動させられるのに伴って、前記退避位置に移動させられるように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の給紙装置と、
前記給紙装置によって給送された印刷用紙に画像を形成する画像形成部と、を備え
ている、ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に備えられる給紙装置、及び、当該給紙装置が備えられた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機やプリンタ等の画像形成装置では、給紙カセットに収容された印刷用紙が給紙装置によって取り出され画像形成部に送り出される。
【0003】
給紙装置は、給紙カセットの、画像形成装置の装置本体に設けられたカセット装着部に対する装着方向の奥側の上方に設けられるピックアップローラと、ピックアップローラよりも用紙搬送方向の下流側に設けられる捌き部を備えている。
【0004】
捌き部は、用紙搬送路を挟んで対向配置されたフィードローラと、当該フィードローラとの間に分離ニップを形成する分離ローラと、を含んでおり、分離ローラと印刷用紙との摩擦を利用することによって、ピックアップローラにより引き出された用紙を、フィードローラと接触する一枚に分離して下流側に搬送するように構成されている。
【0005】
なお、給紙カセットのカセット装着部に対する装着方向と、当該給紙カセットからの印刷用紙の取り出し方向とが同じ方向となるように構成されている。
【0006】
ところで、ピックアップローラやフィードローラは画像形成装置のカセット装着部側に備えられているのに対して、分離ローラは当該カセット装着部側に備えられているものもあれば、給紙カセット側に備えられているものもある。
【0007】
分離ローラがカセット装着部側に備えられているタイプのものは、フィードローラと分離ローラとの位置決めが確実であるため設計しやすい点でメリットがある。しかし、紙詰まりの処理性や、フィードローラと分離ローラとが圧接されたままであるため、ローラの交換が煩雑であるといったデメリットがある。
【0008】
一方、分離ローラが給紙カセット側に備えられているタイプのものは、フィードローラと分離ローラとの位置決めが難しく設計しにくい点でデメリットがある。しかし、紙詰まりの処理性や、フィードローラと分離ローラとが離間するため、ローラの交換が容易であるといったメリットがある。
【0009】
しかし、当該分離ローラが給紙カセットに備えられるタイプのものにおいては、給紙カセットをカセット装着部から取り外すときに、分離ローラとフィードローラとが離間するのであるが、図5に示すように、分離ローラをフィードローラへと付勢する付勢力によって分離ローラが給紙カセットの高さよりも上方に向けて突出することになるため、この分離ローラがカセット装着部の内壁に接触しないように、クリアランスを大きく設ける必要があった。
【0010】
分離ローラがカセット装着部の内壁に接触しないようにすることができれば、高さに関する自由度が上がり、より高さの低いコンパクトな設計が可能となるため、分離ローラとカセット装着部のクリアランスの問題を解決する必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
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