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公開番号
2025062621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023171716
出願日
2023-10-03
発明の名称
画像形成体、画像形成装置および画像形成方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41M
3/14 20060101AFI20250408BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】画像形成体の単体から潜像を視認されることを抑制できる画像形成体等を提供する。
【解決手段】基材と、前記基材に画像形成され、位相と線数と角度とのうち少なくとも1つが相互に異なる複数種類の万線により形成されるモアレ画像部と、を備え、前記複数種類の万線のうち異なる種類の万線により形成される複数の境界部が、前記モアレ画像に含まれる潜像の輪郭線と一致する箇所と前記潜像の輪郭線に一致しない箇所との両者に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、
前記基材に画像形成され、位相と線数と角度とのうち少なくとも1つが相互に異なる複数種類の万線により形成されるモアレ画像部と、を備え、
前記複数種類の万線のうち異なる種類の万線により形成される複数の境界部が、前記モアレ画像部に含まれる潜像の輪郭線と一致する箇所と前記潜像の輪郭線に一致しない箇所との両者に形成されている、画像形成体。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記複数種類の万線は、同じ方向に延在する複数の万線ペアを含み、
前記複数の万線ペアのうち第1の万線ペアと第2の万線ペアとは異なる角度で相互に交わることで所定のパターンを形成し、
前記所定のパターンに含まれる複数の領域の境界の一部は、前記潜像の輪郭線に一致しない箇所に配置される、請求項1に記載の画像形成体。
【請求項3】
前記所定のパターンは、市松模様パターンと、鱗パターンと、檜垣パターンと、襷パターンと、松皮菱パターンと、麻の葉パターンと、六つ手卍パターンと、籠目パターンと、亀甲繋ぎパターンと、毘沙門亀甲パターンとの何れかである、請求項2に記載の画像形成体。
【請求項4】
前記所定のパターンに含まれる複数の領域の境界の方向と前記潜像の輪郭線の方向とが一致している、請求項2に記載の画像形成体。
【請求項5】
前記画像形成体と重ね合わせられることで、前記潜像を発生させる透明性のシート部材に、前記所定のパターンに含まれる複数の領域のうち前記潜像を構成する一部の領域が分散して配置される、請求項2に記載に画像形成体。
【請求項6】
前記所定のパターンに含まれる複数の領域の境界が曲線状である、請求項2に記載の画像形成体。
【請求項7】
基材に対して、位相と線数と角度とのうち少なくとも1つが相互に異なる複数種類の万線によりモアレ画像を画像形成する画像形成部、を備え、
前記画像形成部は、前記複数種類の万線のうち異なる種類の万線により形成される複数の境界部が、前記モアレ画像部に含まれる潜像の輪郭線と一致する箇所と前記潜像の輪郭線に一致しない箇所との両者に形成するように前記画像形成を行う、
画像形成装置。
【請求項8】
基材に対して、位相と線数と角度とのうち少なくとも1つが相互に異なる複数種類の万線によりモアレ画像を画像形成する際に、前記複数種類の万線のうち異なる種類の万線により形成される複数の境界部が、前記モアレ画像部に含まれる潜像の輪郭線と一致する箇所と前記潜像の輪郭線に一致しない箇所との両者に形成するように前記画像形成を行う、
画像形成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成体、画像形成装置および画像形成方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、有価証券等の偽造或いは複製を防止するためにモアレ技術が用いられている。関連する技術として、ピッチ、幅、形状が均一でない変形万線パターンの位相を1/2ピッチずらして潜像化する技術が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-174880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、所定の万線パターンを用いて潜像が形成された画像形成体に対して、潜像を顕在化させる万線パターンが形成された透明性のシート部材を重ね合わせることで、上記の潜像が可視化される。
【0005】
ここで、単純な万線パターンを用いて画像形成体に潜像が形成されているような場合、透明性のシート部材を重ね合わせることなく、画像形成体の単体から潜像を判別できてしまうことがある。この場合、画像形成体とシート部材との両方を用いて潜像を可視化させる本来のモアレ技術による効果が得られなくなる。特許文献1は、かかる問題を解決するものではない。
【0006】
1つの側面として、本開示の目的は、画像形成体の単体から潜像を視認されることを抑制できる画像形成体等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る画像形成体は、基材と、前記基材に画像形成され、位相と線数と角度とのうち少なくとも1つが相互に異なる複数種類の万線により形成されるモアレ画像部と、を備え、前記複数種類の万線のうち異なる種類の万線により形成される複数の境界部が、前記モアレ画像に含まれる潜像の輪郭線と一致する箇所と前記潜像の輪郭線に一致しない箇所との両者に形成されている。
【0008】
また、本発明の一態様に係る画像形成装置は、基材に対して、位相と線数と角度とのうち少なくとも1つが相互に異なる複数種類の万線によりモアレ画像を画像形成する画像形成部、を備え、前記画像形成部は、前記複数種類の万線のうち異なる種類の万線により形成される複数の境界部が、前記モアレ画像部に含まれる潜像の輪郭線と一致する箇所と前記潜像の輪郭線に一致しない箇所との両者に形成するように前記画像形成を行う。
【0009】
また、本発明の一態様に係る画像形成方法は、基材に対して、位相と線数と角度とのうち少なくとも1つが相互に異なる複数種類の万線によりモアレ画像を画像形成する際に、前記複数種類の万線のうち異なる種類の万線により形成される複数の境界部が、前記モアレ画像部に含まれる潜像の輪郭線と一致する箇所と前記潜像の輪郭線に一致しない箇所との両者に形成するように前記画像形成を行う。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態における画像形成体とシート部材との重ね合わせの一例を示す図である。
図1の画像形成体を示す図である。
従来技術における画像形成体とシート部材との重ね合わせの一例を示す図である。
画像形成体の万線の第1の例を示す図である。
画像形成体の万線の第2の例を示す図である。
画像形成体の万線の第3の例を示す図である。
画像形成体の万線の第4の例を示す図である。
潜像を構成する領域の一部の第1の例を示す図である。
潜像を構成する領域の一部の第2の例を示す図である。
市松模様の配置についての第1の例を示す図である。
市松模様の配置についての第2の例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが鱗のパターンの一例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが檜垣のパターンの一例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが欅のパターンの一例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが松皮菱のパターンの一例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが麻の葉のパターンの一例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが六つ手卍のパターンの一例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが籠目のパターンの一例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが亀甲繋ぎのパターンの一例を示す図である。
モアレ画像部のパターンが毘沙門亀甲のパターンの一例を示す図である。
第2実施形態における画像形成体とシート部材との重ね合わせの一例を示す図である。
第3実施形態における画像形成体とシート部材との重ね合わせの一例を示す図である。
第4実施形態における画像形成体に形成されるモアレ画像部のパターンの第1の例を示す図である。
第4実施形態における画像形成体に形成されるモアレ画像部のパターンの第2の例を示す図である。
第5実施形態における画像形成体とシート部材との重ね合わせの一例を示す図である。
画像形成装置の一例を示す図である。
画像形成装置が実行する処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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