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公開番号
2025057931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167776
出願日
2023-09-28
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250402BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】サブブレードに付着するトナーの量を十分削減できる、画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体21の表面に接触するように配置され、感光体21の表面に付着した付着物を除去するクリーニングブレード28と、クリーニングブレード28で除去された付着物を収容する収容ボックス27と、クリーニングブレード28よりも感光体21の回転方向の上流側に、感光体21と接触するように配置され、収容ボックス27に収容された付着物が収容ボックス27の外側に飛散することを防止するシート状のサブブレード29と、サブブレード29よりも感光体21の回転方向の上流側に配置され、感光体21の表面を除電する除電装置と、感光体21の表面に回転軸方向に延びたトナー像を形成し、形成したトナー像を、オフした状態の除電装置を通過させるサブブレード29の清掃動作を実行可能である制御部と、を備える。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の回転方向に回転可能で、帯電装置によって表面が所定電位に帯電され、前記表面に画像形成装置によってトナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体の表面に接触するように配置され、前記像担持体の表面に付着した付着物を除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材で除去された前記付着物を収容する収容ボックスと、
前記クリーニング部材よりも前記像担持体の前記回転方向の上流側に、前記像担持体と接触するように配置され、前記収容ボックスに収容された前記付着物が前記収容ボックスの外側に飛散することを防止するシート状の封止部材と、
前記封止部材よりも前記像担持体の前記回転方向の上流側に配置され、前記像担持体の表面を除電する除電装置と、
前記像担持体の表面に回転軸方向に延びたトナー像を形成し、形成した前記トナー像を、オフした状態の前記除電装置を通過させて前記封止部材の前記像担持体との当接部を通過させる前記封止部材の清掃動作を実行可能である制御部と、を備えた画像形成装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記トナー像は前記回転方向に複数形成される、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記像担持体に複数形成されるトナー像は、前記像担持体の軸方向と平行に形成される、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記像担持体に複数形成されるトナー像は、前記像担持体の軸方向に対して交差するように傾斜して形成される、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記像担持体に形成された前記トナー像をシートに転写する転写装置を、前記除電装置よりも前記回転方向の上流側に更に備え、
前記制御部は、前記除電装置をON状態にして前記トナー像を前記シートに転写させる画像形成動作を実行可能で、前記封止部材の清掃動作を、前記画像形成動作が所定の回数行われた後に実行する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
所定の回転方向に回転可能で、帯電装置によって表面が所定電位に帯電され、前記所定電位に帯電された表面に露光装置によって静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体の表面に接触するように配置され、前記像担持体の表面に付着した付着物を除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材で除去された前記付着物を収容する収容ボックスと、
前記クリーニング部材よりも前記像担持体の前記回転方向の上流側に配置され、前記収容ボックスに収容された前記付着物が前記収容ボックスの外側に飛散することを防止するシート状の封止部材と、
前記封止部材よりも前記像担持体の前記回転方向の上流側に配置され、前記像担持体の表面を除電する除電装置と、
前記像担持体の表面に回転軸方向に延びた静電潜像を形成し、前記除電装置をオフした状態で前記封止部材を通過させる、前記封止部材の清掃動作を実行可能である制御部と、を備えた画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、像担持体のクリーニング装置を備えた画像形成装置に関し、特に、像担持体に付着した付着物を除去して収容ボックスに収容するクリーニング装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のクリーニング装置として、トナー像が形成される移動可能な電子写真感光体(感光体)に接触し、感光体表面の現像剤(感光体に付着した付着物)を除去するクリーニング部材(クリーニングブレード)と、クリーニングブレードで除去された付着物を収容する収容部(収容ボックス)と、クリーニングブレードよりも感光体の移動方向の上流側で感光体と接触し、収容ボックスに収容された付着物の漏れ出しを防止する封止用のシール部材(封止部材)とを有し、封止部材に付着するトナーの量を削減するために、封止部材と感光体の仕事関数の差を0.25eV以上とするクリーニング装置が特許第4764481号公報(特許文献1)に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4764481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のクリーニング装置では、感光体の移動方向上流側に感光体を除電するための除電光を通過させる光透過部を、封止部材と転写工程を行う位置の間に設ける。このように構成することで、転写工程で発生する転写残トナーと感光体との静電的な付着力を弱め、クリーニングブレードでの転写残トナーの除去を良好に行うとともに、封止部材と感光体の仕事関数の差を0.25eV以上とすることで、感光体との静電的な付着力が弱まった転写残トナーが封止部材を通過できす、封止部材に堰き止められて落下することを防止する。しかしながら、封止部材と感光体の仕事関数の差を0.25eV以上となるように設定しても、封止部材を通過できない転写残トナーの数を0にすることは困難であった。特に、転写工程においてシートのジャムが発生した場合など、大量の転写残トナーが発生した場合は、封止部材に転写残トナーが付着する虞があった。
【0005】
本開示は上記のような問題点を解消するためになされたもので、クリーニングブレードによって感光体から除去されたトナーを含む付着物が収容される収容ボックスから、収容された付着物が漏れ出すことを防止する封止部材(サブブレード)に付着するトナーを除去してクリーニングブレードで回収する、画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る画像形成装置は、所定の回転方向に回転可能で、帯電装置によって表面が所定電位に帯電され、表面に画像形成装置によってトナー像が形成される像担持体と、像担持体の表面に接触するように配置され、像担持体の表面に付着した付着物を除去するクリーニング部材と、クリーニング部材で除去された付着物を収容する収容ボックスと、クリーニング部材よりも像担持体の回転方向の上流側に、像担持体と接触するように配置され、収容ボックスに収容された付着物が収容ボックスの外側に飛散することを防止するシート状の封止部材と、封止部材よりも像担持体の回転方向の上流側に配置され、像担持体の表面を除電する除電装置と、像担持体の表面に回転軸方向に延びたトナー像を形成し、形成したトナー像を、オフした状態の除電装置を通過させて封止部材の像担持体との当接部を通過させる封止部材の清掃動作を実行可能である制御部と、を含む。
【0007】
好ましくは、トナー像は回転方向に複数形成される。
【0008】
さらに好ましくは、像担持体に複数形成されるトナー像は、感光体の軸方向と平行に形成される。
【0009】
像担持体に複数形成されるトナー像は、感光体の軸方向に対して交差するように傾斜して形成されてもよい。
【0010】
像担持体に形成されたトナー像をシートに転写する転写装置を、除電装置よりも回転方向の上流側に更に備え、制御部は、除電装置をON状態にしてトナー像をシートに転写させる画像形成動作を実行可能で、封止部材の清掃動作を、画像形成動作が所定の回数行われた後に実行するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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