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公開番号
2025068731
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178699
出願日
2023-10-17
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250422BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】開閉カバーの開閉状態を検知する専用の開閉検知手段を省略することができ、コスト及びスペースの点で有利な画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿検知センサ25Bは、遮光体25dが原稿検知センサ25Bの発光部から受光部への発光を遮光する遮光位置にあるときは発光が遮光された遮光状態となり、遮光体25dが原稿検知センサ25Bの発光部から受光部への発光を受光可能な受光位置にあるときは発光が受光される受光状態となり、制御部は、原稿検知センサ25Bが、受光状態であるときは開閉カバー24が開かれた状態であると判断する、又は、開閉カバーが閉じられた状態24でありかつ原稿トレイ23に原稿3がセットされていないと判断し、遮光状態であるときは開閉カバー24が閉じられた状態かつ原稿トレイ23に原稿3がセットされている状態であると判断する。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿がセットされる原稿トレイと、当該原稿トレイに前記原稿がセットされたことを検知する原稿セット検知部と、前記原稿トレイにセットされた前記原稿を原稿搬送路の下流側に送出するピックアップローラを備えたピックアップユニットと、を有する原稿送り装置と、当該原稿送り装置を制御する制御部と、を備えた画像形成装置であって、
前記原稿セット検知部は、
前記原稿トレイの上方において開閉可能に設けられた開閉カバーに設けられ、前記原稿トレイに前記原稿がセットされていないときは当該原稿の検知待機位置にあり、前記原稿トレイに前記原稿がセットされたときは当該原稿が接触することにより当該原稿の検知位置に変位する原稿検知レバーと、
前記原稿送り装置の装置本体に設けられた、発光部と受光部とを備えた原稿検知センサと、を備え、
前記原稿検知レバーに、当該原稿検知レバーの変位に連動して、前記原稿検知センサの前記発光部から前記受光部への発光を遮光する遮光位置又は前記発光を受光可能な受光位置に変位する遮光体が備えられ、
前記原稿検知センサは、前記遮光体が前記遮光位置にあるときは前記発光が遮光された遮光状態となり、前記遮光体が前記受光位置にあるときは前記発光が受光される受光状態となり、
前記制御部は、前記原稿検知センサが、前記受光状態であるときは前記開閉カバーが開かれた状態であると判断する、又は、前記開閉カバーが閉じられた状態でありかつ前記原稿トレイに前記原稿がセットされていないと判断し、前記遮光状態であるときは前記開閉カバーが閉じられた状態かつ前記原稿トレイに前記原稿がセットされている状態であると判断することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
前記原稿搬送路を搬送される前記原稿のジャムを検知するジャム検知センサと、操作部とを備え、
前記制御部は、更に、前記ジャム検知センサが前記原稿のジャムを検知しているジャム検知状態からジャムを検知しないジャム非検知状態へと切り替わったあとに、前記操作部が操作されると、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態からジョブ再開状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
表示部を備え、
前記制御部は、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態から前記ジョブ再開状態に切り替えるとともに、前記表示部の表示を前記ジャム検知状態を表す画面から前記ジョブ再開状態を表す画面に切り替えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態から前記ジョブ再開状態に切り替えるとともに、更に、前記ピックアップユニットにイニシャル動作を実行させることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
原稿がセットされる原稿トレイと、当該原稿トレイに前記原稿がセットされたことを検知する原稿セット検知部と、前記原稿トレイにセットされた前記原稿を原稿搬送路の下流側に送出するピックアップローラを備えたピックアップユニットと、を有する原稿送り装置と、当該原稿送り装置を制御する制御部と、を備えた画像形成装置であって、
前記原稿セット検知部は、
前記原稿トレイの上方において開閉可能に設けられた開閉カバーに設けられ、前記原稿トレイに前記原稿がセットされていないときは当該原稿の検知待機位置にあり、前記原稿トレイに前記原稿がセットされたときは当該原稿が接触することにより当該原稿の検知位置に変位する原稿検知レバーと、
前記原稿送り装置の装置本体に設けられた、発光部と受光部とを備えた原稿検知センサと、を備え、
前記原稿検知レバーに、当該原稿検知レバーの変位に連動して、前記原稿検知センサの前記発光部から前記受光部への発光を遮光する遮光位置又は前記発光を受光可能な受光位置に変位する遮光体が備えられ、
前記原稿検知センサは、前記遮光体が前記遮光位置にあるときは前記発光が遮光された遮光状態となり、前記遮光体が前記受光位置にあるときは前記発光が受光される受光状態となり、
前記制御部は、前記原稿検知センサが、前記遮光状態であるときは前記開閉カバーが閉じられた状態かつ前記原稿トレイに前記原稿がセットされていない状態であると判断し、前記受光状態であるときは前記開閉カバーが開かれた状態であると判断する、又は、前記開閉カバーが閉じられた状態でありかつ前記原稿トレイに前記原稿がセットされている状態であると判断することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
前記原稿搬送路を搬送される前記原稿のジャムを検知するジャム検知センサを備え、
前記制御部は、更に、前記ジャム検知センサが前記原稿のジャムを検知しているジャム検知状態からジャムを検知しないジャム非検知状態へと切り替わり、且つ、前記開閉カバーが閉じられ、その時に前記原稿トレイに前記原稿がセットされていないと判断されることを条件に、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態からジョブ再開状態に切り替えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
表示部を備え、
前記制御部は、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態から前記ジョブ再開状態に切り替えるとともに、前記表示部の表示を前記ジャム検知状態を表す画面から前記ジョブ再開状態を表す画面に切り替えることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態から前記ジョブ再開状態に切り替えるとともに、更に、前記ピックアップユニットにイニシャル動作を実行させることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
原稿がセットされる原稿トレイと、当該原稿トレイに前記原稿がセットされたことを検知する原稿セット検知部と、前記原稿トレイにセットされた前記原稿を原稿搬送路の下流側に送出するピックアップローラを備えたピックアップユニットと、を有する原稿送り装置と、当該原稿送り装置を制御する制御部と、を備えた画像形成装置であって、
前記原稿搬送路を搬送される前記原稿のジャムを検知するジャム検知センサを備え、
前記原稿セット検知部は、
前記原稿トレイの上方において開閉可能に設けられた開閉カバーに設けられ、前記原稿トレイに前記原稿がセットされていないときは当該原稿の検知待機位置にあり、前記原稿トレイに前記原稿がセットされたときは当該原稿が接触することにより当該原稿の検知位置に変位する原稿検知レバーと、
前記原稿送り装置の装置本体に設けられた、発光部と受光部とを備えた原稿検知センサと、を備え、
前記原稿検知レバーに、当該原稿検知レバーの変位に連動して、前記原稿検知センサの前記発光部から前記受光部への発光を遮光する遮光位置又は前記発光を受光可能な受光位置に変位する遮光体が備えられ、
前記原稿検知センサは、前記遮光体が前記遮光位置にあるときは前記発光が遮光された遮光状態となり、前記遮光体が前記受光位置にあるときは前記発光が受光される受光状態となり、
前記制御部は、前記原稿検知センサが、前記受光状態であるときは前記開閉カバーが開かれた状態であると判断する、又は、前記開閉カバーが閉じられた状態でありかつ前記原稿トレイに前記原稿がセットされていないと判断し、前記遮光状態であるときは前記開閉カバーが閉じられた状態かつ前記原稿トレイに前記原稿がセットされている状態であると判断するとともに、
前記ジャム検知センサが前記原稿のジャムを検知しているジャム検知状態からジャムを検知しないジャム非検知状態へと切り替わったあとに、前記原稿検知センサが前記受光状態から前記遮光状態を経て前記受光状態へ切り替わると、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態からジョブ再開状態に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
表示部を備え、
前記制御部は、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態から前記ジョブ再開状態に切り替えるとともに、前記表示部の表示を前記ジャム検知状態を表す画面から前記ジョブ再開状態を表す画面に切り替えることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、原稿がセットされる原稿トレイと、当該原稿トレイに前記原稿がセットされたことを検知する原稿セット検知部と、前記原稿トレイにセットされた前記原稿を原稿搬送路の下流側に送出するピックアップローラを備えたピックアップユニットと、を有する原稿送り装置と、当該原稿送り装置を制御する制御部と、を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された画像形成装置には、装置本体に開閉検知手段30と原稿セット検知手段38を設け、被検知部30a,38aは上カバー29に設けることが開示されている。
【0003】
開閉検知手段30と原稿セット検知手段38が共にONになったときは、上カバー29が閉じられ、かつ、ジャムが発生していないことが分かるようになっている。なお、背景技術の説明中の各構成の符号は特許文献1に記載におけるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-191630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の画像形成装置においては、上カバー29(本願における開閉カバー)の開閉状態を検知する専用の開閉検知手段30を備えていたため、当該開閉検知手段30のコスト及び当該開閉検知手段30を設けるためのスペースが必要であった。
【0006】
本開示は、上述の問題に鑑みなされたものであり、従来の画像形成装置のように開閉カバーの開閉状態を検知する専用の開閉検知手段を省略することができ、コスト及びスペースの点で有利な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するための、本開示に係る画像形成装置は、原稿がセットされる原稿トレイと、当該原稿トレイに前記原稿がセットされたことを検知する原稿セット検知部と、前記原稿トレイにセットされた前記原稿を原稿搬送路の下流側に送出するピックアップローラを備えたピックアップユニットと、を有する原稿送り装置と、当該原稿送り装置を制御する制御部と、を備えた画像形成装置であって、前記原稿セット検知部は、前記原稿トレイの上方において開閉可能に設けられた開閉カバーに設けられ、前記原稿トレイに前記原稿がセットされていないときは当該原稿の検知待機位置にあり、前記原稿トレイに前記原稿がセットされたときは当該原稿が接触することにより当該原稿の検知位置に変位する原稿検知レバーと、前記原稿送り装置の装置本体に設けられた、発光部と受光部とを備えた原稿検知センサと、を備え、前記原稿検知レバーに、当該原稿検知レバーの変位に連動して、前記原稿検知センサの前記発光部から前記受光部への発光を遮光する遮光位置又は前記発光を受光可能な受光位置に変位する遮光体が備えられ、前記原稿検知センサは、前記遮光体が前記遮光位置にあるときは前記発光が遮光された遮光状態となり、前記遮光体が前記受光位置にあるときは前記発光が受光される受光状態となり、前記制御部は、前記原稿検知センサが、前記受光状態であるときは前記開閉カバーが開かれた状態であると判断する、又は、前記開閉カバーが閉じられた状態でありかつ前記原稿トレイに前記原稿がセットされていないと判断し、前記遮光状態であるときは前記開閉カバーが閉じられた状態かつ前記原稿トレイに前記原稿がセットされている状態であると判断することを特徴とする。
【0008】
上述の構成によると、制御部は、原稿検知センサからの信号に基づいて、原稿送り装置の状態を判断することができるため、従来の画像形成装置のように開閉カバーの開閉状態を検知する専用の開閉検知手段を省略することができる。したがって、コスト及びスペースの点で有利な画像形成装置を提供できる。
【0009】
本開示に係る画像形成装置において、前記原稿搬送路を搬送される前記原稿のジャムを検知するジャム検知センサと、操作部とを備え、前記制御部は、更に、前記ジャム検知センサが前記原稿のジャムを検知しているジャム検知状態からジャムを検知しないジャム非検知状態へと切り替わったあとに、前記操作部が操作されると、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態からジョブ再開状態に切り替えることを特徴としてもよい。
【0010】
本開示に係る画像形成装置において、表示部を備え、前記制御部は、当該画像形成装置を前記ジャム検知状態から前記ジョブ再開状態に切り替えるとともに、前記表示部の表示を前記ジャム検知状態を表す画面から前記ジョブ再開状態を表す画面に切り替えることを特徴としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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