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公開番号
2025042641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149677
出願日
2023-09-15
発明の名称
画像処理装置
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250321BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】原稿の白紙判定において、原稿の文字などのコンテンツや下地に色が付いている場合にも、適切に白紙かどうか判定する。
【解決手段】原稿を読み取って得たカラー画像を構成する複数の成分Y,Cb,Crを取得する取得手段と、取得手段により取得された複数の成分Y,Cb,Crごとの画像データのエッジ数をカウントするエッジカウント手段362と、エッジ数に基づいて原稿が白紙かどうか判定するための判定値を算出する判定値算出手段363と、判定値に基づいて原稿が白紙かどうかを判定する白紙判定手段364とを有することを特徴とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿を読み取って得たカラー画像を構成する複数の成分を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記複数の成分ごとの画像データのエッジ数をカウントするエッジカウント手段と、
前記エッジ数に基づいて前記原稿が白紙かどうか判定するための判定値を算出する判定値算出手段と、
前記判定値に基づいて前記原稿が白紙かどうかを判定する白紙判定手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記複数の成分は、前記原稿を読み取って得たRGB色空間の成分である第一の成分を、輝度または明度のいずれかを含む成分を有する色空間に変換して得た第二の成分であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記判定値算出手段は、前記エッジ数のうちの最大値を前記判定値とすることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記複数の成分は、前記原稿を読み取って得たRGB色空間の成分である第一の成分であり、
前記判定値算出手段は、前記エッジ数の合計または平均した値を前記判定値とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記色空間は、YCbCr色空間であることを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記複数の成分における各画素をそれぞれ二値化した二値画像を生成する二値画像生成手段を有し、
前記エッジカウント手段は、前記二値画像における各画素に対し、隣接する画素との画素値に変化があればエッジとしてカウントすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿で反射した光を光電変換して原稿の画像を読み取る画像読取装置を含む画像処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
イメージセンサを用いて原稿の画像を読み取り、デジタル処理によって原稿の画像処理を行う従来の装置がある。また、この種の従来の画像読取装置や画像処理装置では、原稿の保存を必要としない白紙原稿が読み取られた場合、その原稿の画像データの保存を行わないようにする機能をもつ場合がある。このような装置では不要な画像データの保存を行わなくなるため、ハードディスク等記録媒体上に画像を保存する際の容量の節約に役立っている。
【0003】
原稿が白紙かどうか判定する方法として、原稿を読み取って出力された多値画像データから二値画像データを作成し、二値画像データに基づいて判定する方法が提案されている(特許文献1)。原稿をカラーで読み取った場合、多値画像データは例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の三色となる。特許文献1では、カラー画像として読み込まれる場合、画素ごとにR、G、Bの各濃度値を演算にて平均化したグレースケール画像に基づいて白紙判定する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5166158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、原稿の文字などのコンテンツや下地に色が付いていると、適切に白紙かどうか判定できない場合がある。例えば、下地が緑、文字が赤で、下地と文字が同じ濃度であった場合、R、G、Bの三色の濃度を平均化すると、下地と文字の境界が分からなくなってしまい、文字などのコンテンツがあるにも関わらず白紙と判定してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記を鑑み、本発明の一態様に係る画像処理装置は、
原稿を読み取って得たカラー画像を構成する複数の成分を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記複数の成分ごとの画像データのエッジ数をカウントするエッジカウント手段と、
前記エッジ数に基づいて前記原稿が白紙かどうか判定するための判定値を算出する判定値算出手段と、
前記判定値に基づいて前記原稿が白紙かどうかを判定する白紙判定手段と
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、下地と文字とに色が付いていてもエッジを認識でき、適切に白紙かどうか判定できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の画像処理装置を適用可能な画像読取システムの一例を示す図。
スキャナの一実施形態を示すシートフィードスキャナの構成例を示す図。
スキャナの制御構成の一例を示すブロック図。
PCの構成の一例を示すブロック図。
PCで動作するアプリケーションとスキャナドライバの構成の一例を示す図。
スキャナの画像処理部の一実施形態を示すブロック図。
第一実施形態におけるスキャナの画像処理部の構成を示すブロック図。
第一実施形態におけるスキャナの白紙判定処理部の構成を示すブロック図。
第一実施形態におけるエッジの説明図。
第二実施形態におけるスキャナの画像処理部の構成を示すブロック図。
第二実施形態におけるスキャナの白紙判定処理部の構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。以下、画像読取装置と、この画像読取装置に接続可能な情報処理装置とを備えた画像処理システムについて説明する。
【0010】
〔第一実施形態〕
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像処理装置を適用可能な画像読取システムの一例を示す図である。図1において、スキャナ100は、原稿から画像データを読み取る画像読取装置である。スキャナ100は、パーソナルコンピュータ(PC)200と通信可能に接続されている。スキャナ100とPC200とは、例えばUSBなどの通信インターフェースを介して接続されていてもよいし、ネットワークを介して接続される構成でもよい。なお、ネットワークは有線、無線のいずれでもよい。PC200は、スキャナ100を制御する情報処理装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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