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公開番号
2025052847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161801
出願日
2023-09-26
発明の名称
UE(User Equipment)
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
48/04 20090101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】現在、5GSでは、エリアオブサービス(AoS)という単位で、ネットワークスライス(NS)が使用可能なエリアを管理することで、AoSの外側にいるUEに対して、NSを使用できないように制限することが検討されている。しかし、UEがAoSの外側にいることを示された場合のUE挙動は明確になっていない。また、UEがAoSの外側にいる場合の、allowed NSSAI、又はpartially allowed NSSAIの取り扱いについても明確になっていない。
【解決手段】UEがAoSの外側にいることを示された場合、UEはPDUセッション確立手続きを中止することを明確にする。また、UEがAoSの外側にいる場合、allowed NSSAI、又はpartially allowed NSSAI内のS-NSSAIを要求できないことを明確にする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
制御部を備えたUser Equipment (UE)であって、
S-NSSAI location validity information内のSingle Network Slice Selection Assistance Information(S-NSSAI)に対して、たとえ前記S-NSSAIがallowed NSSAIに含まれる、又はpartially allowed NSSAIに含まれる場合でも、前記UEが前記S-NSSAIのNetwork Slice Area of Service(NS-AoS)の外にいると判断した場合、前記制御部は、前記S-NSSAIを要求することが許可されない、
ことを特徴とするUE。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施例は、UE(User Equipment)に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、第5世代(5G)の移動通信システムである5GS(5G System)のシステムアーキテクチャが検討されており、新しい手続きや新しい機能のサポートするための議論が行われている(非特許文献1~3を参照)。現在、Release 18の仕様化に向けた検討の1つとして、ネットワークスライス(NSとも称する)機能の拡張に関する議論が行われている(非特許文献4を参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP TS 24.501 V18.4.0 (2023-09); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3 (Release 18)
3GPP TS 23.501 V18.3.0 (2023-09); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; System architecture for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)
3GPP TS 23.502 V18.3.0 (2023-09); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)
3GPP TR 23.700-41 V18.0.0 (2022-12); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on enhancement of network slicing; Phase 3 (Release 18)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在、5GSでは、エリアオブサービス(AoS)という単位で、ネットワークスライス(NS)が使用可能なエリアを管理することで、AoSの外側にいるUEに対して、NSを使用できないように制限することが検討されている。また、ネットワークは、UEに、UEがAoSの外側にいる、ということを示すことが仕様化されている。しかし、UEがAoSの外側にいることを示された場合のUE挙動は明確になっていない。また、UEがAoSの外側にいる場合の、allowed NSSAI、又はpartially allowed NSSAIの取り扱いについても明確になっていない。
【0005】
本実施例は、以上のような事情を鑑みてなされたものである。本実施例では、UEがAoSの外側にいることを示された場合、UEはPDUセッション確立手続きを中止することを明確にする。また、本実施例では、UEがAoSの外側にいる場合、allowed NSSAI、又はpartially allowed NSSAI内のS-NSSAIを要求できないことを明確にする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施例のUE(User Equipment)は、制御部を備えたUEであって、S-NSSAI location validity information内のSingle Network Slice Selection Assistance Information(S-NSSAI)に対して、たとえ前記S-NSSAIがallowed NSSAIに含まれる、又はpartially allowed NSSAIに含まれる場合でも、前記UEが前記S-NSSAIのNetwork Slice Area of Service(NS-AoS)の外にいると判断した場合、前記制御部は、前記S-NSSAIを要求することが許可されない、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本実施例によれば、UEがAoSの外側にいることを示された場合、UEはPDUセッション確立手続きを中止することが明確化される。また、本実施例によれば、UEがAoSの外側にいる場合、allowed NSSAI、又はpartially allowed NSSAI内のS-NSSAIを要求できないことが明確化される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
移動通信システム(EPS/5GS)の概略を説明する図である。
移動通信システム(EPS/5GS)の詳細構成を説明する図である。
UEの装置構成を説明する図である。
5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。
5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF)の構成を説明する図である。
登録手続きを説明する図である。
UE設定更新手続きを説明する図である。
PDUセッション確立手続きを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本実施例を実施する為に最良の形態について説明する。尚、本実施形態では1例として、本実施例を適用した場合の移動通信システムの実施形態について説明する。
【0010】
[1. システムの概要]
まず、図1は、各実施形態で使用される移動通信システム1の概略を説明する為の図であり、図2は、その移動通信システム1の詳細構成を説明する為の図である。
(【0011】以降は省略されています)
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