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公開番号
2025063966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173288
出願日
2023-10-05
発明の名称
音声出力装置、音声出力装置の制御方法およびプログラム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04R
3/00 20060101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】音声出力帯域の差分による音質劣化を抑制することができる音声出力装置等を提供する。
【解決手段】音声出力装置は、第1音声を出力する音声出力装置であって、前記音声出力装置と連動して第2音声を出力する他の音声出力装置から前記第2音声の出力帯域を示す第2音声帯域情報を取得する帯域情報取得部と、取得した前記第2音声帯域情報に基づいて、前記第1音声の出力帯域を調整する調整部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1音声を出力する音声出力装置であって、
前記音声出力装置と連動して第2音声を出力する他の音声出力装置から前記第2音声の出力帯域を示す第2音声帯域情報を取得する帯域情報取得部と、
取得した前記第2音声帯域情報に基づいて、前記第1音声の出力帯域を調整する調整部と、
を備える音声出力装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記調整部は、前記第2音声帯域情報が示す前記第2音声の出力帯域以外の帯域の音声を出力するよう前記第1音声の出力帯域を調整する、請求項1に記載の音声出力装置。
【請求項3】
前記第1音声の信号の経路上に設けられるローパスフィルタ、をさらに備え、
前記調整部は、前記ローパスフィルタのカットオフ周波数を前記第2音声の出力帯域の下限に応じた値に設定する、請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項4】
前記第1音声の信号の経路上に設けられるハイパスフィルタ、をさらに備え、
前記調整部は、前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数を前記第2音声の出力帯域の上限に応じた値に設定する、請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項5】
前記第1音声の信号の経路上に設けられるローパスフィルタと、
前記第1音声の信号の経路上に設けられるハイパスフィルタと、をさらに備え、
前記調整部は、前記ローパスフィルタのカットオフ周波数を前記第2音声の出力帯域の下限に応じた値に設定するとともに、前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数を前記第2音声の出力帯域の上限に応じた値に設定する、請求項2に記載の音声出力装置。
【請求項6】
前記音声出力装置に対するユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記音声出力装置の位置を基準として、前記ハイパスフィルタを通過した前記第1音声の一部または全部に損失が発生する所定エリアに前記ユーザがいることを前記ユーザ位置情報が示すときに、前記ユーザに対して所定の通知を行う通知部と、
をさらに備える請求項4に記載の音声出力装置。
【請求項7】
前記音声出力装置と前記他の音声出力装置との間の距離を検出する検出部と、
前記第1音声の音量を調整する音量調整部と、をさらに備え、
前記音量調整部は、前記距離が長くなるに応じて前記第1音声を調整する出力帯域における前記第1音声の音量を増加させ、前記距離が短くなるに応じて前記第1音声を調整する出力帯域における前記第1音声の音量を減少させる調整を行う、請求項1に記載の音声出力装置。
【請求項8】
前記他の音声出力装置が出力する前記第2音声の出力帯域を測定する測定装置から測定結果を示す測定情報を取得する測定情報取得部、をさらに備え、
前記調整部は、前記第2音声帯域情報が取得されなかった場合、前記測定情報に基づいて、前記第1音声の出力帯域を調整する、請求項1に記載の音声出力装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の音声出力装置を備える、表示装置。
【請求項10】
表示部と、
前記表示部の表示内容を制御する表示制御部と、
入力操作を受け付ける入力部と、をさらに備え、
前記表示制御部は、前記第2音声帯域情報が取得されなかった場合、前記第1音声の出力帯域を設定する設定画面を前記表示部に表示させ、
前記調整部は、前記設定画面が表示された後に、前記入力部が受け付けた前記第1音声の出力帯域の設定指示に応じて、前記第1音声の出力帯域を調整する、
請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声出力装置、音声出力装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、携帯型情報端末と音声出力装置とが連携して動作して、携帯型情報端末のユーザの移動に伴う周辺環境の変化に応じて、音声出力装置が出力する音声と同一の音声を出力するか否かを選択する技術が特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-82740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、ユーザが装着するネックスピーカ等のデバイスとテレビとが連携して同じ音声を出力することで、ユーザに対して両者が出力する音声を提供するシステムが用いられている。ここで、テレビが出力する音声の出力帯域の一部をネックスピーカ等のデバイスが出力できない場合、テレビが出力する音声とネックスピーカ等のデバイスが出力する音声との間に音声出力帯域の差分が生じる。この場合、テレビとネックスピーカ等のデバイスとの全体としての音質に劣化が生じる。特許文献1は、かかる問題を解決するものではない。
【0005】
1つの側面として、本開示の目的は、音声出力帯域の差分による音質劣化を抑制することができる音声出力装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る音声出力装置は、第1音声を出力する音声出力装置であって、前記音声出力装置と連動して第2音声を出力する他の音声出力装置から前記第2音声の出力帯域を示す第2音声帯域情報を取得する帯域情報取得部と、取得した前記第2音声帯域情報に基づいて、前記第1音声の出力帯域を調整する調整部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
テレビ装置およびネックスピーカを含むシステムの一例を示す図である。
第1実施形態のテレビ装置の一例を示す図である。
ネックスピーカの一例を示す図である。
第1音声の設定の第1の例を示す図である。
第1音声の設定の第2の例を示す図である。
設定UIの第1の例を示す図である。
設定UIの第2の例を示す図である。
設定UIの第3の例を示す図である。
テレビ装置およびネックスピーカの音声出力帯域の第1の例を示す図である。
出力帯域が調整された第1音声の出力帯域の第1の例を示す図である。
ユーザに聴こえる音声の帯域の第1の例を示す図である。
テレビ装置とネックスピーカとの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
テレビ装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
第2実施形態のテレビ装置の一例を示す図である。
テレビ装置およびネックスピーカの音声出力帯域の第2の例を示す図である。
出力帯域が調整された第1音声の出力帯域の第2の例を示す図である。
ユーザに聴こえる音声の帯域の第2の例を示す図である。
ユーザの位置に応じた通知制御の一例を示す図である。
第3実施形態のテレビ装置の一例を示す図である。
テレビ装置およびネックスピーカの音声出力帯域の第3の例を示す図である。
出力帯域が調整された第1音声の出力帯域の第3の例を示す図である。
ユーザに聴こえる音声の帯域の第3の例を示す図である。
距離と音量調整との関係を示すテーブルの一例を示す図である。
音量調整の一例を示す図である。
マイクの測定結果に基づく出力帯域の調整の一例を示す図である。
ユーザによる微調整の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
以下、第1実施形態について説明する。図1は、テレビ装置101およびネックスピーカ102を含むシステムの一例を示す図である。テレビ装置101は、表示機能および音声出力機能を有する表示装置である。図1のシステムにおいて、音声出力装置として、テレビ装置101の代わりに、単体のスピーカ等が用いられてもよい。
【0009】
ネックスピーカ102は、ユーザの首に装着される他の音声出力装置である。ネックスピーカ102は、テレビ装置101と近距離無線通信を行い、テレビ装置101と同じ音声を出力する。図1のシステムにおいて、ネックスピーカ102の代わりに、ヘッドホン等のウェアラブルデバイスやスマートフォン等の音声を出力するデバイス等が用いられてもよい。
【0010】
図2は、第1実施形態のテレビ装置101の一例を示す図である。テレビ装置101は、アンテナ111、スピーカ112および表示部113を有する。アンテナ111は、テレビ番組等の放送波を受信して、受信した放送波を電気信号に変換する。スピーカ112は、音声(第1音声)を出力する。スピーカ112は音声出力装置に対応する。表示部113は、テレビ番組等のコンテンツを表示する画面である。テレビ装置101の構成は、図2の例には限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
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