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公開番号
2025063162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2025004158,2021106873
出願日
2025-01-10,2021-06-28
発明の名称
画像処理装置および画像処理方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250408BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザ認証を含めた画像処理装置に対する操作を、通信接続された携帯通信端末から非接触かつ情報セキュリティが考慮された状態で簡便に行う。
【解決手段】画像処理システム100において、画像処理装置である複合機は、ユーザ認証を行う認証部と、画像処理装置を識別する識別情報を含んだ装置情報を生成する装置情報生成部と、セットされた原稿を読み取り送信するスキャンジョブの機能設定に関する設定情報を、装置情報を読み取った通信端末からネットワークを介して受信し、受信した設定情報に基づきスキャンジョブを実行させるジョブ制御部と、を備え、設定情報は、スキャンデータの送信先となるメールアドレスを含む。携帯通信端末は、認証部によるユーザ認証が成功した場合に生成された装置情報を表示するための画面を表示する表示部を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像処理装置であって、
ユーザ認証を行う認証部と、
前記画像処理装置を識別する識別情報を含んだ装置情報を生成する装置情報生成部と、
生成された装置情報を表示する表示部と、
前記画像処理装置にセットされた原稿を読み取り送信するスキャンジョブの機能設定に関する設定情報を、前記装置情報を読み取った通信端末からネットワークを介して受信し、受信した設定情報に基づき前記スキャンジョブを実行させるジョブ制御部と、
を備え、
前記設定情報は、前記原稿の読み取りによって得られるスキャンデータの、送信先となるメールアドレスを含み、
前記表示部は、前記認証部による前記ユーザ認証が成功した場合に前記装置情報を表示するための画面を表示する
画像処理装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記認証部は、インターネットを介さない通信を用いてまたは画像情報を取り込んで非接触のユーザ認証を行い、
前記認証部は、前記インターネットを介さない通信として近距離無線通信、または位置情報を利用する中距離無線通信の少なくとも何れかを1つを用いてユーザ認証を行う請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記近距離無線通信は、NFC、BluetoothまたはBluetooth LEによる通信である請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記画像処理装置の位置情報を提供する位置情報提供部をさらに備え、
前記中距離無線通信がDirect Wi-FiまたはWi-Fiアドホックモードによる通信であり、
前記認証部は、前記インターネットまたは前記中距離無線通信を介してユーザの前記通信端末の現在位置を取得し、取得された現在位置が前記位置情報に係る位置から予め定められた範囲内にある場合にユーザ認証を行う請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像情報を用いたユーザ認証が、カメラを用いた2次元コードまたは生体画像の読み取りを行うものである請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記ジョブ制御部は、ユーザがアカウント登録されたサーバを介して前記通信端末から前記設定情報を受信する請求項1に記載の画像処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、通信を介してジョブの設定に係る指示を受信することにより非接触の操作が可能であって、操作を行うユーザの認証を行い得る画像処理装置および画像処理方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
離れた位置で画像処理装置の設定を予め行っておけるようにすることは従来から要望があった。画像処理装置と通信により接続された外部の携帯通信端末で、画像処理装置に対する操作を受付けたり、画像処理装置の状態や操作に係る情報を通知したりする技術は既に知られている。
新型コロナウイルス等の感染リスクを抑制したいといった理由により、不特定多数あるいは特定多数の人が操作する複合機、スキャナーあるいはプリンタ等の画像処理装置を非接触で操作したいたいという要望が高まっている。
例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯通信端末が普及し、画像処理装置が設置されるオフィス等において誰でも携帯通信端末を持っている環境であることから、携帯通信端末を用いて画像処理装置を非接触で操作することは技術的に可能である。オフィスに設置される画像処理装置は、取り扱うデータのセキュリティを確保する観点からインターネットから隔離された社内イントラネット等のプライベートネットワークに接続されることが多い。
【0003】
一方で、携帯通信端末はSNS(Social Networking Service)や電子メールなどインターネット環境が必要なアプリが使用される場面が多い。
そのようなネットワーク環境で、各社員がオフィスに設置されている複合機を非接触操作するために、その都度スマートフォン等のネットワーク設定をインターネット接続からイントラネット接続に切り替えるとすると、操作が煩雑である。また、プロキシ設定などの切り替えも併せて必要になるといったように、非接触操作以外のアプリやスマートフォンの機能に対する影響が大きい。インターネットに接続したネットワーク設定のままでオフィスに設置された複合機等の画像処理装置を非接触で操作したいという要望は強い。
【0004】
例えば、原稿が画像形成装置に残っていることをユーザに通知する技術として、以下の技術が知られている。ユーザは、携帯端末をMFPにかざしてからMFPの使用を開始する。MFPのNFC通信部は、携帯端末に格納されているユーザのメールアドレスとBluetooth(登録商標)のペアリングコードを読み取り、Bluetoothの接続状態を定期的に確認する。携帯端末を持ったユーザがMFPから立ち去り、Bluetooth通信範囲外に出て接続が切れると、MFPの制御部は原稿を検出し、原稿が残っていればNFC通信部が読み取ったメールアドレスに宛ててメッセージを送信して回収を促す(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
さらに、画像形成装置が他のユーザに使用されてしまう問題を解決するための以下の技術が知られている。近距離無線通信を用いて携帯情報端末と画像形成装置を認識させた後に携帯情報端末から画像形成装置に対して、各種機能を実現させるシステムに係るものである。画像処理装置は、携帯情報端末から近距離無線通信により認証データを取得すると、取得された認証データに基づいてユーザ認証を実行する。ユーザ認証が成功すると、画像処理装置は、携帯情報端末で起動中のアプリケーションに対応する動作モードに変更する。そして、変更携帯情報端末から送信されるジョブを画像形成装置で優先的に実行させる(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-121098号公報
特開2016-005073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
オフィスに設置される画像処理装置は、課金管理や取扱うデータのセキュリティを確保するために、ユーザ認証の機能を有するものが多い。ユーザ認証の代表的な手段は、ユーザ名とパスワードからなる識別情報を用いてユーザを識別するものである。この機能を非接触操作に適用すると、ユーザの携帯通信端末から画像処理装置へユーザ名とパスワード等の識別情報を送信することになる。イントラネット上であればまだしも、上述のように携帯通信端末をインターネットに接続したままで識別情報のやり取りを行うと、インターネット経路上での情報漏洩のリスクが問題となる。即ち、識別情報、それに続く操作指示およびそれらに対する応答がインターネット上で送受されると、第三者によって傍受され、解析され、なりすましを招く可能性が増大する。そうすると、画像処理装置が扱う情報や画像処理装置に格納されている情報が流出するリスクが増大する。サーバ経由で画像処理装置と通信する場合はサーバに格納された情報まで流出のリスクが増大する。
【0008】
そのようなリスクを回避する手法として、例えば、画像処理装置を直接操作してユーザ認証を行ってから、携帯通信端末を用いて非接触操作を行うことも考えられる。しかし、それでは完全な非接触操作とならない。
また、画像処理装置がNFC(Near Field Communication)リーダーを備え、そのNFCリーダーでユーザ別のICカードを用いて非接触のユーザ認証を行ってから非接触操作を行うことも考えられる。ただし、その場合は、携帯通信端末と別にユーザ認証用のICカードを用意する必要がある。
携帯通信端末がインターネットを介さずにNFCやBluetooth等の近距離無線通信を介して操作指示を画像処理装置へ送る手法も考えられなくはない。しかし、通常はインターネット通信に比べると近距離無線通信の速度は遅いため、例えば、ジョブの開始に係る操作指示等、多くの情報をやり取りする場合には時間を要することとなり、ユーザの不満を招きかねない。
【0009】
画像処理装置が、外部のサーバ、例えばサービスを提供するサーバとインターネットを介して接続され、ユーザの携帯通信端末がそのサーバを介して画像処理装置と通信する場合は次の対応も考えられる。ユーザがそのサーバのログインに用いる認証情報(例えば、ユーザ名、パスワード)を、そのサーバと画像処理装置との間の通信のセキュリティ確保にも流用するものである。例えば、その認証情報を暗号キーに用いてサーバと画像処理装置とがやりとりするデータを暗号化する。そのようにすれば、一定の情報セキュリティは担保される。しかし、時間を掛ければ暗号は解読され得るものともいえる。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、ユーザ認証を含めた画像処理装置に対する操作を通信接続された携帯通信端末から非接触でかつ情報セキュリティが考慮された状態で簡便に行えるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明は、装置の識別情報を含む装置情報を生成する装置情報生成部と、インターネットを介さない通信を用いてまたは画像情報を取り込んで通信端末との間で非接触のユーザ認証を行う認証部と、前記認証部によってユーザ認証がなされた前記通信端末に対してインターネットを介さない通信を用いてまたは画像情報として前記装置情報を提供して取得させ、前記通信端末からインターネットを介して送信される前記装置情報およびジョブ実行に係る設定情報に基づき、前記装置情報に対応する装置にジョブを実行させるジョブ制御部と、を備える画像処理装置を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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