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公開番号2025055377
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164686
出願日2023-09-27
発明の名称映像記録装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約【課題】消費電力を抑制した上で、車両の近くの不審者の行動を適切に録画しやすい技術を提供する。
【解決手段】映像記録装置10において、音取得部40は、駐車中の車両に設置されたマイクに入力された音を取得する。推定部42は、取得された音に基づいて、車両への対象の接近の有無を推定する。録画制御部32は、車両に対象が接近したと推定された場合、車両に設置されたカメラを起動し、取得された音の到来方向の映像の記録を開始する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駐車中の車両に設置されたマイクに入力された音を取得する音取得部と、
取得された音に基づいて、前記車両への対象の接近の有無を推定する推定部と、
前記車両に対象が接近したと推定された場合、前記車両に設置されたカメラを起動し、取得された音の到来方向の映像の記録を開始する録画制御部と、
を備えることを特徴とする映像記録装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記音取得部は、前記車両の前側に設置された1以上のマイクに入力された音と、前記車両の後側に設置された1以上のマイクに入力された音とを取得し、
前記推定部は、取得された複数の音に基づいて音の到来方向を特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
【請求項3】
前記推定部は、取得された音の音量がしきい値以上であり、かつ、取得された音の周波数に関する特徴が変化した場合、前記車両に対象が接近したと推定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の映像記録装置。
【請求項4】
前記推定部は、
取得された音の音源の位置と移動方向を推定し、
推定された音源が前記車両に向かって移動し、取得された音の音量がしきい値以上であり、かつ、取得された音の周波数に関する特徴が変化した場合、前記車両に対象が接近したと推定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の映像記録装置。
【請求項5】
前記推定部は、前記車両の周辺状況に応じて、前記車両に対象が接近したと推定する条件を設定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の映像記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載の映像記録装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両へのドライブレコーダの設置が進んでいる。ドライブレコーダは、車外と車内を撮影可能なカメラを有し、走行中の録画、事故時の録画、および駐車時の録画を実行可能である。駐車時の録画では、消費電力を低減するため待機中はカメラの動作を停止しておき、必要な録画を行うためのセンサの検出トリガによりカメラを起動し、録画を開始することが一般的である。
【0003】
例えば、特許文献1は、振動センサを含むセンサにより車両の異常が発生したことを検出したときから、第1の時間にわたりカメラおよびマイクロフォンから画像および音声情報を取得して、第2RAMに記憶させる情報記録装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-143324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、不審者により車両に加えられた振動が振動センサのしきい値より小さく検知できない場合でも、不審者の行動を録画したいという要望があることを認識した。また、車両に振動が加えられる前の不審者の行動を録画したいという要望もあることを認識した。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費電力を抑制した上で、車両の近くの不審者の行動を適切に録画しやすい技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の映像記録装置は、駐車中の車両に設置されたマイクに入力された音を取得する音取得部と、取得された音に基づいて、車両への対象の接近の有無を推定する推定部と、車両に対象が接近したと推定された場合、当該車両に設置されたカメラを起動し、取得された音の到来方向の映像の記録を開始する録画制御部と、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、消費電力を抑制した上で、車両の近くの不審者の行動を適切に録画しやすい技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態の映像記録装置が設置された車両を概略的に示す上面図である。
図1の映像記録装置の構成を示すブロック図である。
図2の映像記録装置の駐車監視モードの処理を示すフローチャートである。
第2の実施の形態の映像記録装置が設置された車両を概略的に示す上面図である。
第4変形例の映像記録装置が設置された車両を概略的に示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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