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公開番号2025049958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158498
出願日2023-09-22
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人アズビル株式会社
代理人個人
主分類H04W 12/03 20210101AFI20250327BHJP(電気通信技術)
要約【課題】位置情報を個人のプライバシーを保護した状態で使用する。
【解決手段】情報処理装置は、移動端末のN個(ただし、Nは2以上の整数)の位置情報を取得する取得部11Aと、取得部11Aにより取得された前記N個の位置情報に基づいて当該N個の位置情報を平均した平均位置情報を導出する第1処理と、導出した前記平均位置情報を用いた第2処理とを実行する処理実行部11Bと、を備える。第2処理は、前記平均位置情報を、当該平均位置情報を集計する装置に送信する処理を含む。処理実行部11Bは、第1処理において、前記N個の位置情報を前記暗号値のまま積算して積算値を導出し、導出した前記積算値を復号化してから前記Nで除する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
移動端末のN個(ただし、Nは2以上の整数)の位置情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記N個の位置情報に基づいて当該N個の位置情報を平均した平均位置情報を導出する第1処理と、導出した前記平均位置情報を用いた第2処理とを実行する処理実行部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記第2処理は、前記平均位置情報を、当該平均位置情報を集計する装置に送信する処理を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部により取得される前記N個の位置情報のそれぞれは、暗号化された暗号値であり、
前記処理実行部は、前記第1処理において、前記N個の位置情報を前記暗号値のまま積算して積算値を導出し、導出した前記積算値を復号化してから前記Nで除する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部により取得される前記N個の位置情報のそれぞれは、暗号化された暗号値であり、
前記処理実行部は、前記第1処理において、前記N個の位置情報を前記暗号値のまま積算して積算値を導出し、導出した前記積算値を前記Nで除してから復号化する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記取得部により取得される前記N個の位置情報のそれぞれは、暗号化された暗号値であり、
前記処理実行部は、前記第1処理において、前記N個の位置情報のそれぞれを復号化し、復号化した数値を積算し、積算した積算値を前記Nで除する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報処理装置は、前記移動端末である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータを請求項1に記載の情報処理装置として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、位置情報を扱う情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンなどの移動端末の普及に伴い、当該移動端末の位置情報の収集がますます一般的になっている(特許文献1)。位置情報は、ビッグデータとして、人々の移動の流れを把握する集計処理などにも使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-13155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように位置情報は、利便性を高めることに大きく貢献するが、一方でプライバシーに関する懸念が残っている。位置情報は、個人の日常生活やプライバシーに深く関わるものであり、収集された情報が第三者に漏洩することで、悪用される可能性がある。
【0005】
本発明は、位置情報を個人のプライバシーを保護した状態で使用することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、移動端末のN個(ただし、Nは2以上の整数)の位置情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記N個の位置情報に基づいて当該N個の位置情報を平均した平均位置情報を導出する第1処理と、導出した前記平均位置情報を用いた第2処理とを実行する処理実行部と、を備える。
【0007】
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを上記情報処理装置として機能させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、位置情報が個人のプライバシーを保護した状態で使用される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成図である。
図2は、図1の情報処理装置の処理を実行する部分のブロック図である。
図3は、平文位置情報及び暗号位置情報の内容を説明するための図である。
図4は、位置情報処理のフローチャートである。
図5は、図4のステップS14の処理のフローチャートである。
図6は、レインボーテーブルの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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