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公開番号
2025034402
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140764
出願日
2023-08-31
発明の名称
画像処理装置
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
H04N
1/405 20060101AFI20250306BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】シワや汚れは除去し、薄く書かれた文字は残すようにしつつ、その上で黒潰れや白飛びが起きない範囲で文字や線幅を調節できる二値化処理を提供する。
【解決手段】原稿を読み取った画像に対し各画素がエッジ部かどうかを判定するエッジ判定部(S602)と、画像を二値化する二値化処理部とを備え、二値化処理部は、エッジ判定部においてエッジと判定された画素を二値化するための閾値は、画像全体から算出し(S603)、エッジ判定部においてエッジではないと判定された画素を二値化するための閾値は、対象画素の近傍の画素値と太さ調節値とから算出する(S606)ことを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿を読み取った画像に対し各画素がエッジ部かどうかを判定するエッジ判定部と、
前記画像を二値化する二値化処理部と
を備え、
前記二値化処理部は、
前記エッジ判定部においてエッジではないと判定された画素を二値化するための閾値は、画像全体から算出し、
前記エッジ判定部においてエッジと判定された画素を二値化するための閾値は、対象画素の近傍の画素値と線幅調節値とから算出することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記二値化処理部は、対象画素の近傍における画素値の最大値及び最小値に対し、前記線幅調節値に応じた割合で前記最大値と前記最小値の加重平均を算出することで前記エッジ判定部においてエッジと判定された画素の閾値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記対象画素の近傍の範囲は、ユーザーによって設定されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記二値化処理部は、
前記エッジ判定部においてエッジと判定された画素の閾値を算出する際に、前記原稿を読み取る際の設定に基づいて、前記線幅調節値に応じた割合を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
二値化処理後の画像サンプルを表示する表示部を有し、
前記線幅調節値の設定値に追従して前記表示部に表示させる画像を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿を読み取った画像に対する画像処理を行う画像処理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、印刷物、伝票、小切手などの原稿をスキャナにより大量に読み取り電子化するケースが増えている。この際、原稿画像の二値画像データが生成されることが多い。そのような大量の原稿の中には、シワや汚れのある原稿、また文字等が薄く書かれた原稿が混ぜられた状態で読み取られ、処理されることがある。これらを読み取ったときにおいて、シワや汚れは除去し、薄く書かれた文字は残すように二値化処理を行うものがある。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-52731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
さらに、OCR処理の認識率や視認性の向上の為に、文字や線の太さを太くしたい、細くしたいという要望がある。
【0005】
本発明は、上記を鑑み、シワや汚れは除去し、薄く書かれた文字は残すようにしつつ、その上で黒潰れや白飛びが起きない範囲で文字や線の太さを調節できる二値化処理を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像処理装置は、
原稿を読み取った画像に対し各画素がエッジ部かどうかを判定するエッジ判定部と、
前記画像を二値化する二値化処理部と
を備え、
前記二値化処理部は、
前記エッジ判定部においてエッジと判定された画素を二値化するための閾値は、画像全体から算出し、
前記エッジ判定部においてエッジではないと判定された画素を二値化するための閾値は、対象画素の近傍の画素値と線幅調節値とから算出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シワや汚れは除去し、薄く書かれた文字は残すようにしつつ、その上で黒潰れや白飛びが起きない範囲で文字や線の太さを調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像読取システムの一例を示す図。
スキャナの一実施形態を示すシートフィードスキャナの構成例を示す図。
スキャナの制御構成の一例を示すブロック図。
本実施形態におけるスキャンアプリのUIの一例を示す図。
第1実施形態の画像処理の一例を示すフローチャート。
第1実施形態の画像処理の一例を示すフローチャート。
明度ごとのエッジレベルの平均値を示すグラフの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
【0010】
以下、画像読取装置と、この画像読取装置に接続可能な情報処理装置とを備えた画像読取システムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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