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公開番号2025035538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023142623
出願日2023-09-03
発明の名称音声による制御装置
出願人個人
代理人
主分類H04M 3/42 20060101AFI20250306BHJP(電気通信技術)
要約【課題】従来の電話では、詐欺を防止する観点から、発信者番号を表示部に表示させたり、電話でのやり取りを録音している旨を発信者に通知したり、相手の話している内容をリアルタイムでテキスト化して詐欺の可能性が高い言葉との照合で通信相手の危険性を通知する物がある。
しかしながら、上記の方法では危険性の情報が提供されても、その後の会話を継続するかの判断は受信者に委ねられるので、発信者の説明が巧みだったり、話している相手が親族や友人を名乗っていたりした時には、その会話を継続するかの判断に誤りが発生する可能性が高くなってしまうと言う問題点があった。
【解決手段】本制御装置は、電話を強制的に遮断すると言う判断に誤りがあった時の対策を持った上で、会話を継続するかの判断を本装置に委ねる事で、発信者の出方に関係なく、機械的に通信を終了させる事が出来、詐欺の被害を防ぐ事が出来る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信回線と通信を行う通信手段と、電話機からの受信音声を受け取り、信号を制御する受信音声制御手段と、電話機へ送る送信音声の制御と電話機のフックを制御する送信音声制御手段と、受信音声信号を人が聞き取れる音声に変換する音声発生手段と、受信音声を認識しテキスト化する音声テキスト化手段と、音声テキスト化手段から得られる情報と、予め登録しているテキスト情報と、通信手段を利用して取得した外部からの新しいテキスト情報を利用して判断したり、判別時に得られたテキスト情報が初めて遭遇した物で、判別に有用と考えられた時に、通信手段を利用してその情報を外部のサーバに送信する機能が設けられた判別手段と、その判別手段の指示で特定のメッセージを発信するメッセージ発信手段と、人が発した音声を電気信号に変換する音声入力手段と、判断手段が判断時に参照する情報や通信手段で得られた情報、発信者に通知する電話番号を記録する記録手段と、設定値の入力や外部への情報出力を行う入出力手段とを備える音声による制御装置。
続きを表示(約 92 文字)【請求項2】
前記判別手段に、受信音声を分析し音声を発した人を判別する音声分析手段からの情報を入力する経路が設けられた事を特徴とする請求項1記載の音声による制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電話の会話においてその通信内容を判別し、その内容に従って動作を起こす、音声による制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、金銭を搾取する振り込め詐欺の被害が拡大しているが、その対策として発信者番号を表示部に表示させたり、電話でのやり取りを録音している旨を相手方に通知する方法がある。
【0003】
また特許文献1の様に、相手の話している内容をリアルタイムでテキスト化して、詐欺でよく使われる危険な言葉のリストとの照合で、受信者に通信相手の危険性を通知する物や、特許文献3の様にそれと並行して相手の声と照合を行う物もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-228384号公報
特開2011-151451号公報
特開2008-210085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記の方法では、危険性の情報が提供されているだけで、その後の会話を継続するかの判断は受信者に委ねられるので、発信者の説明が巧みだったり、話している相手が親族や友人を名乗っていたりした時には、その会話を継続するかの判断に誤りが発生する可能性が高くなってしまうと言う問題点があった。
【0006】
また近年、音声合成を利用した親族や友人の声の模倣も発生しており、その判断はより難しくなっていると言う問題点もある。
【0007】
本発明は以上の課題を解決する為、会話を継続するかの判断を発信者の出方に関係なく機械的に通信を終了させる音声による制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する為、本発明に係る音声による制御装置は、通信回線と通信を行う通信手段と、電話機からの受信音声を受け取り、信号を制御する受信音声制御手段と、電話機へ送る送信音声の制御と電話機のフックを制御する送信音声制御手段と、受信音声信号を人が聞き取れる音声に変換する音声発生手段と、受信音声を認識しテキスト化する音声テキスト化手段と、音声テキスト化手段から得られる情報と、予め登録しているテキスト情報と、通信手段を利用して取得した外部からの新しいテキスト情報を利用して判断したり、判別時に得られたテキスト情報が初めて遭遇した物で、判別に有用と考えられた時に、通信手段を利用してその情報を外部のサーバに送信する機能が設けられた判別手段と、その判別手段の指示で特定のメッセージを発信するメッセージ発信手段と、人が発した音声を電気信号に変換する音声入力手段と、判断手段が判断時に参照する情報や通信手段で得られた情報、発信者に通知する電話番号を記録する記録手段と、設定値の入力や外部への情報出力を行う入出力手段を備える
【発明の効果】
【0009】
上記音声による制御装置では、電話を強制的に遮断すると言う判断に誤りがあった時の対策を持った上で、会話を継続するかの判断を判別手段に委ねる事で発信者の出方に関係なく機械的に通信を終了させる事が出来る。
【0010】
また逆に、合言葉ワードリストを利用した信頼できる相手の確認が出来ると言う効果も持つ。
(【0011】以降は省略されています)

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