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公開番号
2025037572
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144564
出願日
2023-09-06
発明の名称
表示装置
出願人
船井電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
5/64 20060101AFI20250311BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】表示部本体部に対してユーザがスタンドを容易に着脱することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】この表示装置100は、表示部本体部10と、スタンド20と、を備え、表示部本体部10は、本体側固定部17を含み、スタンド側係合部221aおよび222aは、第1回動位置と、第2回動位置と、に回動させることが可能であり、本体側固定部17は、回動抑制部17aを含み、回動抑制部17aは、スタンド側係合部221aおよび222aが第2回動位置に位置して本体側固定部17に係合している状態で表示部本体部10とスタンド20との間に荷重がかかることによりスタンド側係合部221aおよび222aの係合状態を維持して、スタンド側係合部221aおよび222aが第2回動位置から第1回動位置に回動するのを抑制するように構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を表示する表示部を含む表示部本体部と、
前記表示部本体部の下方に配置され、前記表示部本体部を支持するとともにスタンド側係合部を含むスタンドと、を備え、
前記表示部本体部は、前記スタンドが固定される本体側固定部を含み、
前記スタンド側係合部は、前記スタンド側係合部を挿抜方向に移動可能な第1回動位置と、前記第1回動位置に対して前記挿抜方向に沿った回動軸線周りに回動させた位置であり、前記スタンド側係合部が前記本体側固定部に係合して固定される第2回動位置と、に回動させることが可能であり、
前記本体側固定部は、前記スタンドが前記第2回動位置から前記第1回動位置に回動するのを抑制する回動抑制部を含み、
前記回動抑制部は、前記スタンド側係合部が前記第2回動位置に位置して前記本体側固定部に係合して固定されている状態で前記表示部本体部と前記スタンドとの間に荷重がかかることにより前記スタンド側係合部の係合状態を維持して、前記スタンド側係合部が前記第2回動位置から前記第1回動位置に回動するのを抑制するように構成されている、表示装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記スタンドは、設置面に接する脚部と、前記脚部に接続され、先端に前記スタンド側係合部を有する軸部と、を含み、
前記回動抑制部は、前記スタンド側係合部が前記第2回動位置に位置して前記本体側固定部に係合して固定されている状態で前記表示部本体部と前記スタンドとの間に荷重がかかることにより、前記軸部の先端側の前記スタンド側係合部の係合状態を維持して、前記スタンド側係合部を前記第2回動位置に固定するように構成されている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記スタンド側係合部は、前記表示部本体部と前記スタンドとの間に荷重がかかっていない場合、前記回動抑制部に対する係合を解除可能であり、係合が解除された状態で前記第2回動位置から前記第1回動位置に回動させることが可能である、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記本体側固定部は、前記スタンド側係合部が前記第1回動位置に位置する際に、前記スタンドの前記軸部が移動可能に挿入される挿入孔を含み、
前記スタンドの前記軸部は、前記挿抜方向および前記軸部の半径方向に沿って分割され、撓み変形可能な複数の分割軸部を含み、前記挿入孔に挿入した際に前記分割軸部が半径方向内側に撓み変形するように構成され、
前記複数の分割軸部は、前記スタンド側係合部が前記第2回動位置に位置している状態で前記表示部本体部と前記スタンドとの間に荷重をかけた場合に、前記複数の分割軸部が前記回動抑制部と係合し、前記表示部本体部と前記スタンドとの間にかかる荷重により、前記スタンド側係合部の係合状態を維持して、前記スタンド側係合部が前記第2回動位置から前記第1回動位置に回動するのを抑制するように構成されている、請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記スタンド側係合部が前記第2回動位置に位置して前記本体側固定部に係合して固定されている状態で、前記表示部本体部を正立させた場合に、前記表示部本体部の自重により、前記表示部本体部と前記スタンドとの間に荷重がかかり、前記スタンド側係合部の係合状態を維持する、請求項1~4のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項6】
前記スタンド側係合部が前記第2回動位置に位置して前記本体側固定部に係合して固定されている状態で、前記スタンド側係合部および前記本体側固定部の少なくとも一方に設けられた磁石により発生する磁力により、前記表示部本体部と前記スタンドとの間に荷重がかかり、前記スタンド側係合部の係合状態を維持する、請求項1~4のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記スタンドの前記分割軸部は、前記回動抑制部側の先端部分に、先端方向に向かって先細る傾斜面部を有している、請求項4に記載の表示装置。
【請求項8】
前記本体側固定部は、前記挿入孔に設けられ、前記第1回動位置に位置する前記スタンドの前記スタンド側係合部を前記挿抜方向にガイドするガイド用溝部を含み、
前記ガイド用溝部は、前記スタンドの前記軸部を前記挿入孔に挿入している途中で、前記スタンドが前記第2回動位置に回動しないように前記スタンド側係合部をガイドするように構成されている、請求項4に記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示部本体部は、前記本体側固定部に対して固定された前記スタンドを視認するための視認用貫通孔が設けられ、前記視認用貫通孔の周辺に前記スタンドの回動位置を確認するための第1印部が設けられ、
前記スタンドは、前記第2回動位置に位置している場合に、前記第1印部に対応する位置に位置する第2印部を含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記スタンドは、前記挿抜方向に突出する突出部を含み、
前記本体側固定部は、前記突出部に係合して、前記スタンドの回動方向を規制するとともに位置決めする規制位置決め用溝部を含み、
前記規制位置決め用溝部は、前記スタンドが挿抜可能な前記第1回動位置に対応する位置と前記スタンドが抜けないように固定される前記第2回動位置に対応する位置との間を接続するように円弧状に形成されている、請求項1に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、表示装置に関し、特に、スタンドを備える表示装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スタンドを備える表示装置が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、画像を表示する表示部を含む表示部本体部と、表示部本体部の下方に配置され、表示部本体部を支持するスタンドとを備える表示装置が開示されている。この特許文献1の表示装置は、スタンドをネジの締結により表示部本体部に取り付けるように構成されている。
【0004】
また、上記特許文献1の表示装置は、表示部本体部を安定して支持するために、スタンドは、表示部本体部の前後方向において、表示部本体部よりも前後に突出するように配置されている。そのため、スタンドが取り付けられている状態の表示装置は、前後方向の長さがスタンドの分だけ大きくなる。
【0005】
ここで、上記特許文献1には開示されてはいないが、表示装置の運搬・保管を行うために表示装置を箱などに入れて梱包する場合には、梱包箱が大きくならないように、表示部本体部からスタンドが外された状態で梱包される場合がある。この場合には、運搬先においてユーザが表示装置を設置する際に、ユーザが表示部本体部に対してスタンドを取り付ける必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2008-136160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記特許文献1の表示装置では、スタンドをネジの締結により表示部本体部に取り付けるように構成されている。このため、ユーザが表示装置を設置するために、表示部本体部に対してスタンドを取り付ける必要がある場合には、ネジを締結するためのドライバーなどの工具を用意する必要がある。このため、ドライバーなどの工具を所持していないユーザが表示部本体部に対してスタンドを取り付けることが困難であるという不都合がある。また、一度設置した表示装置を、引っ越しや模様替えなどにより再設置を行う場合には、表示部本体部からスタンドを取り外す場合がある。この場合には、ネジを緩める必要があるため、取り付け時と同様に、ドライバーなどの工具を所持していないユーザが表示部本体部からスタンドを取り外すことが困難であるという不都合がある。また、ドライバーなどの工具をユーザが所持している場合でも、工具を用いて取り付け時に複数のネジを締結したり、取り外し時に複数のネジを緩める作業を行う必要があるため、表示部本体部に対するスタンドの着脱の作業が煩雑になるという不都合がある。その結果、表示装置の表示部本体部に対してユーザがスタンドを容易に着脱できるようにすることが望まれている。
【0008】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、表示部本体部に対してユーザがスタンドを容易に着脱することが可能な表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による表示装置は、画像を表示する表示部を含む表示部本体部と、表示部本体部の下方に配置され、表示部本体部を支持するとともにスタンド側係合部を含むスタンドと、を備え、表示部本体部は、スタンドが固定される本体側固定部を含み、スタンド側係合部は、スタンド側係合部を挿抜方向に移動可能な第1回動位置と、第1回動位置に対して挿抜方向に沿った回動軸線周りに回動させた位置であり、スタンド側係合部が本体側固定部に係合して固定される第2回動位置と、に回動させることが可能であり、本体側固定部は、スタンドが第2回動位置から第1回動位置に回動するのを抑制する回動抑制部を含み、回動抑制部は、スタンド側係合部が第2回動位置に位置して本体側固定部に係合して固定されている状態で表示部本体部とスタンドとの間に荷重がかかることによりスタンド側係合部の係合状態を維持して、スタンド側係合部が第2回動位置から第1回動位置に回動するのを抑制するように構成されている。
【0010】
この発明の一の局面による表示装置では、上記のように、回動抑制部は、スタンド側係合部が第2回動位置に位置して本体側固定部に係合して固定されている状態で表示部本体部とスタンドとの間に荷重がかかることによりスタンド側係合部の係合状態を維持して、スタンド側係合部が、本体側固定部に係合して固定される第2回動位置から、スタンド側係合部を挿抜方向に移動可能な第1回動位置に、回動するのを抑制するように構成されている。これにより、スタンド側係合部を第2回動位置にした状態で表示部本体部とスタンドとの間に荷重がかかることによりスタンド側係合部の係合状態が維持されるので、スタンドが表示部本体部から抜けるのを抑制することができる。その結果、ユーザは、スタンドを表示部本体部の本体側固定部に挿入して、スタンド側係合部を第1回動位置から第2回動位置に回動させた後、表示部本体部とスタンドとの間に荷重をかけることにより、表示部本体部に対してスタンドを取り付けることができる。これにより、ドライバーなどの工具を用いることなく、表示部本体部に対してユーザがスタンドを容易に取り付けることができる。また、工具を用いて複数のネジを締結する必要がないので、表示部本体部に対するスタンドの取付作業が煩雑になるのを抑制することができる。また、ユーザは、スタンドとともに表示部本体部とスタンドとの間に荷重がかかっていない状態とし、スタンド側係合部を第2回動位置から第1回動位置に回動させて、スタンドを表示部本体部の本体側固定部から引き出すことにより、表示部本体部からスタンドを取り外すことができる。これにより、ドライバーなどの工具を用いることなく、表示部本体部からユーザがスタンドを容易に取り外すことができる。また、取り付け時に工具を用いて複数のネジを締結したり、取り外し時に複数のネジを緩める作業を行う必要がないので、表示部本体部からスタンドを取り外す作業が煩雑になるのを抑制することができる。これらの結果、表示部本体部に対してユーザがスタンドを容易に着脱することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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