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公開番号2025067606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177715
出願日2023-10-13
発明の名称情報送受信方法
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類H04L 47/34 20220101AFI20250417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】シーケンス番号に依らずに、正しい時系列によって受信されたパケットを処理することができる情報送受信方法を提供すること。
【解決手段】情報送受信方法は、複数の情報処理装置10間において、少なくともタイムスタンプを含む所定パケットの送受信が行われる情報処理システムにおいて実行される。情報送受信方法は、受信した第1パケットに含まれる第1タイムスタンプと、第1パケットの直前に受信した第2パケットに含まれる第2タイムスタンプとに基づいて、第1タイムスタンプの時刻が、第2タイムスタンプの時刻よりも前の時刻である場合、第1パケットを破棄すること、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の情報処理装置間において、少なくともタイムスタンプを含むパケットの送受信が行われる情報処理システムが実行する情報送受信方法であって、
受信した第1パケットに含まれる第1タイムスタンプと、前記第1パケットの直前に受信した第2パケットに含まれる第2タイムスタンプとに基づいて、第1タイムスタンプの時刻が、第2タイムスタンプの時刻よりも前の時刻である場合、前記第1パケットを破棄すること、を実行する、
情報送受信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報送受信方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、タイムスタンプと、シーケンス番号とが含まれるパケットを情報処理装置間で送受信する際の受信パケット処理方法が開示されている。この受信パケット処理方法では、受信したパケットに含まれるシーケンス番号に基づいて、パケットを受信した時系列と、パケットに含まれるシーケンス番号の順序とが合致する場合、正しいパケットを受信したものとして処理を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-48257号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示の受信パケット処理方法では、他の情報処理装置にパケットを送信した際に、送信が失敗した場合には、当該パケットを再送する。ここで、シーケンス番号が所定値を繰り返しカウントするものである場合、特許文献1に開示の受信パケット処理方法では、パケットを受信した時系列が誤っていても、再送されたパケットの受信タイミングによっては、再送されたパケットに含まれるシーケンス番号の順序が偶然合致してしまう場合がある。したがって、特許文献1に開示の受信パケット処理方法では、再送されたパケットを破棄すべきであっても、正しいパケットを受信したものとして処理されることを抑制することが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成する情報送受信方法は、複数の情報処理装置間において、少なくともタイムスタンプを含むパケットの送受信が行われる情報処理システムが実行する情報送受信方法であって、受信した第1パケットに含まれる第1タイムスタンプと、前記第1パケットの直前に受信した第2パケットに含まれる第2タイムスタンプとに基づいて、第1タイムスタンプの時刻が、第2タイムスタンプの時刻よりも前の時刻である場合、前記第1パケットを破棄すること、を実行する。
【0006】
かかる構成によれば、シーケンス番号に依らずに、正しい時系列によって受信されたパケットを処理することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シーケンス番号に依らずに、正しい時系列によって受信されたパケットを処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、情報処理システム1の構成の一例を示す図である。
図2は、第1情報処理装置10aと第2情報処理装置10bとの通信の一例を示す図である。
図3は、第1情報処理装置10aと第2情報処理装置10bとの通信の一例を示す図である。
図4は、第1情報処理装置10aと第2情報処理装置10bとの通信の一例を示す図である。
図5は、第1情報処理装置10aと第2情報処理装置10bとの通信の一例を示す図である。
図6は、情報処理装置10の送信処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、情報処理装置10の受信処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
以下、図面を参照し受信パケット処理方法を具体化した実施形態について説明する。
[全体構成]
図1に示すように、受信パケット処理方法を実現する情報処理システム1は、一以上の情報処理装置10を備える。情報処理システム1が備える情報処理装置10のうち、一部の情報処理装置10は、マスター装置として動作しつつ、他の情報処理装置10は、スレーブ装置として動作する。以降の説明において、マスター装置である情報処理装置10を、第1情報処理装置10aと記載する。また、スレーブ装置である情報処理装置10を、第2情報処理装置10bと記載する。また、第1情報処理装置10aと、第2情報処理装置10bとを互いに区別しない場合には、単に情報処理装置10と記載する。
【0010】
第1情報処理装置10aと、第2情報処理装置10bとは、ネットワーク20を介して互いに情報の送受信可能に接続されている。ネットワーク20は、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、プロバイダ端末、無線通信網、無線基地局、専用回線等を含む。また、第1情報処理装置10aと、第2情報処理装置10bとの間の通信は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコル等の所定の通信プロトコル方式に基づき、TCP/IPパケット等を送受信するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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