TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025056702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2024078642
出願日
2024-05-14
発明の名称
管理装置および通信制御方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類
H04W
72/0446 20230101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】チャンネルとして使用するスロットを適切に分割することで、途切れのないグループ通話を実現する管理装置及び通信制御方法を提供する。
【解決手段】全ての通話スロットが通話で使用された状態で、新たな接続要求を制御スロットで受信した際に対応する管理装置12であって、通話スロットの空きが無い場合に、使用中の通話スロットのうち問合せ対象スロットを使用中の使用中端末がビットレートを変更可能である場合に、問合せ対象スロットを分割可能スロットとするスロット分割判定部と、分割されたスロットに使用中端末と新たな接続要求行った要求端末とをそれぞれ割り当てるスロット割り当て部と、を備える。スロット分割判定部は、問合せ対象スロットが、グループ通話で使用されている場合、使用中端末からビットレートを変更可能であると応答した端末の台数が所定の条件であったとき、問合せ対象スロットを分割可能スロットとする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のスロットを有し、全ての通話スロットが通話で使用された状態で、新たな接続要
求を制御スロットで受信した際に対応する管理装置であって、
前記通話スロットおよび前記制御スロットを用いて端末と通信する通信部と、
通話スロットの空きが無く、新たな接続要求を制御スロットで受信した場合に、所定の
条件に基づいて使用中の通話スロットの中から問合せ対象スロットを選択し、選択された
問合せ対象スロットを使用している使用中端末にビットレートの変更が可能であるか否か
の問合せを行い、前記使用中端末からビットレートの変更が可能であると応答があった場
合に、前記問合せ対象スロットを分割可能スロットとするスロット分割判定部と、
前記使用中端末にビットレートの変更の指示を行うとともに、前記分割可能スロットを
分割するスロット分割制御部と、
分割されたスロットに前記使用中端末と新たな接続要求行った要求端末とをそれぞれ割
り当てるスロット割り当て部と、
を備え、
前記問合せ対象スロットが、グループ通話で使用されている場合、
前記スロット分割判定部は、
前記使用中端末のうち、ビットレートの変更が可能であると応答した使用中端末の台数
が所定の条件を満たした場合、前記問合せ対象スロットを前記分割可能スロットとする、
管理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記スロット分割判定部は、通話スロットを使用している前記使用中端末の数に基づい
て前記問合せ対象スロットを選択する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記スロット分割判定部は、前記問合せ対象スロットを選択する際に、グループ通話で
使用している通話スロットを選択する順位を下げる、
請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
前記スロット分割判定部は、ビットレートを変更可能であると応答した使用中端末の台
数が所定時間内で所定の条件を満たした場合は、前記問合せ対象スロットを前記分割可能
スロットとする、
請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置。
【請求項5】
通信相手となる端末の特定に用いる接続先情報もしくはグループ情報を記憶する記憶部
を更に備え、
前記スロット分割判定部は、通話スロットの空きが無く、新たな接続要求を制御スロッ
トで受信した場合に、前記記憶部に記憶されている接続先情報もしくはグループ情報から
新たな接続要求を行った端末と通信する相手端末を特定してビットレートの変更が可能で
あるか否かの問合せを行い、前記相手端末からビットレートの変更が可能であると応答が
あった場合に、所定の条件に基づいて使用中の通話スロットの中から問合せ対象スロット
を選択し、選択された問合せ対象スロットを使用している使用中端末にビットレートの変
更が可能であるか否かの問合せを行い、前記使用中端末からビットレートの変更が可能で
あると応答があった場合に、前記問合せ対象スロットを分割可能スロットとする、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項6】
複数のスロットを有し、全ての通話スロットが通話で使用された状態で、新たな接続要
求を制御スロットで受信した際に対応する通信制御方法であって、
前記通話スロットおよび前記制御スロットを用いて端末と通信するステップと、
通話スロットの空きが無く、新たな接続要求を制御スロットで受信した場合に、所定の
条件に基づいて使用中の通話スロットの中から問合せ対象スロットを選択し、選択された
問合せ対象スロットを使用している使用中端末にビットレートの変更が可能であるか否か
の問合せを行い、前記使用中端末からビットレートの変更が可能であると応答があった場
合に、前記問合せ対象スロットを分割可能スロットとするステップと、
前記使用中端末にビットレートの変更の指示を行うとともに、前記分割可能スロットを
分割するステップと、
分割されたスロットに前記使用中端末と新たな接続要求行った要求端末とをそれぞれ割
り当てるステップと、
前記問合せ対象スロットが、グループ通話で使用されている場合、
前記使用中端末のうち、ビットレートの変更が可能であると応答した使用中端末の台数
が所定の条件を満たした場合、前記問合せ対象スロットを前記分割可能スロットとするス
テップと、
を含む、通信制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置および通信制御方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の無線端末装置と、複数のレピータとを含むトランキング方式の無線通信システム
が知られている。例えば、特許文献1には、トランキングシステムにおける無線端末装置
の位置登録の処理の要する時間を短縮することのできる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-2449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トランキングシステムにおいて、新たな接続要求を行う端末があり、チャンネルとして
使用する空スロットがない場合、新たな接続要求を行う端末に対して接続できないことを
示すビジー信号を送信し、接続を拒否していた。空スロットがない状態から空スロットを
生成して新たな接続要求を行う端末に割り当てることができれば、接続拒否を低減できる
。しかし、新たな空スロットを生成するためには使用中のスロットを分割して空きスロッ
トを生成し、スロットを使用中の端末や新たな接続要求を行う端末に新たなスロットを割
り当てる必要がある。スロットを使用中の端末が、新たに割り当てられるスロットの通信
で必要とされるビットレートに対応できない場合は、通話を継続できなくなってしまう。
また、新たな接続要求を行う端末が、新たに割り当てられるスロットの通信で必要とされ
るビットレートに対応できない場合は、通信できない。新たに割り当てられるスロットで
通信できることを確認し、スロットを使用中の端末や、新たに接続要求した端末に対して
、適切にスロットを割り当てる必要がある。
【0005】
本発明は、端末に対して、適切にスロットを割り当てることができる管理装置および通
信制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の管理装置は、複数のスロットを有し、全ての通話スロットが通話で使用された
状態で、新たな接続要求を制御スロットで受信した際に対応する管理装置であって、前記
通話スロットおよび前記制御スロットを用いて端末と通信する通信部と、通話スロットの
空きが無く、新たな接続要求を制御スロットで受信した場合に、所定の条件に基づいて使
用中の通話スロットの中から問合せ対象スロットを選択し、選択された問合せ対象スロッ
トを使用している使用中端末にビットレートの変更が可能であるか否かの問合せを行い、
前記使用中端末からビットレートの変更が可能であると応答があった場合に、前記問合せ
対象スロットを分割可能スロットとするスロット分割判定部と、前記使用中端末にビット
レートの変更の指示を行うとともに、前記分割可能スロットを分割するスロット分割制御
部と、分割されたスロットに前記使用中端末と新たな接続要求行った要求端末とをそれぞ
れ割り当てるスロット割り当て部と、を備え、前記問合せ対象スロットが、グループ通話
で使用されている場合、前記スロット分割判定部は、前記使用中端末のうち、ビットレー
トの変更が可能であると応答した使用中端末の台数が所定の条件を満たした場合、前記問
合せ対象スロットを前記分割可能スロットとする。
【0007】
本発明の通信制御方法は、複数のスロットを有し、全ての通話スロットが通話で使用さ
れた状態で、新たな接続要求を制御スロットで受信した際に対応する通信制御方法であっ
て、前記通話スロットおよび前記制御スロットを用いて端末と通信するステップと、通話
スロットの空きが無く、新たな接続要求を制御スロットで受信した場合に、所定の条件に
基づいて使用中の通話スロットの中から問合せ対象スロットを選択し、選択された問合せ
対象スロットを使用している使用中端末にビットレートの変更が可能であるか否かの問合
せを行い、前記使用中端末からビットレートの変更が可能であると応答があった場合に、
前記問合せ対象スロットを分割可能スロットとするステップと、前記使用中端末にビット
レートの変更の指示を行うとともに、前記分割可能スロットを分割するステップと、分割
されたスロットに前記使用中端末と新たな接続要求行った要求端末とをそれぞれ割り当て
るステップと、前記問合せ対象スロットが、グループ通話で使用されている場合、前記使
用中端末のうち、ビットレートの変更が可能であると応答した使用中端末の台数が所定の
条件を満たした場合、前記問合せ対象スロットを前記分割可能スロットとするステップと
、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、端末に対して、適切にスロットを割り当てることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る通信システムを説明するための図である。
図2は、第1実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る管理装置の構成例を示すブロック図である。
図4は、第1実施形態に係る端末の構成例を示すブロック図である。
図5は、第1実施形態に係る管理装置の処理内容を示すフローチャートである。
図6は、第1実施形態に係る管理装置の処理内容を示すフローチャートである。
図7は、第1実施形態の第1の例に係るスロット分割判定処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、第1実施形態の第2の例に係るスロット分割判定処理の流れを示すフローチャートである。
図9は、第1実施形態の第3の例に係るスロット分割判定処理の流れを示すフローチャートである。
図10は、第1実施形態の第4の例に係るスロット分割判定処理の流れを示すフローチャートである。
図11は、第1実施形態の第5の例に係るスロット分割判定処理の流れを示すフローチャートである。
図12は、第1実施形態の第6の例に係るスロット分割判定処理の流れを示すフローチャートである。
図13は、第1実施形態の第7の例に係るスロット分割判定処理の流れを示すフローチャートである。
図14は、第2実施形態に係る通信システムを説明するための図である。
図15は、第2実施形態に係る管理装置の構成例を示すブロック図である。
図16は、第2実施形態に係るスロットを分割する方法を説明するための図である。
図17は、第2実施形態に係る管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
図18は、第2実施形態に係る分割したスロットを元に戻す方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施
形態により本発明が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部
位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
音声による制御装置
1か月前
個人
防犯AIプラグイン
9日前
個人
コメント配信システム
23日前
個人
テレビ会議拡張システム
4日前
個人
電気音響変換装置
19日前
株式会社SEtech
撮像装置
23日前
日本放送協会
無線通信装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
16日前
個人
無線中継赤外線コピーリモコン
6日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
1か月前
TOA株式会社
音響システム
5日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
10日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
船井電機株式会社
表示装置
26日前
BoCo株式会社
骨伝導聴音装置
1か月前
株式会社ユピテル
撮像装置等
4日前
理想科学工業株式会社
連絡システム
4日前
株式会社ニコン
撮像装置
4日前
個人
海洋のセキュリティーと可視化システム
1か月前
キヤノン株式会社
冷却装置と電子機器
5日前
シャープ株式会社
頭部装着装置
27日前
株式会社JVCケンウッド
映像記録装置
5日前
株式会社国際電気
カメラシステム
18日前
キヤノン株式会社
撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
23日前
ニッタン株式会社
引率支援システム
4日前
株式会社国際電気
通信局及び通信システム
19日前
日本放送協会
音場再現装置及びプログラム
23日前
株式会社国際電気
無線通信システム
9日前
アズビル株式会社
超音波トランスデューサ
27日前
株式会社エヌエスイー
スピーカーシステム
1か月前
株式会社JVCケンウッド
撮影画像処理装置
6日前
日産自動車株式会社
スピーカ取付構造
9日前
株式会社デンソー
通信装置
1か月前
KDDI株式会社
基地局及び通信端末
5日前
続きを見る
他の特許を見る