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公開番号
2025052681
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161514
出願日
2023-09-25
発明の名称
管理装置、無線移動局
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
H04M
11/00 20060101AFI20250328BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】無線移動局を所持するユーザの状態に応じて無線移動局の動作を遠隔から制御する技術を提供する。
【解決手段】監視部250は、通信部210が無線移動局から受信した位置情報の履歴をもとに、無線移動局の異常を推定する。第1指示部252は、監視部250が無線移動局の異常を推定した場合に、無線移動局が音声信号の送信を行うよう指示する第1指示信号を通信部210に送信させる。解析部254は、第1指示信号に対する応答信号を解析する。第2指示部256は、解析部254が所定の条件を満たすと解析した場合、無線移動局の動作の変更を指示するための第2指示信号を通信部210に送信させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
無線移動局との間で通信を行う通信部と、
前記通信部が前記無線移動局から受信した位置情報の履歴をもとに、前記無線移動局の異常を推定する監視部と、
前記監視部が前記無線移動局の異常を推定した場合に、前記無線移動局が音声信号の送信を行うよう指示する第1指示信号を前記通信部に送信させる第1指示部と、
第1指示信号に対する音声信号を含む応答信号を前記通信部が前記無線移動局から受信した場合に、前記応答信号を解析する解析部と、
前記解析部が所定の条件を満たすと解析した場合、前記無線移動局の動作の変更を指示するための第2指示信号を前記通信部に送信させる第2指示部と、
を備える管理装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記解析部は、前記音声信号から分離した発話音の音量レベルが第1しきい値を超えたか、または前記音声信号から分離した周囲音の音量レベルが第2しきい値を超えたか、を所定の条件として解析する請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記第1指示部は、前記監視部が前記無線移動局の異常を推定した場合に、前記第1指示信号の送信の前にコマンド要求信号を前記通信部に送信させ、
前記第1指示部は、前記コマンド要求信号に対する応答である確認信号を前記通信部が前記無線移動局から受信しなかった場合に、第1指示信号を前記通信部に送信させる請求項1に記載の管理装置。
【請求項4】
前記第1指示部は、前記第1指示信号を前記通信部に送信させた後に、コマンド再要求信号を前記通信部に送信させ、
前記解析部は、前記第1指示信号に対する前記応答信号と、前記コマンド再要求信号に対する再確認信号とを前記通信部が前記無線移動局から受信した場合に、前記応答信号と前記再確認信号を解析する請求項3に記載の管理装置。
【請求項5】
無線移動局であって、
管理装置との間で通信を行う通信部と、
前記無線移動局の位置情報を取得し、前記位置情報を前記通信部に送信させる位置情報取得部と、
前記管理装置が前記位置情報の履歴をもとに前記無線移動局の異常を推定することによって、音声信号の送信を前記無線移動局に指示するための第1指示信号を前記通信部が前記管理装置から受信した場合に、前記第1指示信号に対する応答信号を前記通信部に送信させる応答部と、
前記管理装置が前記応答信号を解析した結果をもとに、前記無線移動局の動作の変更を指示するための第2指示信号を前記通信部が前記管理装置から受信した場合に、第2指示信号に応じて前記無線移動局の動作を変更する変更部と、
を備える無線移動局。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理技術に関し、特に通信可能な管理装置、無線移動局に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
無線移動局を搭載したタクシーが待機禁止場所に滞留することを防ぐために、管理装置は無線移動局から位置情報を取得し、適切でない場所に留まっている無線移動局に警告指示を行う(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-269001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
管理装置は、無線移動局の位置情報を取得することによって、無線移動局を所持するユーザの行動を監視可能である。しかしながら、ユーザの行動からユーザが緊急事態になっていると予測された場合に、無線移動局の動作を管理装置から適切に制御することは困難である。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線移動局を所持するユーザの状態に応じて無線移動局の動作を遠隔から制御する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の管理装置は、無線移動局との間で通信を行う通信部と、通信部が無線移動局から受信した位置情報の履歴をもとに、無線移動局の異常を推定する監視部と、監視部が無線移動局の異常を推定した場合に、無線移動局が音声信号の送信を行うよう指示する第1指示信号を通信部に送信させる第1指示部と、第1指示信号に対する音声信号を含む応答信号を通信部が無線移動局から受信した場合に、応答信号を解析する解析部と、解析部が所定の条件を満たすと解析した場合、無線移動局の動作の変更を指示するための第2指示信号を通信部に送信させる第2指示部と、を備える。
【0007】
本発明の別の態様は、無線移動局である。この無線移動局は、無線移動局であって、管理装置との間で通信を行う通信部と、無線移動局の位置情報を取得し、位置情報を通信部に送信させる位置情報取得部と、管理装置が位置情報の履歴をもとに無線移動局の異常を推定することによって、音声信号の送信を無線移動局に指示するための第1指示信号を通信部が管理装置から受信した場合に、第1指示信号に対する応答信号を通信部に送信させる応答部と、管理装置が応答信号を解析した結果をもとに、無線移動局の動作の変更を指示するための第2指示信号を通信部が管理装置から受信した場合に、第2指示信号に応じて無線移動局の動作を変更する変更部と、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、無線移動局を所持するユーザの状態に応じて無線移動局の動作を遠隔から制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例に係る通信システムの構成を示す図である。
図1の無線移動局の構成を示す図である。
図1の管理装置の構成を示す図である。
図1の通信システムによる通信手順を示すシーケンス図である。
図3の管理装置による通信手順を示すフローチャートである。
図3の解析部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。
図3の解析部に保持される別のテーブルのデータ構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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