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公開番号
2025027784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132917
出願日
2023-08-17
発明の名称
情報処理装置の筐体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
5/222 20060101AFI20250220BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】設置及び撤去に際して煩雑な作業を伴わずに対象となる装置を降雨などから保護することが可能な筐体を提供する。
【解決手段】筐体103aは、鉛直下方向に向くようにケーブル接続面が配され、当該ケーブル接続面に第1の溝部~第4の溝部が設けられている。第1の溝部は、ケーブル接続面においてコネクタ部よりも外縁側に所定の方向に延伸するように配される。第2の溝部は、コネクタ部を挟んで第1の溝部と対向する位置に配される。第3の溝部は、ケーブル接続面の第1の溝部側に、当該第1の溝部の延伸する方向に延伸するように配される。第4の溝部は、コネクタ部を挟んで第2の溝部と対向する位置に配される。第1のカバー及び第2のカバーは、上記に第1の溝部~第4の溝部に対して係合部が、当該溝部が延伸する方向スライドするように挿入されて、ケーブル接続面にコネクタ部を外縁から覆うように装着される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置の筐体であって、
前記筐体が設置された場合に鉛直下方向に向くように配され、かつ面上に保護対象が配された対象面と、
前記対象面の面上において前記保護対象よりも当該対象面の外縁側に位置し、かつ当該対象面の所定の方向に延伸するように配された第1の溝部と、
前記対象面の面上において前記保護対象を挟んで前記第1の溝部と対向する位置に配された第2の溝部と、
前記対象面の前記第1の溝部側に、当該第1の溝部が延伸する方向に延伸するように配された第3の溝部と、
前記対象面の前記第2の溝部側の前記第3の溝部と対向する位置に配された第4の溝部と、
前記筐体に対して着脱可能に構成され、当該筐体に装着された場合に前記保護対象よりも当該対象面の外縁側から当該保護対象を覆う第1のカバー及び第2のカバーと、
前記第1のカバーに配され、前記第1の溝部及び前記第2の溝部それぞれに、当該第1の溝部及び当該第2の溝部が延伸する方向にスライドするように挿入されて係合する第1の係合部と、
前記第2のカバーに配され、前記第3の溝部及び前記第4の溝部それぞれに、当該第3の溝部及び当該第4の溝部が延伸する方向にスライドするように挿入されて係合する第2の係合部と、
を有することを特徴とする、情報処理装置の筐体。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1のカバーは、前記筐体に装着された状態で、前記第1の溝部及び前記第2の溝部それぞれに対して、当該溝部が延伸する方向に延伸するように形成された2つの第1の面を有し、当該2つの第1の面それぞれの前記対象面側の辺に前記第1の係合部を有し、
前記第2のカバーは、前記筐体に装着された状態で、前記3の溝部及び前記第4の溝部それぞれに対して、当該溝部が延伸する方向に延伸するように形成された2つの第2の面を有し、当該2つの第2の面それぞれの前記対象面側の辺に前記第2の係合部を有する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の筐体。
【請求項3】
前記第3の溝部は、前記対象面の面上において、前記第1の溝部が延伸する方向と直交する方向の位置が、当該第1の溝部と異なり、
前記第4の溝部は、前記対象面の面上において、前記第3の溝部が延伸する方向と直交する方向の位置が、当該第3の溝部と異なる
ことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置の筐体。
【請求項4】
前記第1のカバー及び前記第2のカバーが前記筐体に装着された場合に、
前記第1のカバーの前記第1の面の少なくとも一部と、
前記第2のカバーの前記第2の面の少なくとも一部と、
が、前記第1の溝部に直交する方向において重畳する
ことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置の筐体。
【請求項5】
前記第1のカバーの前記2つの第1の面は、当該第1のカバーが前記筐体に装着された場合に、前記第1の溝部及び前記第2の溝部が延伸する方向の長さが異なり、
前記第2のカバーの前記2つの第2の面は、当該第2のカバーが前記筐体に装着された場合に、前記第3の溝部及び前記第4の溝部が延伸する方向の長さが異なり、
前記第1のカバーの前記2つの第1の面のうちの、前記第1の溝部及び前記第2の溝部が延伸する方向の長さがより長い面の少なくとも一部と、
前記第2のカバーの前記2つの第2の面のうちの、前記第3の溝部及び前記第4の溝部が延伸する方向の長さがより短い面の少なくとも一部と、
が、前記第1の溝部に直交する方向において重畳する
ことを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置の筐体。
【請求項6】
前記第1のカバーは、当該第1のカバーが前記筐体に装着された状態において、前記2つの第1の面を、前記第1の溝部及び前記第2の溝部が延伸する方向の一方の端部側で繋ぎ、当該2つの第1の面よりも前記対象面側に突出する突起部を有する、接続部を有し、
前記筐体は、前記第1のカバーが装着された場合に、前記突起部が篏合する嵌合溝部を有する
ことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置の筐体。
【請求項7】
前記嵌合溝部は、前記第1のカバーが前記筐体に装着された状態における前記第1の面が延伸する方向に向けて、深さがより深くなるように形成されることを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置の筐体。
【請求項8】
前記第1のカバー及び前記第2のカバーは、前記筐体に装着された場合に、前記保護対象よりも鉛直下方向により長く延伸するように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の筐体。
【請求項9】
前記第1のカバーは、前記筐体に装着された場合に、前記第1の溝部及び前記第2の溝部それぞれに係合する前記第1の係合部の少なくとも一部を、当該溝部に押し付けるように付勢する第1の付勢部を有し、
前記第2のカバーは、前記筐体に装着された場合に、前記第3の溝部及び前記第4の溝部それぞれに係合する前記第2の係合部の少なくとも一部を、当該溝部に押し付けるように付勢する第2の付勢部を有する
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の筐体。
【請求項10】
前記第1のカバーと前記第2のカバーとは、互いに同じ形状となるように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の筐体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置の筐体に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のデバイスを協働させることで新たなサービスを提供可能とする技術が各種提案されている。このような技術として、複数の撮像装置を協働させることで複数の視点から得られる複数画像を用いて、指定された仮想視点からの仮想視点画像を生成する技術が注目されている。特許文献1には、複数の撮像装置を互いに異なる位置に設置して被写体を撮像し、撮像画像から推定される被写体の3次元形状モデルを用いて、仮想視点画像を生成する撮像システムについて開示されている。特許文献1に開示された技術では、撮像装置と対になり、当該撮像装置の後段に配される情報処理装置が、撮像装置と同じ数だけ配されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-211828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された撮像システムのように、スタジアムのような比較的に広い範囲にわたって複数の装置が設置される状況下では、当該装置が屋外に設置されるような状況も想定され、当該装置の筐体に防水性能が求められる場合がある。
一方で、上記撮像システムのように、イベント等が行われる際に一連の装置が会場に設置され、イベントの終了後に当該一連の装置が会場から撤去されるような運用が行われるシステムも想定され得る。このように、装置の設置や撤収が頻繁に行われるような状況が想定され得る場合には、筐体に複雑な防水機構を設けると、作業効率が著しく低下する場合がある。
【0005】
本発明は上記の問題を鑑み、設置及び撤去に際して煩雑な作業を伴わずに対象となる装置を降雨などから保護することが可能な筐体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報処理装置の筐体は、前記筐体が設置された場合に鉛直下方向に向くように配され、かつ面上に保護対象が配された対象面と、前記対象面の面上において前記保護対象よりも当該対象面の外縁側に位置し、かつ当該対象面の所定の方向に延伸するように配された第1の溝部と、前記対象面の面上において前記保護対象を挟んで前記第1の溝部と対向する位置に配された第2の溝部と、前記対象面の前記第1の溝部側に、当該第1の溝部が延伸する方向に延伸するように配された第3の溝部と、前記対象面の前記第2の溝部側の前記第3の溝部と対向する位置に配された第4の溝部と、前記筐体に対して着脱可能に構成され、当該筐体に装着された場合に前記保護対象よりも当該対象面の外縁側から当該保護対象を覆う第1のカバー及び第2のカバーと、前記第1のカバーに配され、前記第1の溝部及び前記第2の溝部それぞれに、当該第1の溝部及び当該第2の溝部が延伸する方向にスライドするように挿入されて係合する第1の係合部と、前記第2のカバーに配され、前記第3の溝部及び前記第4の溝部それぞれに、当該第3の溝部及び当該第4の溝部が延伸する方向にスライドするように挿入されて係合する第2の係合部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、設置及び撤去に際して煩雑な作業を伴わずに対象となる装置を降雨などから保護することが可能な筐体を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
撮像システムの概略的なシステム構成の一例を示した図である。
画像処理装置の機能構成の一例を示した図である。
画像処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
筐体の構成の一例を示した図である。
筐体の設置状態の一例を示した図である。
カバーの構造の一例を示した図である。
コネクタパネルの構造の一例を示した図である。
コネクタパネルとカバーとの篏合について示した図である。
突起部の構成の一例を示した図である。
筐体の構成の一例を示した図である。
筐体の構成の一例を示した図である。
溝部の構成の一例を示した図である。
筐体の構成の一例を示した図である。
筐体の構成の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0010】
<第1の実施形態>
図1~図8を参照して、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の一例について以下に説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る情報処理装置に相当する画像処理装置103を含む撮像システム101の概略的なシステム構成の一例について説明する。撮像システム101は、複数の撮像装置102、複数の画像処理装置103、及び画像サーバ104を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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