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公開番号
2025169647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2024074548
出願日
2024-05-01
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20251107BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】カブリを低減する。
【解決手段】感光体と、収容枠体と現像ローラと供給ローラとを有する回転可能なロータリと、トナーカートリッジと、を備え、供給ローラは、発泡層を有し、供給ローラと現像ローラとの接触部において発泡層が弾性変形するように配置されており、ロータリは、仮想水平面に受入開口を垂直投影した投影領域の面積が最大となる第1姿勢をとることが可能であり、現像ローラの外周面と、供給ローラの外周面と、現像ローラの外周面及び供給ローラの外周面の共通接線と、によって囲まれる領域であって供給ローラの回転方向について接触部の下流側の領域を下流領域としたとき、ロータリが第1姿勢にある状態において、下流領域は受入開口の下方に位置し、且つ鉛直方向に見た場合に受入開口と少なくとも部分的に重なる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
感光体と、
トナーを収容するトナー収容部と前記トナー収容部に連通する受入開口とが設けられた収容枠体と、トナーを担持して前記感光体に供給する回転可能な現像ローラと、前記トナー収容部に収容されているトナーを前記現像ローラに供給する回転可能な供給ローラと、を有する回転可能なロータリと、
内部にトナーを収容し且つ前記ロータリに着脱可能なトナーカートリッジであって、前記受入開口と連通する排出開口を有し、前記排出開口から排出されるトナーが前記受入開口を通じて前記トナー収容部に供給されるように構成されたトナーカートリッジと、
を備え、
前記供給ローラは、発泡材料で形成され且つ前記供給ローラの外周面を形成する発泡層を有し、前記供給ローラと前記現像ローラとの接触部において前記発泡層が弾性変形するように配置されており、
前記ロータリは、前記ロータリに対する前記トナーカートリッジの着脱が許容される交換姿勢と、前記現像ローラが前記感光体にトナーを供給することを許容する現像姿勢と、前記交換姿勢と前記現像姿勢との間の第1姿勢であって、前記受入開口の開口方向が鉛直方向において上側を向き、且つ仮想水平面に前記受入開口を垂直投影した投影領域の面積が最大となる第1姿勢と、をとることが可能であり、
前記現像ローラの外周面と、前記供給ローラの外周面と、前記現像ローラの外周面及び前記供給ローラの外周面の共通接線と、によって囲まれる領域であって前記供給ローラの回転方向について前記接触部の下流側の領域を下流領域としたとき、前記ロータリが前記第1姿勢にある状態において、前記下流領域は、前記受入開口の下方に位置し、且つ鉛直方向に見た場合に前記受入開口と少なくとも部分的に重なる、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
感光体と、
トナーを収容するトナー収容部と前記トナー収容部に連通する受入開口とが設けられた収容枠体と、トナーを担持して前記感光体に供給する回転可能な現像ローラと、前記トナー収容部に収容されているトナーを前記現像ローラに供給する回転可能な供給ローラと、前記トナー収容部に配置され且つ前記受入開口を通じて前記トナー収容部に供給されるトナーをガイドするガイド部材と、を有する回転可能なロータリと、
内部にトナーを収容し且つ前記ロータリに着脱可能なトナーカートリッジであって、前記受入開口と連通する排出開口を有し、前記排出開口から排出されるトナーが前記受入開口を通じて前記トナー収容部に供給されるように構成されたトナーカートリッジと、
を備え、
前記供給ローラは、発泡材料で形成され且つ前記供給ローラの外周面を形成する発泡層を有し、前記供給ローラと前記現像ローラとの接触部において前記発泡層が弾性変形するように配置されており、
前記ロータリは、前記ロータリに対する前記トナーカートリッジの着脱が許容される交換姿勢と、前記現像ローラが前記感光体にトナーを供給することを許容する現像姿勢と、前記交換姿勢と前記現像姿勢との間の第1姿勢であって、前記受入開口の開口方向が鉛直方向において上側を向き、且つ仮想水平面に前記受入開口を垂直投影した投影領域の面積が最大となる第1姿勢と、をとることが可能であり、
前記ガイド部材は、前記収容枠体に支持される被支持部と、前記ロータリが前記第1姿勢にある状態におい鉛直方向に見た場合に前記受入開口の内側に位置する先端と、を有し、
前記現像ローラの外周面と、前記供給ローラの外周面と、前記現像ローラの外周面及び前記供給ローラの外周面の共通接線と、によって囲まれる領域であって前記供給ローラの回転方向について前記接触部の下流側の領域を下流領域としたとき、前記ロータリが前記第1姿勢にある状態において、前記下流領域は、前記ガイド部材の前記先端の下方に位置し、且つ前記鉛直方向に見た場合に前記ガイド部材の前記先端と重なる、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
前記ガイド部材は、樹脂材料又はゴム材料のシート材である、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ガイド部材は、前記ロータリが前記交換姿勢にある状態において、前記受入開口を通じて前記収容部から外部にトナーが流出することを規制するように構成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ロータリが前記交換姿勢にある状態において、前記受入開口の開口方向は前記鉛直方向において下側を向き、
前記トナーカートリッジの装着後に前記ロータリが前記交換姿勢から前記現像姿勢まで回転する過程で前記ロータリが前記第1姿勢となる、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記トナーカートリッジは、前記排出開口の開口方向が前記鉛直方向において下側を向いている状態において、重力によって前記トナーカートリッジの内部から前記排出開口を通じてトナーが排出されるように構成されている、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記受入開口を第1の受入開口として、
前記収容枠体は、前記収容部に連通し且つ前記トナーカートリッジからトナーを受け入れる第2の受入開口を有し、
前記第1の受入開口は、前記ロータリの回転軸線方向において前記収容部の中央に対して一方側に配置され、
前記第2の受入開口は、前記回転軸線方向において前記収容部の前記中央に対して他方側に配置され、
前記ロータリが前記第1姿勢にある状態において、前記下流領域は、前記鉛直方向に見た場合に前記第1の受入開口及び前記第2の受入開口のそれぞれと少なくとも部分的に重なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記供給ローラは、前記現像ローラに対する侵入量が0.1mm以上1.5mm以下となるように配置されており、
前記接触部における前記現像ローラの外周面の移動方向と、前記接触部における前記供給ローラの外周面の移動方向とが反対である、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記発泡層は、連続気泡構造を有し且つ平均セル径が10μm以上800μm以下となるように形成されたポリウレタンフォームである、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の現像器を有する現像ロータリを回転させながらカラー画像を形成するロータリ現像方式の画像形成装置が記載されている。また、現像ロータリには、各現像器に対応する色のトナーを収容したトナーカートリッジを着脱可能であることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-183305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロータリの収容部に収容されているトナーは、現像ローラに担持されて現像ブレードや感光ドラム等と摺擦されて機械的なストレスを受けることで劣化し、帯電性能が低下する。帯電性能の低いトナーが現像ローラ上に多く存在する場合、記録材上の本来は画像を形成しない領域(非画像形成領域)にトナーが現像される画像不良(カブリ)が発生する可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、カブリを低減可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、感光体と、トナーを収容するトナー収容部と前記トナー収容部に連通する受入開口とが設けられた収容枠体と、トナーを担持して前記感光体に供給する回転可能な現像ローラと、前記トナー収容部に収容されているトナーを前記現像ローラに供給する回転可能な供給ローラと、を有する回転可能なロータリと、内部にトナーを収容し且つ前記ロータリに着脱可能なトナーカートリッジであって、前記受入開口と連通する排出開口を有し、前記排出開口から排出されるトナーが前記受入開口を通じて前記トナー収容部に供給されるように構成されたトナーカートリッジと、を備え、前記供給ローラは、発泡材料で形成され且つ前記供給ローラの外周面を形成する発泡層を有し、前記供給ローラと前記現像ローラとの接触部において前記発泡層が弾性変形するように配置されており、前記ロータリは、前記ロータリに対する前記トナーカートリッジの着脱が許容される交換姿勢と、前記現像ローラが前記感光体にトナーを供給することを許容する現像姿勢と、前記交換姿勢と前記現像姿勢との間の第1姿勢であって、前記受入開口の開口方向が鉛直方向において上側を向き、且つ仮想水平面に前記受入開口を垂直投影した投影領域の面積が最大となる第1姿勢と、をとることが可能であり、前記現像ローラの外周面と、前記供給ローラの外周面と、前記現像ローラの外周面及び前記供給ローラの外周面の共通接線と、によって囲まれる領域であって前記供給ローラの回転方向について前記接触部の下流側の領域を下流領域としたとき、前記ロータリが前記第1姿勢にある状態において、前記下流領域は、前記受入開口の下方に位置し、且つ鉛直方向に見た場合に前記受入開口と少なくとも部分的に重なる、ことを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
本発明の他の一態様は、感光体と、トナーを収容するトナー収容部と前記トナー収容部に連通する受入開口とが設けられた収容枠体と、トナーを担持して前記感光体に供給する回転可能な現像ローラと、前記トナー収容部に収容されているトナーを前記現像ローラに供給する回転可能な供給ローラと、前記トナー収容部に配置され且つ前記受入開口を通じて前記トナー収容部に供給されるトナーをガイドするガイド部材と、を有する回転可能なロータリと、内部にトナーを収容し且つ前記ロータリに着脱可能なトナーカートリッジであって、前記受入開口と連通する排出開口を有し、前記排出開口から排出されるトナーが前記受入開口を通じて前記トナー収容部に供給されるように構成されたトナーカートリッジと、を備え、前記供給ローラは、発泡材料で形成され且つ前記供給ローラの外周面を形成する発泡層を有し、前記供給ローラと前記現像ローラとの接触部において前記発泡層が弾性変形するように配置されており、前記ロータリは、前記ロータリに対する前記トナーカートリッジの着脱が許容される交換姿勢と、前記現像ローラが前記感光体にトナーを供給することを許容する現像姿勢と、前記交換姿勢と前記現像姿勢との間の第1姿勢であって、前記受入開口の開口方向が鉛直方向において上側を向き、且つ仮想水平面に前記受入開口を垂直投影した投影領域の面積が最大となる第1姿勢と、をとることが可能であり、前記ガイド部材は、前記収容枠体に支持される被支持部と、前記ロータリが前記第1姿勢にある状態におい鉛直方向に見た場合に前記受入開口の内側に位置する先端と、を有し、前記現像ローラの外周面と、前記供給ローラの外周面と、前記現像ローラの外周面及び前記供給ローラの外周面の共通接線と、によって囲まれる領域であって前記供給ローラの回転方向について前記接触部の下流側の領域を下流領域としたとき、前記ロータリが前記第1姿勢にある状態において、前記下流領域は、前記ガイド部材の前記先端の下方に位置し、且つ前記鉛直方向に見た場合に前記ガイド部材の前記先端と重なる、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、カブリを低減可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る画像形成装置の概略図。
実施例1に係る画像形成装置の構成図。
実施例1に係る現像ユニット、トナーカートリッジ及びトレイの模式図。
実施例1に係る画像形成装置の断面図(a、b)。
実施例1に係るロータリ本体の斜視図。
実施例1に係る感光ドラム、現像ユニット、トナーカートリッジの断面図。
実施例1に係る感光ドラム、現像ユニット、トナーカートリッジの断面図。
実施例1に係る感光ドラム、現像ユニット、トナーカートリッジの断面図。
実施例1に係る感光ドラムと現像ユニット及びトナーカートリッジの位置関係を表す概略図(a~c)。
実施例2に係る感光ドラム、現像ユニット、トナーカートリッジの断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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