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公開番号
2025036878
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143498
出願日
2023-09-05
発明の名称
超音波トランスデューサ
出願人
アズビル株式会社
代理人
個人
主分類
H04R
17/00 20060101AFI20250310BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】超音波トランスデューサの超音波振動子と音響レンズとの間に液体の層を配置する場合に、液体の層に適切な音響インピーダンスの材料を選択する。
【解決手段】音響レンズ102の厚さを、音響レンズ102の中における音波の波長の(2n-1)/4倍(nは整数)とし、液体層103の音響インピーダンスは、音響レンズ102の音響インピーダンスの2乗を、超音波が伝搬する媒質の音響インピーダンスで除した値と同等とする。また、音響レンズ102の厚さを、音響レンズ102の中における音波の波長のn/2倍(nは整数)とし、液体層103の音響インピーダンスは、超音波が伝搬する媒質の音響インピーダンスと同等とすることができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
超音波振動子と、
前記超音波振動子の超音波放射面に設けられた音響レンズと、
前記超音波振動子と前記音響レンズとの間に配置されて前記超音波振動子に接する液体層と
を備え、
前記音響レンズの厚さは、前記音響レンズの中における音波の波長の(2n-1)/4倍(nは整数)とされ、
前記液体層の音響インピーダンスは、前記音響レンズの音響インピーダンスの2乗を、超音波が伝搬する媒質の音響インピーダンスで除した値と同等とされている
超音波トランスデューサ。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
超音波振動子と、
前記超音波振動子の超音波放射面に設けられた音響レンズと、
前記超音波振動子と前記音響レンズとの間に配置されて前記超音波振動子に接する液体層と
を備え、
前記音響レンズの厚さは、前記音響レンズの中における音波の波長のn/2倍(nは整数)とされ、
前記液体層の音響インピーダンスは、超音波が伝搬する媒質の音響インピーダンスと同等とされている
超音波トランスデューサ。
【請求項3】
請求項1または2記載の超音波トランスデューサにおいて、
前記超音波振動子は、
基板の上に配置されて変位可能とされた薄膜から構成され、
前記薄膜に接して前記液体層が設けられ、
前記液体層を覆って前記音響レンズが形成されている
超音波トランスデューサ。
【請求項4】
請求項3記載の超音波トランスデューサにおいて、
前記薄膜は、圧電体から構成されている超音波トランスデューサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波トランスデューサに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、振動する薄膜から構成された超音波トランスデューサに音響レンズを組み合わせる技術が開発されている(特許文献1)。この技術では、音波伝搬効率を向上させるために音響レンズを組み合わせている。また、超音波振動子と音響レンズとの間の音響波伝搬効率を改善するために、これらの間に液体の層を配置する技術も提案されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-504547号公報
特表2016-529835号公報
【非特許文献】
【0004】
Ke Zhu et al., "Non-Contact Ultrasonic Flow Measurement for Small Pipes Based on AlN Piezoelectric Micromachined Ultrasonic Transducer Arrays", Journal of Microelectromechanical Systems , vol. 30, Issue:3, pp. 480-487, 2021.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した液体の層には、音響レンズを構成する材料との組み合わせによって、適切な音響インピーダンスを持つ材料が選択される必要がある。
【0006】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、超音波トランスデューサの超音波振動子と音響レンズとの間に液体の層を配置する場合に、液体の層に適切な音響インピーダンスの材料を選択することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る超音波トランスデューサは、超音波振動子と、超音波振動子の超音波放射面に設けられた音響レンズと、超音波振動子と音響レンズとの間に配置されて超音波振動子に接する液体層とを備え、音響レンズの厚さは、音響レンズの中における音波の波長の(2n-1)/4倍(nは整数)とされ、液体層の音響インピーダンスは、音響レンズの音響インピーダンスの2乗を、超音波が伝搬する媒質の音響インピーダンスで除した値と同等とされている。
【0008】
本発明に係る超音波トランスデューサは、超音波振動子と、超音波振動子の超音波放射面に設けられた音響レンズと、超音波振動子と音響レンズとの間に配置されて超音波振動子に接する液体層とを備え、音響レンズの厚さは、音響レンズの中における音波の波長のn/2倍(nは整数)とされ、液体層の音響インピーダンスは、超音波が伝搬する媒質の音響インピーダンスと同等とされている。
【0009】
上記超音波トランスデューサの一構成例において、超音波振動子は、基板の上に配置されて変位可能とされた薄膜から構成され、薄膜に接して液体層が設けられ、液体層を覆って音響レンズが形成されている。
【0010】
上記超音波トランスデューサの一構成例において、薄膜は、圧電体から構成されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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