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公開番号2025062339
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171337
出願日2023-10-02
発明の名称信号出力装置、及び、その生産方法
出願人アズビル株式会社
代理人個人
主分類H03M 1/12 20060101AFI20250407BHJP(基本電子回路)
要約【課題】信号出力装置に接続される電源の種類による、出力信号の精度低下を低減する。
【解決手段】信号出力装置10は、複数種類の電源Sが接続可能で、複数種類の電源Sのうち、接続された電源からの電力により動作するように構成されている。そして、信号出力装置10の信号変換回路30は、センサ素子20からの入力信号Vinに基づいて電圧換算値P1を導出し、導出した電圧換算値P1を出力信号Voutに変換し、変換した出力信号Voutを出力するように構成されている。さらに、信号出力装置10の電源検出回路50は、複数種類の電源Sのうち、信号出力装置10に接続された電源Sの種類を検出し、信号変換回路30は、電圧換算値P1を、電源検出回路50により特定された電源Sの種類に応じて補正してから出力信号に変換する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数種類の電源が接続可能で、前記複数種類の電源のうち、接続された電源からの電力により動作する信号出力装置であって、
入力信号に基づいて数値を導出し、導出した前記数値を前記出力信号に変換し、変換した前記出力信号を出力する信号変換回路と、
前記複数種類の電源のうち、前記信号出力装置に接続された電源の種類を検出する電源検出回路と、を備え、
前記信号変換回路は、前記数値を、前記電源検出回路により特定された前記電源の種類に応じて補正してから前記出力信号に変換する、
信号出力装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記複数種類の電源のうちの前記電源が接続される電源回路をさらに備え、
前記電源回路は、接続される前記電源の種類に応じて異なる電圧が発生する箇所を有し、
前記電源検出回路は、前記箇所の電圧を測定することで前記種類を検出し、
前記信号変換回路は、前記数値を、前記電源検出回路で検出された前記電圧と予め設定されている補正係数とに基づいて補正する、
請求項1に記載の信号出力装置。
【請求項3】
前記信号変換回路は、前記数値を、前記電源検出回路により特定された前記電源の種類に対応した前記補正係数を用いて他の数値に変換することで補正してから前記出力信号に変換する、
請求項1に記載の信号出力装置。
【請求項4】
前記複数種類の電源は、単電源及び両電源を含む、
請求項1に記載の信号出力装置。
【請求項5】
前記入力信号は、センサ素子により検出された物理量を示す、
請求項1に記載の信号出力装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の信号出力装置の生産方法であって、
前記信号出力装置を組み立てる第1ステップと、
組み立て後の前記信号出力装置が備える前記信号変換回路に、前記数値の補正の際に使用する補正係数を設定する第2ステップと、を備える、
信号出力装置の生産方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、0~10Vの電圧信号などの出力信号を出力する信号出力装置、及び、その生産方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
真空計などの信号出力装置では、出力信号の電圧値(出力電圧)が外部環境に応じて変化することがあるため、出力信号を生成する際、当該外部環境に応じた補正が行われることがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-258088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、信号出力装置として、複数種類の電源が接続可能に構成された装置がある。このような信号出力装置では、実際に使用する電源に応じて、出力信号の電圧値等が変化してしまい、出力信号の精度が低下することがある。このようなことは、上記特許文献1では考慮されていない。
【0005】
本発明は、信号出力装置に接続される電源の種類による、出力信号の精度低下を低減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る信号出力装置は、複数種類の電源が接続可能で、前記複数種類の電源のうち、接続された電源からの電力により動作する信号出力装置であって、入力信号に基づいて数値を導出し、導出した前記数値を前記出力信号に変換し、変換した前記出力信号を出力する信号変換回路と、前記複数種類の電源のうち、前記信号出力装置に接続された電源の種類を検出する電源検出回路と、を備え、前記信号変換回路は、前記数値を、前記電源検出回路により特定された前記電源の種類に応じて補正してから前記出力信号に変換する。
【0007】
一例として、信号出力装置は、前記複数種類の電源のうちの前記電源が接続される電源回路をさらに備え、前記電源回路は、接続される前記電源の種類に応じて異なる電圧が発生する箇所を有し、前記電源検出回路は、前記箇所の電圧を測定することで前記種類を検出し、前記信号変換回路は、前記数値を、前記電源検出回路で検出された前記電圧と予め設定されている補正係数とに基づいて補正する、ように構成されてもよい。
【0008】
一例として、前記信号変換回路は、前記数値を、前記電源検出回路により特定された前記電源の種類に対応した前記補正係数を用いて他の数値に変換することで補正してから前記出力信号に変換してもよい。
【0009】
一例として、前記複数種類の電源は、単電源及び両電源を含んでもよい。
【0010】
一例として、前記入力信号は、センサ素子により検出された物理量を示してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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