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公開番号
2025027255
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023131908
出願日
2023-08-14
発明の名称
原稿読取装置
出願人
株式会社PFU
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/191 20060101AFI20250219BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】カバー部材の開閉状態の誤検知を低減可能であるとともに、原稿を読み取っている期間にカバー部材の開閉状態を検知可能な原稿読取装置を提供する。
【解決手段】原稿読取装置は、本体部と、前記本体部に対して開閉可能に対向配置されるカバー部材と、前記本体部及び前記カバー部材の少なくとも一方に配置され、所定の配列方向に並ぶ複数の画素を用いて原稿を読み取る読取部と、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも外側に配置される監視画素の出力に基づいて前記カバー部材の開閉状態を検知し、前記カバー部材の開閉状態情報を出力するか、又は前記読取部による読取動作を停止可能な制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本体部と、
前記本体部に対して開閉可能に対向配置されるカバー部材と、
前記本体部及び前記カバー部材の少なくとも一方に配置され、所定の配列方向に並ぶ複数の画素を用いて原稿を読み取る読取部と、
前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも外側に配置される監視画素の出力に基づいて前記カバー部材の開閉状態を検知し、前記カバー部材の開閉状態情報を出力するか、又は前記読取部による読取動作を停止可能な制御部と、を有する、原稿読取装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記監視画素の出力に基づき、前記カバー部材の開閉状態を検知する開閉検知部を有する、請求項1に記載の原稿読取装置。
【請求項3】
前記監視画素は、前記配列方向において、前記読取部により読取可能な前記原稿のうち最大幅を有する前記原稿が、前記読取部により前記原稿を読み取っている期間に位置する領域よりも外側に配置される、請求項1又は請求項2に記載の原稿読取装置。
【請求項4】
前記監視画素は、前記配列方向において、前記最大幅を有する前記原稿が、前記読取部により前記原稿を読み取っている期間に位置する領域よりも所定の画素数以上外側に配置される、請求項3に記載の原稿読取装置。
【請求項5】
前記監視画素は、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも左外側に配置される左側監視画素と、右外側に配置される右側監視画素と、を含み、
前記制御部は、前記左側監視画素及び前記右側監視画素の双方を用い、前記左側監視画素及び前記右側監視画素の少なくとも一方の出力が所定の閾値以上である場合に、前記カバー部材が閉じていることに対応する前記開閉状態情報を出力する、請求項1に記載の原稿読取装置。
【請求項6】
前記読取部は、前記原稿の第1面を読み取る第1読取部と、前記原稿における前記第1面とは反対側の第2面を読み取る第2読取部と、を含み、
前記第1読取部の前記監視画素である第1監視画素は、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記第1読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも左外側に配置される第1左側監視画素と、右外側配置される第1右側監視画素と、を含み、
前記第2読取部の前記監視画素である第2監視画素は、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記第2読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも左外側に配置される第2左側監視画素と、右外側に配置される第2右側監視画素と、を含み、
前記制御部は、前記第1左側監視画素と前記第1右側監視画素との組、又は、前記第2左側監視画素と前記第2右側監視画素との組のどちらか一方を用い、用いる前記組におけるどちらか一方の前記監視画素の出力が所定の閾値以上である場合に、前記カバー部材が閉じていることに対応する前記開閉状態情報を出力する、請求項1に記載の原稿読取装置。
【請求項7】
前記読取部は、前記原稿の第1面を読み取る第1読取部と、前記原稿における前記第1面とは反対側の第2面を読み取る第2読取部と、を含み、
前記第1読取部の前記監視画素である第1監視画素は、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記第1読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも左外側に配置される第1左側監視画素と、右外側に配置される第1右側監視画素と、を含み、
前記第2読取部の前記監視画素である第2監視画素は、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記第2読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも左外側に配置される第2左側監視画素と、右外側に配置される第2右側監視画素と、を含み、
前記制御部は、前記第1左側監視画素、前記第1右側監視画素、前記第2左側監視画素及び前記第2右側監視画素それぞれの出力が所定の閾値以上である場合に、前記カバー部材が閉じていることに対応する前記開閉状態情報を出力する、請求項1に記載の原稿読取装置。
【請求項8】
前記読取部は、前記原稿の第1面を読み取る第1読取部と、前記原稿における前記第1面とは反対側の第2面を読み取る第2読取部と、を含み、
前記第1読取部の前記監視画素である第1監視画素は、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記第1読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも左外側に配置される第1左側監視画素と、右外側に配置される第1右側監視画素と、を含み、
前記第2読取部の前記監視画素である第2監視画素は、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記第2読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも左外側に配置される第2左側監視画素と、右外側に配置される第2右側監視画素と、を含み、
前記制御部は、前記第1左側監視画素、前記第1右側監視画素、前記第2左側監視画素、及び前記第2右側監視画素の4つのうち、前記第1左側監視画素及び前記第2左側監視画素の双方の出力が所定の閾値以上、及び、前記第1右側監視画素及び前記第2右側監視画素の双方の出力が所定の閾値以上、の少なくとも一方の場合に、前記カバー部材が閉じていることに対応する前記開閉状態情報を出力する、請求項1に記載の原稿読取装置。
【請求項9】
前記閾値を更新する更新部をさらに有する、請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
【請求項10】
前記原稿を搬送する搬送部を有し、
前記読取部は、前記搬送部による搬送方向と交差する前記配列方向に配置される前記複数の画素を含み、前記搬送部により搬送される前記原稿を読み取り、
前記制御部は、前記監視画素の出力に基づいて前記カバー部材の開閉状態を検知し、前記カバー部材の前記開閉状態情報を出力するか、又は前記読取部による読取動作及び前記搬送部による搬送のそれぞれを停止可能である、請求項1又は請求項2に記載の原稿読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、原稿読取装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
本体部と、本体部に対して開閉可能なカバー部材と、カバー部材の開閉状態の検知部と、を有し、本体部に対するカバー部材の開閉状態に応じて動作を制御可能な原稿読取装置が知られている。
【0003】
また、読取位置における装置本体側に設けられた反射面に照射された光の反射光を、装置本体に対して開閉可能な原稿搬送装置に設けられた裏面読取手段で受光した反射光の輝度に基づき、原稿搬送装置の開閉状態を検知する原稿読取装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-55246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、原稿の読取を行った後等に原稿読取装置における読取位置に原稿が残っていると、原稿搬送装置等のカバー部材の開閉状態を誤検知する場合がある。また、特許文献1に記載の装置では、原稿を読み取っている期間にはカバー部材の開閉状態を検知することができない。
【0006】
本開示の一実施形態は、カバー部材の開閉状態の誤検知を低減可能であるとともに、原稿を読み取っている期間にカバー部材の開閉状態を検知可能な原稿読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る原稿読取装置は、本体部と、前記本体部に対して開閉可能に対向配置されるカバー部材と、前記本体部及び前記カバー部材の少なくとも一方に配置され、所定の配列方向に並ぶ複数の画素を用いて原稿を読み取る読取部と、前記複数の画素のうち、前記配列方向において、前記読取部により前記原稿を読み取っている期間に前記原稿が位置する領域よりも外側に配置される監視画素の出力に基づいて前記カバー部材の開閉状態を検知し、前記カバー部材の開閉状態情報を出力するか、又は前記読取部による読取動作を停止可能な制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態によれば、カバー部材の開閉状態の誤検知を低減可能であるとともに、原稿を読み取っている期間にカバー部材の開閉状態を検知可能な原稿読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態に係る原稿読取装置の模式的断面図である。
カバー部材が開いた状態における本開示の第1実施形態に係る原稿読取装置の模式的断面図である。
本開示の第1実施形態に係る原稿読取装置が備える第1読取部及び第2読取部を示す模式図である。
図3における第1読取部が備える第1撮像部の第1左側監視画素及び第1右側監視画素を示す第1撮像部の模式的平面図である。
図3における第2読取部が備える第2撮像部の第2左側監視画素及び第2右側監視画素を示す第2撮像部の模式的平面図である。
カバー部材が開いた状態における本開示の第1実施形態に係る原稿読取装置が備える第1読取部及び第2読取部を模式的に示す第1図である。
カバー部材が開いた状態における本開示の第1実施形態に係る原稿読取装置が備える第1読取部及び第2読取部を模式的に示す第2図である。
本開示の第1実施形態に係る原稿読取装置が備える制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。
本開示の第1実施形態に係る原稿読取装置が備える制御部の機能構成を示すブロック図である。
本開示の第1実施形態に係る原稿読取装置が備える制御部による処理を示すフローチャートである。
本開示の第2実施形態に係る原稿読取装置の模式的断面図である。
本開示の第2実施形態に係る原稿読取装置の構成を示すブロック図である。
本開示の第2実施形態に係る原稿読取装置が備える制御部の機能構成を示すブロック図である。
本開示の第2実施形態に係る原稿読取装置が備える制御部による処理を示すフローチャートである。
本開示の第3実施形態に係る原稿読取装置の模式的斜視図である。
カバー部材が開いた状態における本開示の第3実施形態に係る原稿読取装置の模式的斜視図である。
図15におけるXVII-XVII線に沿う模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施形態に係る原稿読取装置について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本開示の技術思想を具現化するための原稿読取装置を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、本開示の一実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。断面図として、切断面のみを示す端面図を用いる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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