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公開番号2025164913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2025143502,2021116720
出願日2025-08-29,2021-07-14
発明の名称媒体搬送装置
出願人株式会社PFU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65H 3/52 20060101AFI20251023BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】消費電力を低減させつつ、適切な力で分離ローラを給送ローラ側に押圧し続けることが可能な媒体搬送装置を提供する。
【解決手段】媒体搬送装置は、媒体を給送する給送ローラと、給送ローラに対向して配置される分離ローラと、電力が供給されることによって駆動力を発生するモータと、駆動力に従って第1方向に回転して分離ローラを給送ローラ側に押圧するカム部材と、モータとカム部材との間に設けられ、駆動力をモータからカム部材へ伝達し、且つ、モータへの電力の供給が遮断されてもカム部材を第1方向と反対の第2方向に回転させずに、カム部材が分離ローラを給送ローラ側に押圧し続けるように設けられた駆動力伝達部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を給送する給送ローラと、
前記給送ローラに対向して配置される分離ローラと、
電力が供給されることによって駆動力を発生するモータと、
前記駆動力に従って第1方向に回転して前記分離ローラを前記給送ローラ側に押圧するカム部材と、
前記モータと前記カム部材との間に設けられ、前記駆動力を前記モータから前記カム部材へ伝達し、且つ、前記モータへの電力の供給が遮断されても前記カム部材を前記第1方向と反対の第2方向に回転させずに、前記カム部材が前記分離ローラを前記給送ローラ側に押圧し続けるように設けられた駆動力伝達部と、
を有することを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記駆動力伝達部は、ウォーム及びウォームホイールを含むウォームギアを含む、請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項3】
前記駆動力伝達部は、トルクリミッタを含む、請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項4】
前記駆動力伝達部は、減速ギアを含む、請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項5】
前記駆動力伝達部は、ラチェットギアを含む、請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項6】
前記駆動力伝達部は、ワンウェイクラッチを含む、請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項7】
前記分離ローラを支持する支持部と、
一端が前記カム部材に取り付けられ、且つ、他端が前記支持部に取り付けられた第1弾性部材と、
一端が固定され、且つ、他端が前記支持部に取り付けられた第2弾性部材と、をさらに有する、請求項1~6の何れか一項に記載の媒体搬送装置。
【請求項8】
前記カム部材の回転量を測定する測定部と、
作業者による前記カム部材の位置の設定を受け付けたときに前記測定部により測定された回転量に基づく値を設定する設定部と、をさらに有する、請求項1~7の何れか一項に記載の媒体搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体搬送装置に関し、特に、給送ローラ及び分離ローラを用いて媒体を給送する媒体搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
媒体を搬送しながら撮像するスキャナ等の媒体搬送装置は、給送ローラ及び分離ローラを用いて複数の媒体を分離する機能を有する。このような媒体搬送装置では、媒体を良好に分離できるように、分離ローラを給送ローラ側に適切に押圧させる必要がある。分離ローラを給送ローラ側に押圧させる力は、部品毎のばらつき又はローラの摩耗状態等に応じて変化するため、装置毎に調整される必要がある。従来、媒体搬送装置は、モータが発生させた駆動力を用いて、分離ローラを給送ローラ側に押圧させる力を調整しつつ、調整した力で分離ローラを給送ローラ側に押圧し続けるようにモータを制御していた。
【0003】
分離ローラとトルクリミッタ付きのリタードローラとによる用紙分離機構を備え、リタードローラを分離ローラに対して接離する方向に付勢して両者の間の押圧力を変更できる給紙装置が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-95372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
媒体搬送装置では、消費電力を低減させつつ、適切な力で分離ローラを給送ローラ側に押圧し続けることが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、消費電力を低減させつつ、適切な力で分離ローラを給送ローラ側に押圧し続けることが可能な媒体搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る媒体搬送装置は、媒体を給送する給送ローラと、給送ローラに対向して配置される分離ローラと、電力が供給されることによって駆動力を発生するモータと、駆動力に従って第1方向に回転して分離ローラを給送ローラ側に押圧するカム部材と、モータとカム部材との間に設けられ、駆動力をモータからカム部材へ伝達し、且つ、モータへの電力の供給が遮断されてもカム部材を第1方向と反対の第2方向に回転させずに、カム部材が分離ローラを給送ローラ側に押圧し続けるように設けられた駆動力伝達部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、媒体搬送装置は、消費電力を低減させつつ、適切な力で分離ローラを給送ローラ側に押圧し続けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
媒体搬送装置100を示す斜視図である。
媒体搬送装置100内部の搬送経路を説明するための図である。
駆動力伝達機構130等について説明するための模式図である
ウォーム132等について説明するための模式図である。
付圧機構140の斜視図である。
付圧機構140の側面図である。
内側筐体120から取り外した状態の付圧機構140を示す斜視図である。
駆動力伝達機構130及び付圧機構140を上流側から見た模式図である。
媒体搬送装置100の概略構成を示すブロック図である。
記憶装置160及び処理回路170の概略構成を示す図である。
設定処理の動作の例を示すフローチャートである。
媒体読取処理の動作の例を示すフローチャートである。
他の駆動力伝達機構230について説明するための模式図である。
他の駆動力伝達機構330について説明するための模式図である。
他の駆動力伝達機構430等について説明するための模式図である。
(A)、(B)はラチェットギア432について説明するための模式図である。
付圧機構440について説明するための模式図である。
付圧機構440について説明するための模式図である。
他の駆動力伝達機構530等について説明するための模式図である。
他の実施形態に係る処理回路670の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一側面に係る媒体搬送装置について図を参照しつつ説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(【0011】以降は省略されています)

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