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公開番号2025137653
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2025119506,2024153081
出願日2025-07-16,2021-05-31
発明の名称媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム
出願人株式会社PFU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65H 3/06 20060101AFI20250911BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】媒体の給送をより良好に制御することが可能な媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】媒体搬送装置は、媒体を載置する載置台と、載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、給送ローラによって給送された媒体を搬送する搬送ローラと、給送ローラと搬送ローラの間に配置され、媒体を検出するセンサと、給送ローラを駆動するモータと、載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、給送ローラによる媒体の給送を開始してからセンサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、給送ローラを一定速度で回転させるようにモータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際に、給送ローラを第1速度で回転させた後に第1速度より高い第2速度で回転させるようにモータを制御する制御部と、を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を載置する載置台と、
前記載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、
前記給送ローラによって給送された媒体を搬送する搬送ローラと、
前記給送ローラを駆動するモータと、
媒体搬送方向において前記給送ローラより下流側に配置され、媒体を検出するセンサと、
前記給送ローラによる媒体の給送を開始してから前記センサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、前記載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、前記給送ローラを一定の所定速度で回転させるように前記モータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際は、前記給送ローラを前記所定速度より高い第1速度で回転させた後に前記第1速度より高い第2速度で回転させるように前記モータを制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、媒体の先端が前記搬送ローラを通過した時に、前記給送ローラの回転速度を低減させつつ前記給送ローラを回転させ続けるように前記モータを制御する、
を有することを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
媒体を載置する載置台と、
前記載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、
前記給送ローラを駆動するモータと、
媒体搬送方向において前記給送ローラより下流側に配置され、媒体を検出するセンサと、
前記給送ローラによる媒体の給送を開始してから前記センサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、前記載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、前記給送ローラを一定の所定速度で回転させるように前記モータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際は、前記給送ローラを前記所定速度より高い第1速度で回転させた後に前記第1速度より高い第2速度で回転させるように前記モータを制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、先行する媒体のサイズがサイズ閾値以下である場合の前記第2速度を、先行する媒体のサイズが前記サイズ閾値より大きい場合の前記第2速度より低い速度に設定する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項3】
通常モード及び薄紙搬送モードを有する媒体搬送装置であって、
媒体を載置する載置台と、
前記載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、
前記給送ローラによって給送された媒体を搬送する搬送ローラと、
前記給送ローラを駆動するモータと、
媒体搬送方向において前記給送ローラより下流側に配置され、媒体を検出するセンサと、
前記給送ローラによる媒体の給送を開始してから前記センサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、前記載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、前記給送ローラを一定の所定速度で回転させるように前記モータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際は、前記給送ローラを前記所定速度より高い第1速度で回転させた後に前記第1速度より高い第2速度で回転させるように前記モータを制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記通常モードにおける前記搬送ローラの表面移動速度に対する前記給送ローラの表面移動速度の比が、前記薄紙搬送モードにおける前記搬送ローラの表面移動速度に対する前記給送ローラの表面移動速度の比より小さく、且つ、前記通常モードにおける前記給送ローラの表面移動速度が前記薄紙搬送モードにおける前記給送ローラの表面移動速度より大きくなるように、前記給送ローラの回転速度及び前記搬送ローラの回転速度を設定する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項4】
媒体を載置する載置台と、前記載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、前記給送ローラを駆動するモータと、媒体搬送方向において前記給送ローラより下流側に配置され、媒体を検出するセンサと、を有する媒体搬送装置の制御プログラムであって、
前記給送ローラによる媒体の給送を開始してから前記センサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、前記載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、前記給送ローラを一定の所定速度で回転させるように前記モータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際は、前記給送ローラを前記所定速度より高い第1速度で回転させた後に前記第1速度より高い第2速度で回転させるように前記モータを制御する、
ことを前記媒体搬送装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムに関し、特に、媒体を分離して順次給送する媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
複数の媒体を分離しながら順次給送して撮像するスキャナ等の媒体搬送装置では、媒体の給送に要する時間をより低減させることが求められている。一方、媒体搬送装置は、媒体を撮像した画像を記憶する記憶装置の空き容量が不足している場合、又は、連続して給送される媒体間の距離が短い場合等に、媒体の給送を一旦停止させる必要がある。媒体搬送装置では、このような場合に、媒体の給送の停止及び再開を適切に制御することが求められている。
【0003】
レジスト後センサによって先行するシートの後端の到達が検知された後で給送ローラによる後続のシートの給送を開始する場合に、給送ローラを低速に制御するシート給送装置が開示されている(特許文献1を参照)。このシート給送装置は、後続のシートの先端が給送ローラと分離ローラとのニップ位置を超えた場合、給送ローラを高速に制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/130648号
【発明の概要】
【0005】
媒体搬送装置では、媒体の給送をより良好に制御することが求められている。
【0006】
媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムの目的は、媒体の給送をより良好に制御することを可能とすることにある。
【0007】
実施形態の一側面に係る媒体搬送装置は、媒体を載置する載置台と、載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、給送ローラによって給送された媒体を搬送する搬送ローラと、給送ローラを駆動するモータと、媒体搬送方向において給送ローラより下流側に配置され、媒体を検出するセンサと、給送ローラによる媒体の給送を開始してからセンサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、給送ローラを一定の所定速度で回転させるようにモータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際は、給送ローラを所定速度より高い第1速度で回転させた後に第1速度より高い第2速度で回転させるようにモータを制御する制御部と、を有し、制御部は、媒体の先端が搬送ローラを通過した時に、給送ローラの回転速度を低減させつつ給送ローラを回転させ続けるようにモータを制御する。
【0008】
また、実施形態の一側面に係る媒体搬送装置は、媒体を載置する載置台と、載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、給送ローラを駆動するモータと、媒体搬送方向において給送ローラより下流側に配置され、媒体を検出するセンサと、給送ローラによる媒体の給送を開始してからセンサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、給送ローラを一定の所定速度で回転させるようにモータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際は、給送ローラを所定速度より高い第1速度で回転させた後に第1速度より高い第2速度で回転させるようにモータを制御する制御部と、を有し、制御部は、先行する媒体のサイズがサイズ閾値以下である場合の第2速度を、先行する媒体のサイズがサイズ閾値より大きい場合の第2速度より低い速度に設定する。
【0009】
また、実施形態の一側面に係る媒体搬送装置は、通常モード及び薄紙搬送モードを有する媒体搬送装置であって、媒体を載置する載置台と、載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、給送ローラによって給送された媒体を搬送する搬送ローラと、給送ローラを駆動するモータと、媒体搬送方向において給送ローラより下流側に配置され、媒体を検出するセンサと、給送ローラによる媒体の給送を開始してからセンサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、前記載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、給送ローラを一定の所定速度で回転させるようにモータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際は、給送ローラを所定速度より高い第1速度で回転させた後に第1速度より高い第2速度で回転させるようにモータを制御する制御部と、を有し、制御部は、通常モードにおける搬送ローラの表面移動速度に対する給送ローラの表面移動速度の比が、薄紙搬送モードにおける搬送ローラの表面移動速度に対する給送ローラの表面移動速度の比より小さく、且つ、通常モードにおける給送ローラの表面移動速度が薄紙搬送モードにおける給送ローラの表面移動速度より大きくなるように、給送ローラの回転速度及び搬送ローラの回転速度を設定する。
また、実施形態の一側面に係る制御プログラムは、媒体を載置する載置台と、載置台に載置された媒体を分離して順次給送する給送ローラと、給送ローラを駆動するモータと、媒体搬送方向においてローラより下流側に配置され、媒体を検出するセンサと、を有する媒体搬送装置の制御プログラムであって、給送ローラによる媒体の給送を開始してからセンサが媒体の先端を検出するまでの分離期間中において、載置台に載置された媒体のうちの一番目の媒体を給送する際は、給送ローラを一定の所定速度で回転させるようにモータを制御し、二番目以降の媒体を給送する際は、給送ローラを所定速度より高い第1速度で回転させた後に第1速度より高い第2速度で回転させるようにモータを制御することを媒体搬送装置に実行させる。
【0010】
本実施形態によれば、媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラムは、媒体の給送をより良好に制御することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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