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公開番号2025057086
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166737
出願日2023-09-28
発明の名称加飾物の製造方法および加飾物
出願人カワサキモータース株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B32B 7/023 20190101AFI20250402BHJP(積層体)
要約【課題】加飾シートの適用範囲を拡大して、汎用性を高めることを目的とする。
【解決手段】加飾物20a、20bの製造方法は、共通加飾シート32aと、共通加飾シート32aとは外観意匠が異なる追加加飾シート42aとを準備し、第1加飾対象物22aと第2加飾対象物22bとを共通加飾シート32aで覆い、かつ、第1加飾対象物22aと第2加飾対象物22bとを覆う追加加飾シート42aの有無または種類を変更する、加飾物の製造方法である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
共通加飾シートと、前記共通加飾シートとは外観意匠が異なる追加加飾シートとを準備し、
第1加飾対象物と第2加飾対象物とを前記共通加飾シートで覆い、かつ、前記第1加飾対象物と前記第2加飾対象物とを覆う前記追加加飾シートの有無または種類を変更する、加飾物の製造方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の加飾物の製造方法であって、
前記共通加飾シートとして、第1共通加飾シートと、前記第1共通加飾シートとは外観意匠が異なる第2共通加飾シートとを準備し、
前記第1加飾対象物と前記第2加飾対象物とを前記第1共通加飾シートで覆い、
前記第2加飾対象物を前記第2共通加飾シートで覆い、
さらに、第3加飾対象物を、少なくとも前記第2共通加飾シートで覆って、第3加飾物を製造する、加飾物の製造方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の加飾物の製造方法であって、
前記共通加飾シートは、前記第1加飾対象物または前記第2加飾対象物の表面に隣接して貼付けられる下地共通加飾シートを含む、加飾物の製造方法。
【請求項4】
請求項3に記載の加飾物の製造方法であって、
前記共通加飾シートはメタリック層を含み、
前記追加加飾シートは、透光性を有し、
前記追加加飾シートは、前記第1加飾対象物または前記第2加飾対象物とは反対側から前記共通加飾シートを覆う、加飾物の製造方法。
【請求項5】
請求項4に記載の加飾物の製造方法であって、
前記追加加飾シートは、カラークリア層または光輝粒が添加された光輝クリア層を含む、加飾物の製造方法。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の加飾物の製造方法であって、
前記共通加飾シートは、非透明かつ透光性を有し、前記第1加飾対象物または前記第2加飾対象物に貼付けられる表層側共通加飾シートを含む、加飾物の製造方法。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の加飾物の製造方法であって、
前記共通加飾シートは、
前記第1加飾対象物または前記第2加飾対象物の表面に隣接して貼付けられる下地共通加飾シート、
および、
カラークリア層または光輝粒が添加された光輝クリア層を有し、前記第1加飾対象物または前記第2加飾対象物の下地意匠表面上に貼付けられる表層側共通加飾シートを含む、加飾物の製造方法。
【請求項8】
請求項7に記載の加飾物の製造方法であって、
前記下地共通加飾シートおよび前記表層側共通加飾シートの少なくとも一方を、外観意匠を異ならせて複数種類準備し、
前記下地共通加飾シートおよび前記表層側共通加飾シートの少なくとも一方の種類を変更することで、外観意匠が異なる加飾物を製造する、加飾物の製造方法。
【請求項9】
請求項1に記載の加飾物の製造方法であって、
前記共通加飾シートは、前記加飾対象物の反対側から前記追加加飾シートを覆う、加飾物の製造方法。
【請求項10】
表面を有する加飾対象物と、
前記表面に直接貼りつけられた第1加飾シートと、
前記第1加飾シートに直接貼付けられ、透光性を有する第2加飾シートと、
を備える加飾物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、加飾物の製造方法および加飾物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両用外部皮膜部材の外表面を覆う加飾フィルムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-154567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
色彩意匠が異なる多様なバリエーションの製品を製造する場合、色彩意匠ごとに加飾フィルムを用意する必要がある。このため、少量多品種製品に適用する場合には、用意する加飾フィルムの種類が増えてしまい、汎用性が低い。
【0005】
そこで、本開示は、加飾シートの適用範囲を拡大して、汎用性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
加飾物の製造方法は、共通加飾シートと、前記共通加飾シートとは外観意匠が異なる追加加飾シートとを準備し、第1加飾対象物と第2加飾対象物とを前記共通加飾シートで覆い、かつ、前記第1加飾対象物と前記第2加飾対象物とを覆う前記追加加飾シートの有無または種類を変更する、加飾物の製造方法である。
【0007】
また、第1の加飾物は、表面を有する加飾対象物と、前記表面に直接貼りつけられた第1加飾シートと、前記第1加飾シートに直接貼付けられ、透光性を有する第2加飾シートとを備える加飾物である。
【0008】
また、第2の加飾物は、加飾対象物と、前記加飾対象物を覆う第1加飾シートと、前記第1加飾シートを覆い、透光性を有する第2加飾シートと、前記第2加飾シートを覆い、透光性を有する第3加飾シートと、を備える加飾物である。
【発明の効果】
【0009】
この加飾物の製造方法によると、共通加飾シートを、加飾物の外観意匠に拘らず共通で利用することができ、共通加飾シートの利用頻度を高めることができる。また、追加加飾シートの有無を変更したり、追加加飾シートの種類を変更したりすることで、外観意匠が異なる加飾物を得ることができる。これにより、共通加飾シートの適用範囲を拡大して、汎用性を高めることができる。
【0010】
また、第1の加飾物によると、第1加飾シートと第2加飾シートとの組合せによって、豊富な外観表現を実現できる。第1加飾シートおよび第2加飾シートのうちの少なくとも一方は、他の加飾物を加飾することにも利用できる。このため、加飾シートの適用範囲を拡大して、汎用性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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