TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024139426
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2023050362
出願日
2023-03-27
発明の名称
複層構造体
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B32B
15/04 20060101AFI20241002BHJP(積層体)
要約
【課題】複層構造体を被着体から剥離する際に、ガラス層が破損しにくくする。
【解決手段】本複層構造体は、支持体と、前記支持体の上面側に積層されたガラス層と、前記支持体と前記ガラス層との間に積層された金属層と、前記支持体の下面側に設けられた粘着部と、を有し、前記ガラス層の厚みは、10μm以上300μm以下であり、前記粘着部は、ガラス層破壊試験における破壊確率が50%以下となるように45度ピール力が設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体と、
前記支持体の上面側に積層されたガラス層と、
前記支持体と前記ガラス層との間に積層された金属層と、
前記支持体の下面側に設けられた粘着部と、を有し、
前記ガラス層の厚みは、10μm以上300μm以下であり、
前記粘着部は、ガラス層破壊試験における破壊確率が50%以下となるように45度ピール力が設定されている、複層構造体。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記粘着部は、ガラス層破壊試験における破壊確率が20%以下となるように45度ピール力が設定されている、請求項1に記載の複層構造体。
【請求項3】
xを45度ピール力(N/20mm)、yを破壊確率(%)としたときに、
y=1.4895x+7.4351の0.03≦x≦28.57の領域を満たす、請求項1に記載の複層構造体。
【請求項4】
前記粘着部は、面ファスナーである、請求項1乃至3の何れか一項に記載の複層構造体。
【請求項5】
前記金属層と前記ガラス層との間に樹脂層が設けられている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の複層構造体。
【請求項6】
前記ガラス層は、前記樹脂層の上面側に接着剤層を介して積層され、
前記金属層は、前記樹脂層の下面に積層され、
前記金属層の前記樹脂層とは反対側は、接合層を介して前記支持体と接合されている、請求項5に記載の複層構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複層構造体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
2以上の層を積層させた複層構造体が知られている。一例として、板厚の薄いガラス層(ガラスフィルム)上に銀反射層を積層させた複層構造体が挙げられる。この複層構造体の厚みは、例えば、10~200μmの範囲内である。この複層構造体は、例えば、ダウンドロー法によって成形されたガラスロールより得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-231744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複層構造体の支持体として樹脂製の支持体を用い、樹脂製の支持体上に金属層を設け、鏡として使用することも考えられる。この複層構造体は、例えば、粘着剤層などを介して支持体を壁などの被着体に貼り付けて使用される。
【0005】
しかし、粘着剤層などのピール力(剥離力)が強いと、修理等の目的で複層構造体を被着体から剥離する際に、ガラス層が破損するおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、複層構造体を被着体から剥離する際に、ガラス層が破損しにくくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本複層構造体は、支持体と、前記支持体の上面側に積層されたガラス層と、前記支持体と前記ガラス層との間に積層された金属層と、前記支持体の下面側に設けられた粘着部と、を有し、前記ガラス層の厚みは、10μm以上300μm以下であり、前記粘着部は、ガラス層破壊試験における破壊確率が50%以下となるように45度ピール力が設定されている。
【発明の効果】
【0008】
開示の技術によれば、複層構造体を被着体から剥離する際に、ガラス層が破損しにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る複層構造体を例示する断面図である。
本実施形態の変形例1に係る複層構造体を例示する断面図である。
本実施形態に変形例2に係る複層構造体を例示する断面図である。
ガラス層破壊試験の方法について説明する図である。
ガラス層破壊試験の結果について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ユニチカ株式会社
積層体
1か月前
東レ株式会社
積層フィルム
7日前
東レ株式会社
積層フィルム
1か月前
積水樹脂株式会社
磁性シート
12日前
東ソー株式会社
多層フィルム
23日前
エスケー化研株式会社
積層体
1か月前
大倉工業株式会社
多層フィルム
1か月前
三菱製紙株式会社
不織布積層体
19日前
東レ株式会社
フィルム及びその製造方法
12日前
artience株式会社
積層体の製造方法
27日前
東レ株式会社
二軸配向積層フィルムの製造方法
27日前
TOTO株式会社
部材
26日前
TOTO株式会社
部材
26日前
矢崎総業株式会社
積層導電布テープ
12日前
TOTO株式会社
部材
27日前
三菱ケミカル株式会社
積層フィルム
1日前
積水化学工業株式会社
難燃性積層体
1か月前
artience株式会社
包装材及びその製造方法
26日前
内山工業株式会社
積層パネル
7日前
東レ株式会社
積層フィルム、センサー、およびテープ
12日前
東レ株式会社
積層フィルム、センサー、およびテープ
12日前
大日本印刷株式会社
積層体および包装袋
1か月前
大日本印刷株式会社
積層体および包装袋
1か月前
東レ株式会社
積層フィルム、センサー、およびテープ
12日前
デンカ株式会社
フィルム
1か月前
ハビックス株式会社
生分解性ラミネート紙
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルムおよびその製造方法
1か月前
東レ株式会社
離型フィルムとその製造方法、及び積層体
6日前
積水化学工業株式会社
多層管
13日前
デンカ株式会社
フィルム
1か月前
DIC株式会社
積層体、包装材
15日前
三菱鉛筆株式会社
導電性シート
15日前
アース製薬株式会社
防虫剤用包材
1か月前
東レ株式会社
積層シート、建築材料、および通信機器筐体。
8日前
DIC株式会社
積層体及び包装材
1か月前
大日本印刷株式会社
遮熱積層体および着色部材
1か月前
続きを見る
他の特許を見る