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公開番号
2025047630
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156230
出願日
2023-09-21
発明の名称
抗ウイルス性化粧シート、それを用いた抗ウイルス性粘着加工シート及び抗ウイルス性化粧板
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
E04F
13/18 20060101AFI20250326BHJP(建築物)
要約
【課題】表面保護層の表面性能を維持しつつ、優れた抗ウイルス効果を発揮する抗ウイルス性化粧シートを提供する。
【解決手段】最表層に架橋硬化型樹脂層7を備える化粧シートであって、
(1)前記架橋硬化型樹脂層は、架橋硬化型樹脂の硬化物及び抗ウイルス剤9を含有し、
(2)前記抗ウイルス剤の平均粒子径が1μm以上5μm以下であり、且つ、前記平均粒子径は前記架橋硬化型樹脂層の厚さの1/2以下であり、
(3)前記架橋硬化型樹脂層は、厚さ方向の断面の観察において、前記断面の面積100%における前記抗ウイルス剤が占有する面積が1%以上10%以下であり、
(4)前記架橋硬化型樹脂層の厚さを三等分して下層、中層及び上層と区分した際、前記抗ウイルス剤の全体中、60%以上の前記抗ウイルス剤の中心点が前記上層に存在する、
ことを特徴とする抗ウイルス性化粧シート。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
最表層に架橋硬化型樹脂層を備える化粧シートであって、
(1)前記架橋硬化型樹脂層は、架橋硬化型樹脂の硬化物及び抗ウイルス剤を含有し、
(2)前記抗ウイルス剤の平均粒子径が1μm以上5μm以下であり、且つ、前記平均粒子径は前記架橋硬化型樹脂層の厚さの1/2以下であり、
(3)前記架橋硬化型樹脂層は、厚さ方向の断面の観察において、前記断面の面積100%における前記抗ウイルス剤が占有する面積が1%以上10%以下であり、
(4)前記架橋硬化型樹脂層の厚さを三等分して下層、中層及び上層と区分した際、前記抗ウイルス剤の全体中、60%以上の前記抗ウイルス剤の中心点が前記上層に存在する、
ことを特徴とする抗ウイルス性化粧シート。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記架橋硬化型樹脂層がおもて面から裏面の方向に順に第1架橋硬化型樹脂層及び第2架橋硬化型樹脂層の二層構成からなり、前記第1架橋硬化型樹脂層が前記抗ウイルス剤を含有する、請求項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
【請求項3】
前記架橋硬化型樹脂は、電離放射線硬化型樹脂を含有する、請求項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
【請求項4】
前記架橋硬化型樹脂層の厚さが5μm以上35μm以下である、請求項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
【請求項5】
前記抗ウイルス剤の比重が前記硬化型樹脂の比重よりも小さい、請求項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
【請求項6】
前記抗ウイルス剤の比重が前記硬化型樹脂の比重よりも大きい、請求項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
【請求項7】
前記抗ウイルス剤は、ベンゾイミダゾール系抗ウイルス剤、アニオン系抗ウイルス剤、及びエーテル系抗ウイルス剤からなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
【請求項8】
前記抗ウイルス剤は、カルボン酸誘導体及びスチレンポリマー誘導体を含有し、少なくとも前記カルボン酸誘導体の構成成分としてトリエチルアミン、N,N-ジメチルアリルアミン、ジメチルピロール、テトラメチル-1、3-プロパンジアミン、及びN,N,2,2-テトラメチル-1,3-プロパンジアミンを全て含有する、請求項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
【請求項9】
前記抗ウイルス剤は、前記スチレンポリマー誘導体の構成成分としてトリエチルアミン、N,N-ジメチルアリルアミン、ジメチルピロール、テトラメチル-1、3-プロパンジアミン、及びN,N,2,2-テトラメチル-1,3-プロパンジアミンを全て含有する、請求項8に記載の抗ウイルス性化粧シート。
【請求項10】
厚さ方向において順に、基材シートと、絵柄模様層と、透明性熱可塑性樹脂層と、前記架橋硬化型樹脂層とを少なくとも備える積層体から構成される、請求項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、抗ウイルス性化粧シート、それを用いた抗ウイルス性粘着加工シート及び抗ウイルス性化粧板に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建築物の内装材に用いられる建具、床、壁等の表面化粧等のために各種の化粧シートが用いられている。例えば、厚さ方向において順に、基材シートと、透明性樹脂層と、表面保護層とを有する積層体から構成される化粧シートが幅広く用いられており、必要に応じて基材シート上に装飾層を設けたり、接着性を高めるために透明性樹脂層と表面保護層との間にプライマー層を設けたり、表面保護層の耐傷性を高めるために表面保護層の樹脂成分に電離放射線硬化型樹脂を含有すること等が知られている。
【0003】
化粧シートに機能性を付与する一例として、抗ウイルス性を有する化粧シートが知られている。具体例としては、例えば、特許文献1には「基材シート上に単層又は複層で形成された表面保護層が設けられ、前記表面保護層の最表面に位置する最表層に抗ウイルス剤が添加されている化粧シート。」が開示されている。
【0004】
特許文献1には、抗ウイルス剤が有機材料としてカルボン酸系材料、スルホン酸系材料又は4級アンモニウム塩のうち少なくともいずれか1種を含むことにより、エンベロープウイルス及びノンエンベロープウイルスの両方に対して抗ウイルス効果が発揮されることとなると記載されている(請求項7及び[0044]~[0047]段落)。また、特許文献1の[0048]~[0049]段落には、抗ウイルス剤の平均粒子径、抗ウイルス剤を添加する表面保護層の厚さとの関係、抗ウイルス剤の添加量等が記載されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1をはじめ従来技術の抗ウイルス性化粧シートにおいては、表面保護層が本来備えるべき表面性能と、抗ウイルス剤の添加による優れた抗ウイルス効果とを両立させることは容易ではなく、改善の余地がある。具体的には、表面保護層の厚さに対して大粒径の抗ウイルス剤を添加することにより、最表面に抗ウイルス剤による盛り上がりが形成されて抗ウイルス効果が得られ易くなるが、表面保護層形成用樹脂組成物を生産効率の良いグラビア印刷により塗工する場合に大粒径の抗ウイルス剤に起因して筋状の欠点が生じたり、耐傷性が低下したり、経時的に抗ウイルス剤が脱落したりする問題がある。他方、表面保護層の厚さに対して小粒径の抗ウイルス剤を添加することにより、グラビア印刷により良好な表面性能を有する表面保護層の形成は得られるが、抗ウイルス剤が表面保護層の内部に埋没して最表面からの距離が遠くなり、抗ウイルス効果が十分に得られない問題がある。
【0006】
よって、表面保護層の表面性能を維持しつつ、優れた抗ウイルス効果を発揮する抗ウイルス性化粧シートの開発が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-41101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、表面保護層の表面性能を維持しつつ、優れた抗ウイルス効果を発揮する抗ウイルス性化粧シートを提供することを目的とする。また、前記化粧シートを用いた抗ウイルス性粘着加工シート及び抗ウイルス性化粧板を提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、表面保護層に特定の態様で抗ウイルス剤を含有することにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち、本発明は、下記の抗ウイルス性化粧シート、それを用いた抗ウイルス性粘着加工シート及び抗ウイルス性化粧板に関する。
1.最表層に架橋硬化型樹脂層を備える化粧シートであって、
(1)前記架橋硬化型樹脂層は、架橋硬化型樹脂の硬化物及び抗ウイルス剤を含有し、
(2)前記抗ウイルス剤の平均粒子径が1μm以上5μm以下であり、且つ、前記平均粒子径は前記架橋硬化型樹脂層の厚さの1/2以下であり、
(3)前記架橋硬化型樹脂層は、厚さ方向の断面の観察において、前記断面の面積100%における前記抗ウイルス剤が占有する面積が1%以上10%以下であり、
(4)前記架橋硬化型樹脂層の厚さを三等分して下層、中層及び上層と区分した際、前記抗ウイルス剤の全体中、60%以上の前記抗ウイルス剤の中心点が前記上層に存在する、
ことを特徴とする抗ウイルス性化粧シート。
2.前記架橋硬化型樹脂層がおもて面から裏面の方向に順に第1架橋硬化型樹脂層及び第2架橋硬化型樹脂層の二層構成からなり、前記第1架橋硬化型樹脂層が前記抗ウイルス剤を含有する、上記項1に記載の抗ウイルス性化粧シート。
3.前記架橋硬化型樹脂は、電離放射線硬化型樹脂を含有する、上記項1又は2に記載の抗ウイルス性化粧シート。
4.前記架橋硬化型樹脂層の厚さが5μm以上35μm以下である、上記項1~3のいずれか一項に記載の抗ウイルス性化粧シート。
5.前記抗ウイルス剤の比重が前記硬化型樹脂の比重よりも小さい、上記項1~4のいずれか一項に記載の抗ウイルス性化粧シート。
6.前記抗ウイルス剤の比重が前記硬化型樹脂の比重よりも大きい、上記項1~4のいずれか一項に記載の抗ウイルス性化粧シート。
7.前記抗ウイルス剤は、ベンゾイミダゾール系抗ウイルス剤、アニオン系抗ウイルス剤、及びエーテル系抗ウイルス剤からなる群から選択される少なくとも一種である、上記項1~6のいずれか一項に記載の抗ウイルス性化粧シート。
8.前記抗ウイルス剤は、カ ルボン酸誘導体及びスチレンポリマー誘導体を含有し、少なくとも前記カルボン酸誘導体の構成成分としてトリエチルアミン、N,N-ジメチルアリルアミン、ジメチルピロール、テトラメチル-1、3-プロパンジアミン、及びN,N,2,2-テトラメチル-1,3-プロパンジアミンを全て含有する、上記項1~7のいずれか一項に記載の抗ウイルス性化粧シート。
9.前記抗ウイルス剤は、前記スチレンポリマー誘導体の構成成分としてトリエチルアミン、N,N-ジメチルアリルアミン、ジメチルピロール、テトラメチル-1、3-プロパンジアミン、及びN,N,2,2-テトラメチル-1,3-プロパンジアミンを全て含有する、上記項8に記載の抗ウイルス性化粧シート。
10.厚さ方向において順に、基材シートと、絵柄模様層と、透明性熱可塑性樹脂層と、前記架橋硬化型樹脂層とを少なくとも備える積層体から構成される、上記項1~9のいずれか一項に記載の抗ウイルス性化粧シート。
11.厚さ方向において順に、粘着シートと、上記項1~9のいずれか一項に記載の抗ウイルス性化粧シートとを少なくとも備える積層体から構成される抗ウイルス性粘着加工シート。
12.厚さ方向において順に、化粧板基材と、上記項1~9のいずれか一項に記載の抗ウイルス性化粧シートとを少なくとも備える積層体から構成される抗ウイルス性化粧板。
13.厚さ方向において順に、化粧板基材と、上記項11に記載の抗ウイルス性粘着加工シートとを少なくとも備える積層体から構成される抗ウイルス性化粧板。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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