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公開番号
2025045999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023154119
出願日
2023-09-21
発明の名称
家電製品、冷蔵庫、電気掃除機
出願人
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
B32B
27/00 20060101AFI20250326BHJP(積層体)
要約
【課題】家電製品の樹脂部品であって真空成形等により作製されるものにおいて、再生樹脂が用いられていることをユーザに視認されないようにし、再生樹脂の使用比率を高める。
【解決手段】再生樹脂層とバージン樹脂層とを含む積層樹脂部材であって平面部及び曲面部を有する樹脂部品を備える家電製品であって、曲面部は、樹脂組織が平面部に向かって引き伸ばされた構成を有し、樹脂部品の表面に配されているバージン樹脂層における曲面部と平面部との色差は、2.0以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
再生樹脂層とバージン樹脂層とを含む積層樹脂部材であって平面部及び曲面部を有する樹脂部品を備え、
前記曲面部は、樹脂組織が前記平面部に向かって引き伸ばされた構成を有し、
前記樹脂部品の表面に配されている前記バージン樹脂層における前記曲面部と前記平面部との色差は、2.0以下である、家電製品。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記バージン樹脂層は、顔料を含む、請求項1記載の家電製品。
【請求項3】
再生樹脂層とバージン樹脂層とを含む積層樹脂部材であって2つ以上の平面部と曲面部とを有する樹脂部品を備え、
前記曲面部は、樹脂組織が前記平面部に向かって引き伸ばされた構成を有し、
前記曲面部は、2つの前記平面部を繋ぐ部分であり、
前記樹脂部品の表面に配されている前記バージン樹脂層における前記曲面部と前記平面部との色差は、一部が2.0以下であり、残部が2.0超であり、
前記残部を覆う構造物が配されている、冷蔵庫。
【請求項4】
再生樹脂層とバージン樹脂層とを含む積層樹脂部材であって平面部及び曲面部を有する樹脂部品を備え、
前記曲面部は、樹脂組織が前記平面部に向かって引き伸ばされた構成を有し、
前記樹脂部品は、前側が開口した貯蔵室を形成する内箱であり、
前記貯蔵室には、冷風路パネル又は引出容器が配置され、
前記内箱の前記曲面部の少なくとも一部は、前記冷風路パネル又は前記引出容器で覆われている、冷蔵庫。
【請求項5】
再生樹脂層とバージン樹脂層とを含む積層樹脂部材であって平面部及び曲面部を有する樹脂部品を備える電気掃除機であって、
前記曲面部は、樹脂組織が前記平面部に向かって引き伸ばされた構成を有し、
前記樹脂部品は、伸縮管であり、
前記曲面部及び前記平面部を含む横断面における外周は、前記曲面部が前記平面部より長い、電気掃除機。
【請求項6】
再生樹脂層とバージン樹脂層とを含む積層樹脂部材であって平面部及び曲面部を有する樹脂部品を備え、
前記曲面部は、樹脂組織が前記平面部に向かって引き伸ばされた構成を有し、
前記樹脂部品は、内箱であり、
前記内箱には、棚が配置され、
前記内箱は、前記曲面部である内箱凸部を有し、
前記棚は、前記内箱凸部により支持され、
前記棚は、支持部カバーを有し、
前記内箱凸部の少なくとも手前側は、前記支持部カバーで覆われている、冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、家電製品、冷蔵庫、電気掃除機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
資源の有効利用の観点から、廃プラスチックを再生して再生プラスチック(再生樹脂)とすることが求められている。
【0003】
特許文献1には、耐薬品性に優れたポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)のリサイクル材を含んだ、冷蔵庫等の断熱箱体の内箱材料が開示されている。特許文献1には、内箱の庫内側の材料をポリエチレンテレフタレート樹脂のバージン材、発泡断熱材と接する側の材料をポリエチレンテレフタレート樹脂のリサイクル材を含んだポリエチレンテレフタレート樹脂とすることも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-22352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
再生樹脂は、異物の混入が避けられない。このため、再生樹脂の表面に露出する異物が見えないようにするため、通常、再生樹脂の色彩は、黒色、灰色等にする処理がなされている。
【0006】
また、再生樹脂は、衛生上の懸念を持たれる場合があるため、冷蔵庫のように食材を収納する製品においては、食品が直接接触し得る部材の表面を再生樹脂とすることは受け入れられにくいのが現状である。
【0007】
冷蔵庫の内箱は、真空成形によって成形される。黒色、灰色等の再生樹脂と、色彩を自由に選択できるバージン材と、を二層成形した板部材を準備したうえで、真空成形処理を施すと、頂点(角部)や稜線部のように曲がりが大きい部分で板部材が引き伸ばされる。引き伸ばされた部分においては、バージン材が他の部分に比して薄くなり、奥の再生樹脂の色彩が透けて見えてしまう場合がある。
【0008】
本開示の目的は、家電製品の樹脂部品であって真空成形等により作製されるものにおいて、再生樹脂が用いられていることをユーザに視認されないようにし、再生樹脂の使用比率を高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の家電製品は、再生樹脂層とバージン樹脂層とを含む積層樹脂部材であって平面部及び曲面部を有する樹脂部品を備え、曲面部は、樹脂組織が平面部に向かって引き伸ばされた構成を有し、樹脂部品の表面に配されているバージン樹脂層における曲面部と平面部との色差は、2.0以下である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の冷蔵庫を示す正面図である。
実施例1の冷蔵庫の内部を示す部分正面図である。
実施例1の冷蔵庫の内部を示す部分斜視図である。
図2の冷蔵庫において食品棚を除去した状態を示す部分正面図である。
図4の冷蔵庫の内部を示す横断面図である。
図4の冷蔵庫において冷風路パネルを除去した状態を示す部分正面図である。
真空成形法で二層成形された樹脂部材を示す模式断面図である。
冷風路パネルの変形例を示す部分正面図である。
変形例2の冷蔵庫の内部を示す部分正面図である。
食品棚の変形例を示す分解斜視図である。
実施例2の電気掃除機を示す全体斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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