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公開番号2024132519
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043316
出願日2023-03-17
発明の名称パネル構造
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類B32B 3/30 20060101AFI20240920BHJP(積層体)
要約【課題】パネル構造において、剪断方向の剛性を高め、且つ製造性を向上させる。
【解決手段】パネル構造11は、面材12と、面材13と、を備えている。面材12は、厚さ方向に凸となり幅方向に延びる凸部14がパターン形成されている。面材13は、厚さ方向に凸となり幅方向と直交する縦方向に延びる凸部15がパターン形成されている。凸部14及び凸部15同士を互い違いに嵌め合わせて面材12と面材13とが接合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
厚さ方向に凸となり第一の面方向に延びる凸部がパターン形成された第一の面材と、
厚さ方向に凸となり第一の面方向と直交する第二の面方向に延びる凸部がパターン形成された第二の面材と、を備え、
前記第一の面材の前記凸部と前記第二の面材の前記凸部とを互い違いに嵌め合わせて前記第一の面材と前記第二の面材とが接合されていることを特徴とするパネル構造。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記第一の面材の前記凸部、及び前記第二の面材の前記凸部は、長手方向の並びを列とし、短手方向の並びを行とし、一行おきに各列が長手方向に半周期分だけずれた千鳥配置にされていることを特徴とする請求項1に記載のパネル構造。
【請求項3】
前記第一の面材の前記凸部、及び前記第二の面材の前記凸部は、長手方向の間隔が短手方向の寸法に対応し、短手方向における一行おきの間隔が長手方向の寸法に対応していることを特徴とする請求項2に記載のパネル構造。
【請求項4】
前記第一の面材の前記凸部、及び前記第二の面材の前記凸部は、パターンが同一であることを特徴とする請求項1に記載のパネル構造。
【請求項5】
前記第一の面材の前記凸部、及び前記第二の面材の前記凸部は、先端に向かうほど細くなるように、長手方向の両端面及び短手方向の両端面が傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のパネル構造。
【請求項6】
前記第一の面材の前記凸部、及び前記第二の面材の前記凸部は、エンボスであることを特徴とする請求項1に記載のパネル構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パネル構造に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたパネル構造は、いわゆるサンドイッチパネルであり、蜂の巣状に形成されたコア材の両側に二枚の面材を貼り合わせることで、軽量、高強度、高剛性の構造体としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-81498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サンドイッチパネルの場合、面材を互い違いにスライドさせようとする剪断力に弱く、またコア材に面材を接着させているため製造性が悪い。
本発明の目的は、パネル構造において、剪断方向の剛性を高め、且つ製造性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係るパネル構造は、第一の面材と、第二の面材と、を備えている。第一の面材は、厚さ方向に凸となり第一の面方向に延びる凸部がパターン形成されている。第二の面材は、厚さ方向に凸となり第一の面方向と直交する第二の面方向に延びる凸部がパターン形成されている。第一の面材の凸部と第二の面材の凸部とを互い違いに嵌め合わせて第一の面材と第二の面材とが接合されている。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、互いに直交する方向に延びた凸部同士が嵌まり合っているため、剪断方向の剛性を高めることができる。第一の面材と第二の面材とを接合しているだけの構造なので、製造性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第一実施形態のパネル構造を示す図である。
第一実施形態の面材を示す図である。
第一実施形態の面材を示す図である。
第一実施形態におけるパネル構造の断面図である。
第一実施形態におけるパネル構造の断面図である。
比較例を示す図である。
第二実施形態のパネル構造を示す図である。
第二実施形態の面材を示す図である。
第二実施形態の面材を示す図である。
第二実施形態におけるパネル構造の断面図である。
第二実施形態におけるパネル構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
《第一実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、縦方向、幅方向、及び厚さ方向とする。
図1は、第一実施形態のパネル構造11を示す図である。
図中の(a)は、パネル構造11の一方の面を示し、図中の(b)は、パネル構造11の他方の面を示している。パネル構造11は、面材12(第一の面材)と、面材13(第二の面材)と、を備えている。面材12には、面直角方向である厚さ方向に凸となり幅方向(第一の面方向)に延びる凸部14がパターン形成されている。面材13には、面直角方向である厚さ方向に凸となり縦方向(第二の面方向)に延びる凸部15がパターン形成されている。
【0010】
図2は、第一実施形態の面材12を示す図である。
図中の(a)は、面材12の内側を示し、図中の(b)は、面材12の外側を示している。面材12は金属製であるが、これに限定されるものではなく、樹脂製でもよい。凸部14は、エンボスであり、面材12を外側から見ると、厚さ方向に凹となる凹部である。凸部14は、厚さ方向から見て幅方向に細長い長方形であり、長手方向の寸法Laと短手方向の寸法Lbとの比が、ここでは約3:1である。凸部14は、長手方向の両端面同士及び短手方向の両端面同士が略平行であり、面材12を内側から見ると、略四角柱状に形成されている。凸部14は、長手方向の並びを列とし、短手方向の並びを行とし、一行おきに各列が長手方向に半周期分だけずれた千鳥配置にされている。長手方向の間隔Dbが短手方向の寸法Lbに対応しているが、厳密にはDb>Lbの関係となるように設定されている。短手方向における一行おきの間隔Daが長手方向の寸法Laに対応しているが、厳密にはDa>Laの関係となるように設定されている。
(【0011】以降は省略されています)

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