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公開番号
2025044756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152511
出願日
2023-09-20
発明の名称
回路遮断器
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
73/26 20060101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】回路遮断器において、トリップ動作の安定化を図る。
【解決手段】回路遮断器11は、可動接触子14と、クロスバー26と、可動ホルダ27と、ワイヤ41と、を備える。可動接触子14は、閉極位置及び開極位置との間で回動可能である。クロスバー26は、回動によって開閉機構15をトリップさせる。可動ホルダ27は、可動接触子14を保持するとともに、開閉機構15により開閉され、開閉機構15のトリップに連動して開位置に回動する。ワイヤ41は、一端が可動接触子14に固定され、他方がクロスバー26に固定され、限流遮断によって可動接触子14が開極するときに、クロスバー26を牽引して回動させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
閉極位置及び開極位置との間で回動可能な可動接触子と、
回動によって開閉機構をトリップさせるクロスバーと、
前記可動接触子を保持するとともに、前記開閉機構により開閉され、前記開閉機構のトリップに連動して開位置に回動する可動ホルダと、
一端が前記可動接触子に固定され、他方が前記クロスバーに固定され、限流遮断によって前記可動接触子が開極するときに、前記クロスバーを牽引して回動させるワイヤと、を備えることを特徴とする回路遮断器。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記ワイヤは、一端が前記可動接触子のうち閉極時の回動方向を向いた側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項3】
前記ワイヤは、他端が前記クロスバーのうちトリップ時の回動方向を向いた側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項4】
前記可動ホルダには、前記ワイヤが挿通される挿通穴が形成され、
前記挿通穴は、前記可動ホルダの軸方向から見て、径方向に沿った二つの直線によって囲まれた扇状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項5】
前記挿通穴は、前記可動ホルダの軸方向から見て、二つの前記直線のなす角度が前記可動ホルダの回動範囲に対応していることを特徴とする請求項4に記載の回路遮断器。
【請求項6】
前記ワイヤは、金属製であり、表面が樹脂コーティングされていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項7】
摺動可能な状態で前記ワイヤを案内するワイヤガイドを備えることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
【請求項8】
前記ワイヤガイドは、前記ワイヤの曲げ区間に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の回路遮断器。
【請求項9】
前記ワイヤガイドは、前記ワイヤの摺動面に潤滑剤が塗布されていることを特徴とする請求項7に記載の回路遮断器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回路遮断器に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、回路遮断器が短絡によって限流開極したときに、アークによって上昇した消弧室の圧力をガス導入口から受圧部材へと伝搬することで、トリップ機構を動作させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
独国特許出願公開第102018211995号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ガス導入口から受圧部材までの圧力伝搬経路が長いと、トリップ動作が遅れる可能性がある。また、短絡電流の位相によってアークエネルギーが異なるため、圧力上昇速度も変化し、トリップ動作が安定しないという問題があった。
本発明の目的は、回路遮断器において、トリップ動作の安定化を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る回路遮断器は、可動接触子と、クロスバーと、可動ホルダと、ワイヤと、を備えている。可動接触子は、閉極位置及び開極位置との間で回動可能である。クロスバーは、回動によって開閉機構をトリップさせる。可動ホルダは、可動接触子を保持するとともに、開閉機構により開閉され、開閉機構のトリップに連動して開位置に回動する。ワイヤは、一端が可動接触子に固定され、他方がクロスバーに固定され、限流遮断によって可動接触子が開極するときに、クロスバーを牽引して回動させる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、限流遮断したときに可動接触子に連動してワイヤがクロスバーを牽引して開閉機構をトリップさせるので、トリップ動作の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
回路遮断器を示す図である。
回路遮断器の断面を示す図である。
オン状態にある可動部を示す図である。
可動ホルダを示す図である。
可動ホルダを示す図である。
可動接触子及びワイヤを示す図である。
オン状態にある回路遮断器の断面を示す図である。
オン状態にある可動ホルダを示す図である。
限流遮断した可動部を示す図である。
限流遮断した回路遮断器の断面を示す図である。
限流遮断したときの可動ホルダを示す図である。
オフ状態にある可動部を示す図である。
オフ状態にある回路遮断器の断面を示す図である。
オフ状態にある可動ホルダを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
《実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、便宜的に、縦方向、幅方向、及び奥行方向とする。
図1は、回路遮断器11を示す図である。
ここでは、回路遮断器11を、縦方向の一方、幅方向の一方、及び奥行方向の手前から見た状態を示している。回路遮断器11は、ノーヒューズブレーカとも呼ばれ、過負荷や短絡によって異常な過電流を検出したときに、自動的に回路を遮断して過電流による損傷から保護するものである。縦方向の一方は電源側で、縦方向の他方は負荷側である。
【0010】
まず、回路遮断器11の基本構成について説明する。
図2は、回路遮断器11の断面を示す図である。
ここでは、幅方向に並んだ三極のうち、幅方向の中央に位置した第二極の中心を通り、縦方向及び奥行方向に沿った断面を、幅方向の一方から見た状態を示している。回路遮断器11は、消弧装置12と、固定接触子13と、可動接触子14と、開閉機構15と、引外し装置16と、を備えている。
消弧装置12は、グリッドと呼ばれるV字状の切欠が形成された複数の磁性板によって構成され、開極時のアークを、冷却、分割、引き伸ばしによって消弧する。
(【0011】以降は省略されています)
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