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公開番号2025078395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190937
出願日2023-11-08
発明の名称半導体装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類H01L 25/07 20060101AFI20250513BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】寄生インダクタンスを低減しつつ、主端子の配線の自由度を改善する。
【解決手段】半導体装置は、第1主面51b1(並びに、第3主面51a1)を含む第1リードフレーム51と、第1リードフレーム51に間隙Gを空けて正対しており、第1リードフレーム51の第1主面51b1側に設けられた第2主面52b1を含む第2リードフレーム52と、間隙Gに設けられ、第1主面51b1(並びに、第3主面51a1)に近接対向する外面57b1(並びに、外面57c1)と第2主面52b1に近接対向する外面57d1とを含む導電部材57と、を含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1主面を含む第1主端子と、
前記第1主端子に間隙を空けて正対しており、前記第1主端子の前記第1主面側に設けられた第2主面を含む第2主端子と、
前記間隙に設けられ、前記第1主面に近接対向する第1外面と前記第2主面に近接対向する第2外面とを含む導電部材と、
を有する半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記導電部材の前記第1外面と前記第1主端子の前記第1主面との間と、前記導電部材の前記第2外面と前記第2主端子の前記第2主面との間とが封止部材によりそれぞれ封止されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1主端子の前記第1主面と前記第2主端子の前記第2主面とは対向している箇所をそれぞれ含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1主端子は、一端部側の第1外部接続部と、前記第1主面の前記第1外部接続部の反対側に設けられ、前記第1主面に直交し、前記導電部材側に折れ曲がった第3主面と、をさらに含んでいる、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記導電部材は、前記第3主面に近接対向する第3外面をさらに含む、
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記導電部材は、筒状を成し、貫通方向が前記第1主端子に対する通電方向に対して直交する貫通孔を取り囲む、前記第1外面及び前記第2外面を含む複数の外面を有する、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記導電部材の前記第1外面と前記第1主端子の前記第1主面との間と前記導電部材の前記第2外面と前記第2主端子の前記第2主面との間とが封止部材により封止されて、前記貫通孔は前記封止部材が充填されている、
請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記導電部材は、ブロック状を成し、前記第1外面を含む複数の外面で囲まれている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
おもて面に第1低電位側電極及び裏面に第1高電位側電極が設けられた第1半導体チップと前記第1半導体チップの前記第1高電位側電極が接合された第1絶縁回路基板とを含み、前記第1主端子が前記第1高電位側電極に電気的に接続されている第1半導体ユニットと、
おもて面に第2低電位側電極及び裏面に第2高電位側電極が設けられ、前記第2高電位側電極と前記第1低電位側電極とが電気的に接続されている第2半導体チップと前記第2半導体チップの前記第2高電位側電極が接合された第2絶縁回路基板とを含み、前記第2主端子が前記第2低電位側電極に電気的に接続されている第2半導体ユニットと、
を含む請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2半導体ユニットは、さらに、前記第2半導体チップの前記第2高電位側電極及び前記第1半導体チップの前記第1低電位側電極に電気的に接続されている第3主端子を含んでいる、
請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置に含まれるP端子は、X-Y面に平行な第1平板部及び第2平板部と、Z-X面に平行で、第1平板部及び第2平板部を接続する第3平板部とを含んでいる。第1平板部及び第2平板部の間に金属板が配置されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-070978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、寄生インダクタンスを低減しつつ、主端子の配線の自由度が改善された半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一観点によれば、第1主面を含む第1主端子と、前記第1主端子に間隙を空けて正対しており、前記第1主端子の前記第1主面側に設けられた第2主面を含む第2主端子と、前記間隙に設けられ、前記第1主面に近接対向する第1外面と前記第2主面に近接対向する第2外面とを含む導電部材と、を有する半導体装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
開示の技術によれば、寄生インダクタンスを低減しつつ、主端子の配線の自由度を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施の形態の半導体装置の外観図である。
第1の実施の形態の半導体装置(蓋無し)の平面図である。
第1の実施の形態の半導体装置の断面図である。
第1の実施の形態の半導体装置に含まれる半導体ユニットの平面図である。
第1の実施の形態の半導体装置に含まれるリードフレームの斜視図である。
第1の実施の形態の半導体装置に含まれる配線ユニットの平面図である。
第1の実施の形態の半導体装置に含まれる配線ユニットの断面図である。
第1の実施の形態の半導体装置に含まれる配線ユニットの断面図(電源電圧の供給時)である。
参考例の半導体装置の断面図である。
第2の実施の形態(実施例2-1)の半導体装置の断面図である。
第2の実施の形態(実施例2-2)の半導体装置の断面図である。
第3の実施の形態の半導体装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。以下の説明において、「おもて面」及び「上面」とは、図の半導体装置において、上側(+Z方向)を向いたX-Y面を表す。同様に、「上」とは、図の半導体装置において、上側(+Z方向)の方向を表す。「裏面」及び「下面」とは、図の半導体装置1において、下側(-Z方向)を向いたX-Y面を表す。同様に、「下」とは、図の半導体装置1において、下側(-Z方向)の方向を表す。必要に応じて他の図面でも上記と同様の方向性を意味する。「高位」及び「上位」とは、図の半導体装置1において、上側(+Z方向)の位置を表す。同様に、「低位」及び「下位」とは、図の半導体装置において、下側(-Z方向)の位置を表す。「おもて面」、「上面」、「上」と「裏面」、「下面」、「下」と「側面」とは、相対的な位置関係を特定する便宜的な表現に過ぎず、本発明の技術的思想を限定するものではない。例えば、「上」及び「下」は、必ずしも地面に対する鉛直方向を意味しない。つまり、「上」及び「下」の方向は、重力方向に限定されない。また、以下の説明において「主成分」とは、80vol%以上含む場合を表す)。また、「略同一」とは、±10%以内の範囲であればよい。また、「垂直」並びに「直交」、「平行」とは、±10°以内の範囲であればよい。
【0009】
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態の半導体装置の外観について、図1を用いて説明する。図1は、第1の実施の形態の半導体装置の外観図である。半導体装置1は、後述する半導体ユニット2a,2bがケース3に収納されている。半導体装置1の裏面(ケース3の裏側)には、平面視で矩形状の放熱ベース板17が設けられている(図3を参照)。
【0010】
ケース3は、側壁3a~3dと端子口32a,32bとを含んでいる。ケース3は、さらに、平面視で4つの角部に締結孔5をそれぞれ含んでいる。また、ケース3は、蓋4が取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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