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公開番号
2025074405
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185178
出願日
2023-10-30
発明の名称
半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
主分類
H01L
23/28 20060101AFI20250507BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】封止材にゲルを適用する際の搬送性を改善できる半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】半導体素子1を搭載した積層基板5と、半導体素子1と積層基板5とを含む被封止部材を収容するケース7と、ケース7内に充填され被封止部材を封止する封止材と、封止材の上面に設けられたマイカシート20と、を備え、封止材はマイカシート20側にゲル11を含み、マイカシート20はゲル11上に設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体素子を搭載した積層基板と、
前記半導体素子と前記積層基板とを含む被封止部材を収容するケースと、
前記ケース内に充填され前記被封止部材を封止する封止材と、
前記封止材の上面に設けられたマイカシートと、
を備え、
前記封止材は前記マイカシート側にゲルを含み、前記マイカシートは前記ゲル上に設けられることを特徴とする半導体モジュール。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記封止材は前記ゲルで前記被封止部材を封止していることを特徴とする請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項3】
前記封止材は前記半導体素子側が樹脂で、前記樹脂上にゲルが設けられることを特徴とする請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項4】
前記マイカシートは、前記ゲルの上面の面積の10%以上を覆うことを特徴とする請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項5】
前記マイカシートは、厚さが0.2mm以上0.5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項6】
半導体素子を積層基板に接合する第1工程と、
前記積層基板をケースに搭載する第2工程と、
前記ケース内にゲルを塗布する第3工程と、
前記ゲルを硬化させる第4工程と、
前記ゲルの上面にマイカシートを搭載する第5工程と、
を含むことを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
【請求項7】
前記第2工程より後、前記第3工程より前に、
前記ケース内に樹脂を注入する第6工程と、
前記樹脂を硬化させる第7工程と、
を含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体モジュールの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、1又は2以上のパワー半導体チップと、該パワー半導体チップを収容するケースと、該ケース内に充填されパワー半導体チップを封止するシリコーンゲルと、を備えるパワーモジュールが公知である(下記、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-216558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の半導体モジュールでは、封止材にゲルを適用すると、ゲルは硬化しても粘着性を持っているため、搬送性が悪化するという課題がある。
【0005】
この開示は、上述した従来技術による問題点を解消するため、封止材にゲルを適用する際の搬送性を改善できる半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、本開示の目的を達成するため、この開示にかかる半導体モジュールは、次の特徴を有する。半導体素子を搭載した積層基板と、前記半導体素子と前記積層基板とを含む被封止部材を収容するケースと、前記ケース内に充填され前記被封止部材を封止する封止材と、前記封止材の上面に設けられたマイカシートと、を備える。前記封止材は前記マイカシート側にゲルを含み、前記マイカシートは前記ゲル上に設けられる。
【0007】
上述した開示によれば、マイカシートは粘着性がなく、難燃性、絶縁性に優れているため、上面を吸着ノズルで吸着して搬送することができ、搬送性を改善できる。このため、封止材としてゲルを用いた半導体モジュール用に搬送設備を作り直す必要が無く、償却費等が低減できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示にかかる半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法によれば、封止材にゲルを適用する際の搬送性を改善できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態にかかる半導体モジュールの構成を示す断面図である。
実施の形態にかかる半導体モジュールの構成を示す上面図である。
実施の形態にかかる半導体モジュールの搬送を示す断面図である。
実施の形態にかかる半導体モジュールの製造方法を示すフローチャートである。
従来のエポキシ樹脂封止の半導体モジュールの搬送を示す断面図である。
従来のゲル封止の半導体モジュールの搬送を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<本開示の実施形態の概要>
上述した課題を解決し、本開示の目的を達成するため、この開示にかかる半導体モジュールは、次の特徴を有する。半導体素子を搭載した積層基板と、前記半導体素子と前記積層基板とを含む被封止部材を収容するケースと、前記ケース内に充填され前記被封止部材を封止する封止材と、前記封止材の上面に設けられたマイカシートと、を備える。前記封止材は前記マイカシート側にゲルを含み、前記マイカシートは前記ゲル上に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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