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公開番号2025077902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190431
出願日2023-11-07
発明の名称支援システム、支援装置、支援方法
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類B61D 19/02 20060101AFI20250512BHJP(鉄道)
要約【課題】鉄道車両の乗務員による、鉄道車両のドアに関する異常やその兆候に対する処置を支援することが可能な技術を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る支援システムSYSは、鉄道車両1のドア80に関する異常の診断結果に関する情報を取得する診断部1002と、診断結果に関する情報がドア80に関する異常又はその兆候があることを表している場合に、ドア80に関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を鉄道車両1の乗務員に通知する車両側情報通知部22と、を備える。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
鉄道車両のドアに関する異常の診断結果に関する情報を取得する診断情報取得部と、
前記診断結果に関する情報が前記ドアに関する異常又はその兆候があることを表している場合に、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知する第1の通知部と、を備える、
支援システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記鉄道車両に設けられ、前記診断結果に関する情報が前記ドアに関する異常又はその兆候があることを表している場合に、前記ドアに関する異常又はその兆候があることを表す情報を前記鉄道車両の外部の支援施設に通知する第2の通知部を備え、
前記第1の通知部は、前記支援施設に設けられ、前記第2の通知部から前記支援施設への通知に応じて、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知する、
請求項1に記載の支援システム。
【請求項3】
前記鉄道車両に設けられ、前記ドアの動作に関する情報を取得する動作情報取得部と、
前記鉄道車両に設けられ、前記動作情報取得部により取得される情報を前記支援施設に送信する動作情報送信部と、を備える、
請求項2に記載の支援システム。
【請求項4】
前記支援施設に設けられ、前記動作情報取得部に前記ドアの動作に関する情報を取得させるための指令を前記鉄道車両に送信する指令送信部を備える、
請求項3に記載の支援システム。
【請求項5】
前記動作情報取得部は、前記診断情報取得部により前記ドアに関する異常又はその兆候があることを表す情報が取得されると、前記ドアの動作に関する情報を自動で取得する、
請求項3に記載の支援システム。
【請求項6】
前記動作情報取得部は、前記診断結果に関する情報が前記ドアに関する異常又はその兆候を表していることが判明した後、前記ドアの動作に関する情報を時系列で複数回取得し、
前記動作情報送信部は、前記ドアの動作に関する情報が取得されるたびに、その情報を前記支援施設に送信し、
前記第1の通知部は、前記支援施設で前記ドアの動作に関する情報が受信されるたびに、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知する、
請求項3乃至5の何れか一項に記載の支援システム。
【請求項7】
前記第2の通知部は、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知すると共に、前記ドアに関する異常又はその兆候を表す情報を前記支援施設に通知する、
請求項2乃至5の何れか一項に記載の支援システム。
【請求項8】
鉄道車両に搭載される支援装置であって、
前記鉄道車両のドアに関する異常の診断結果に関する情報を取得する診断情報取得部と、
前記診断結果に関する情報が前記鉄道車両のドアに関する異常又はその兆候があることを表している場合に、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知する通知部と、を備える、
支援装置。
【請求項9】
支援システムが実行する支援方法であって、
鉄道車両のドアに関する異常の診断結果に関する情報を取得する診断情報取得ステップと、
前記診断結果に関する情報が前記鉄道車両のドアに関する異常又はその兆候があることを表している場合に、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知する通知ステップと、を含む、
支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、支援システム等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、鉄道車両のドアに関する異常の診断を実施し、ドアに関する異常やその兆候を検出する技術が知られている(特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6954487号公報
特開2020-82993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば、鉄道車両の営業運転中に、ドアに関する異常やその兆候が検出された場合、鉄道車両の運転士や車掌等の乗務員によって処置が行われることが望ましい。
【0005】
そこで、上記課題に鑑み、鉄道車両の乗務員による、鉄道車両のドアに関する異常やその兆候に対する処置を支援することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
鉄道車両のドアに関する異常の診断結果に関する情報を取得する診断情報取得部と、
前記診断結果に関する情報が前記鉄道車両のドアに関する異常又はその兆候があることを表している場合に、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知する第1の通知部と、を備える、
支援システムが提供される。
【0007】
また、本開示の他の実施形態では、
鉄道車両に搭載される支援装置であって、
前記鉄道車両のドアに関する異常の診断結果に関する情報を取得する診断情報取得部と、
前記診断結果に関する情報が前記鉄道車両のドアに関する異常又はその兆候があることを表している場合に、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知する通知部と、を備える、
支援装置が提供される。
【0008】
また、本開示の更に他の実施形態では、
支援システムが実行する支援方法であって、
前記鉄道車両のドアに関する異常の診断結果に関する情報を取得する診断情報取得ステップと、
前記診断結果に関する情報が前記鉄道車両のドアに関する異常又はその兆候があることを表している場合に、前記ドアに関する異常又はその兆候に対する処置に関する情報を前記鉄道車両の乗務員に通知する通知ステップと、を含む、
支援方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
上述の実施形態によれば、鉄道車両の乗務員による、鉄道車両のドアに関する異常やその兆候に対する処置を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
鉄道車両のドアの開閉動作に関連する構成の一例を示すブロック図である。
鉄道車両のドア及びドア駆動機構の配置構造の第1例を示す概略図である。
鉄道車両のドア及びドア駆動機構の配置構造の第1例を示す概略図である。
鉄道車両のドア及びドア駆動機構の配置構造の第1例を示す概略図である。
鉄道車両のドア及びドア駆動機構の配置構造の第1例を示す概略図である。
鉄道車両のドア及びドア駆動機構の配置構造の第1例を示す概略図である。
鉄道車両のドア及びドア駆動機構の配置構造の第2例を示す概略図である。
プッシュバック機構の一例を示す図である。
DCSとDCS当接部との位置関係の第1例を示す図である。
DCSとDCS当接部との位置関係の第2例を示す図である。
DCSとDCS当接部との位置関係の第3例を示す図である。
DCSとDCS当接部との位置関係の第4例を示す図である。
支援システムの一例の構成を示す図である。
支援装置の一例のハードウェア構成を示す図である。
支援システムの一例の機能構成を示す図である。
ドアに関する異常及びその兆候がない状態における支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
ドアに関する異常或いはその兆候がある状態における支援システムの動作の第1例を示すシーケンス図である。
ドアに関する異常或いはその兆候がある状態における支援システムの動作の第2例を示すシーケンス図である。
ドアに関する異常或いはその兆候がある状態における支援システムの動作の第3例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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