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公開番号
2025119183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024013910
出願日
2024-02-01
発明の名称
プレスフィット端子、及び、半導体装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
H01L
25/07 20060101AFI20250806BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】プレスフィット端子及び半導体装置において、要求される性能を満たすか、或いは、組立性を高める。
【解決手段】スルーホール111(挿入孔の一例)に圧入される弾性変形部分10は、圧入方向D2に直交する断面の周縁に、スルーホール111に接する4つの角部領域10aを有し、少なくとも1つの角部領域10aは、周縁カット面形状部分11c,12cである。或いは、弾性変形部分10は、上記断面のうち弾性変形部分10の変形方向D1の両端に、スルーホール111の中心側を曲率中心とする円弧形状部分11e,12eを有する。或いは、第1分岐片11及び第2分岐片12(1対の分岐片の一例)は、先端11a,12aにおける弾性変形部分10の変形方向D1の両端において先端カット面形状部分11f,12f(先端面取り形状部分の一例)を有する。
【選択図】図4B
特許請求の範囲
【請求項1】
挿入孔に圧入される弾性変形部分を備え、
前記弾性変形部分は、圧入方向に直交する断面の周縁に、前記挿入孔に接する4つの角部領域を有し、
少なくとも1つの前記角部領域は、周縁カット面形状部分である
ことを特徴とするプレスフィット端子。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記4つの角部領域は、前記周縁カット面形状部分である1つ以上の前記角部領域と、周縁ラウンド面形状部分である1つ以上の前記角部領域とを含む
ことを特徴とする請求項1記載のプレスフィット端子。
【請求項3】
前記周縁カット面形状部分は、前記4つの角部領域のうち、一方の対角線方向に対向するように2つ設けられ、
前記周縁ラウンド面形状部分は、前記4つの角部領域のうち、他方の対角線方向に対向するように2つ設けられている
ことを特徴とする請求項2記載のプレスフィット端子。
【請求項4】
挿入孔に圧入される弾性変形部分を備え、
前記弾性変形部分は、圧入方向に直交する断面のうち前記弾性変形部分の変形方向の両端に、前記挿入孔の中心側を曲率中心とする円弧形状部分を有する
ことを特徴とするプレスフィット端子。
【請求項5】
前記弾性変形部分は、前記圧入方向にかけて二股に分岐して互いに離隔し、先端が接近するように湾曲する1対の分岐片である
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のプレスフィット端子。
【請求項6】
挿入孔に圧入される弾性変形部分を備え、
前記弾性変形部分は、圧入方向にかけて二股に分岐して互いに離隔し、先端が接近するように湾曲する1対の分岐片であり、
前記1対の分岐片は、前記先端における前記弾性変形部分の変形方向の両端において、先端面取り形状部分を有する
ことを特徴とするプレスフィット端子。
【請求項7】
前記弾性変形部分は、前記圧入方向に直交する断面の周縁に、前記挿入孔に接する4つの角部領域を有し、
前記先端面取り形状部分は、前記4つの角部領域のうちの少なくとも1つに設けられた先端カット面形状部分である
ことを特徴とする請求項6記載のプレスフィット端子。
【請求項8】
請求項1、4又は6記載のプレスフィット端子と、
前記挿入孔が設けられた基板と
を備えることを特徴とする半導体装置。
【請求項9】
前記角部領域は、前記圧入方向に直交する断面視において、プレスフィット端子の変形方向の辺と前記変形方向に直交する方向の辺とを接続する領域である請求項1に記載のプレスフィット端子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プレスフィット端子と、このプレスフィット端子を備える半導体装置とに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、半導体装置は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体素子が実装された回路基板を有し、インバータ装置等に利用されている。このような半導体装置において、基板のスルーホールなどの挿入孔に圧入されて弾性変形するプレスフィット端子が用いられることがある(例えば、特許文献1~3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-126786号公報
特開2016-219778号公報
特開2015-141857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プレスフィット端子は、圧入方向に直交する断面の周縁が角張っていると、挿入孔の内周壁に点接触に近い形で接触したり、圧入時に挿入孔の開口部分に収まらなかったりする。それにより、端子及び挿入孔のメッキが削れたり、圧入時の挿入荷重や引抜時の引抜荷重が大きくなったり、挿入孔に圧入できなかったりする。一方で、四つ角のそれぞれがラウンド面(R面)形状の場合、引抜荷重が小さくなる。
【0005】
本発明の目的は、要求される性能を満たすか、或いは、組立性を高めることができるプレスフィット端子及び半導体装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、プレスフィット端子は、挿入孔に圧入される弾性変形部分を備え、前記弾性変形部分は、圧入方向に直交する断面の周縁に、前記挿入孔に接する4つの角部領域を有し、少なくとも1つの前記角部領域は、周縁カット面形状部分である。
【0007】
他の1つの態様では、プレスフィット端子は、挿入孔に圧入される弾性変形部分を備え、前記弾性変形部分は、圧入方向に直交する断面のうち前記弾性変形部分の変形方向の両端に、前記挿入孔の中心側を曲率中心とする円弧形状部分を有する。
【0008】
他の1つの態様では、プレスフィット端子は、挿入孔に圧入される弾性変形部分を備え、前記弾性変形部分は、圧入方向にかけて二股に分岐して互いに離隔し、先端が接近するように湾曲する1対の分岐片であり、前記1対の分岐片は、前記先端における前記弾性変形部分の変形方向の両端において、先端面取り形状部分を有する。
【0009】
他の1つの態様では、半導体装置は、前記のいずれかのプレスフィット端子と、前記挿入孔が設けられた基板とを備える。
【発明の効果】
【0010】
前記態様によれば、要求される性能を満たすか、或いは、組立性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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