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公開番号
2025047147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155466
出願日
2023-09-21
発明の名称
ホーム安全システム
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
主分類
B61L
23/00 20060101AFI20250326BHJP(鉄道)
要約
【課題】機器コストや設置費用を抑えることができるホーム安全システムを提供すること
【解決手段】ホーム安全システムすなわちホーム柵装置100は、駅のホームPFに沿って設置され互いに連携して動作する複数の装置要素DEを備え、各装置要素DEは、自律的に判断して内部機構の動作を制御し、かつ、他の装置要素DEから連携情報CIを取得する制御装置41を有する。上記ホーム柵装置100では、各装置要素DEが、自律的に判断して内部機構の動作を制御し、かつ、他の装置要素DEから連携情報CIを取得する制御装置41を有するので、総合制御盤を設置する必要がなくなり、総合制御盤の設置コストを抑えることができ、総合制御盤ためのスペース確保について配慮する必要がなくなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駅のホームに沿って設置され互いに連携して動作する複数の装置要素
を備え、
各装置要素は、自律的に判断して内部機構の動作を制御し、かつ、他の装置要素から連携情報を取得する制御装置を有する、
ホーム安全システム。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記複数の装置要素のうち1つの装置要素を親機とし、前記複数の装置要素のうち前記親機を除いた装置要素を子機とし、
前記親機は、前記複数の装置要素の状態に関する稼働情報を収集する、
請求項1に記載のホーム安全システム。
【請求項3】
前記親機は、収集した前記稼働情報を、係員用の情報提示装置に送信する、
請求項2に記載のホーム安全システム。
【請求項4】
前記複数の装置要素は、相互に監視する機能を有し、前記親機が故障した場合、前記子機から新たな親機が選定される、
請求項2に記載のホーム安全システム。
【請求項5】
前記装置要素は、本体装置と、前記本体装置から側方に進退する扉体とを有するホーム柵要素である、
請求項1に記載のホーム安全システム。
【請求項6】
前記装置要素は、ホーム柵要素の周辺に存在する物体を計測する計測装置を備え、
前記計測装置は、前記ホーム柵要素と車両との間に支障物が存在するか否かと、前記ホーム柵要素に対応する線路に車両が在線しているか否かと、車両のドアが開状態か否かを計測する、
請求項5に記載のホーム安全システム。
【請求項7】
前記装置要素は、本体装置と、前記本体装置から側方に進退する扉体とを有するホーム柵要素であり、
前記情報提示装置は、前記ホーム柵要素の状態を表示する監視盤と、前記複数のホーム柵要素の全閉状態を表示する表示灯とのいずれかである、
請求項3に記載のホーム安全システム。
【請求項8】
前記装置要素は、ホーム端縁部と、前記ホーム端縁部に隣接する線路とを監視する監視装置である、
請求項1に記載のホーム安全システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の要素を有し複数の要素を統括的に動作させるホーム柵装置のようなホーム安全システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ホーム安全システムとして、複数のドアユニットを含むホームドア装置が公知となっている(特許文献1)。このホームドア装置は、中央制御型の装置であり、ホームドア装置を構成する個々のホームドアユニットに制御端末装置が組み込まれ、ホームドアシステム制御装置が、全ホームドアユニットの動作を統括的に制御している(段落[0012]、[0014]、図1等)。
【0003】
特許文献1のホームドア装置の場合、ホームドアシステム制御装置のような総合制御盤を設けるので、機器コストが増加し設置工事費の負担が大きくなる。また、総合制御盤をプラットホームに設ける場合、プラットホームが狭隘な駅においては、物理的な設置スペースの確保が困難になることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-43044号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、機器コストや設置費用を抑えることができるホーム安全システムを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るホーム安全システムは、駅のホームに沿って設置され互いに連携して動作する複数の装置要素を備え、各装置要素は、自律的に判断して内部機構の動作を制御し、かつ、他の装置要素から連携情報を取得する制御装置を有する。
【0007】
上記ホーム安全システムでは、各装置要素が、自律的に判断して内部機構の動作を制御し、かつ、他の装置要素から連携情報を取得する制御装置を有するので、総合制御盤を設置する必要がなくなり、総合制御盤の設置コストを抑えることができ、総合制御盤ためのスペース確保について配慮する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(A)は、第1実施形態のホーム安全システムであるホーム柵装置を模式的に示した平面図であり、(B)は、(A)の線路側からの正面図である。
ホーム柵装置を構成する2つのホーム柵要素を説明する図である。
ホーム柵要素に組み込まれる電気回路系を説明する図である。
ホーム柵要素に組み込まれた制御回路を説明する概念的なブロック図である。
遠隔の端末装置を説明する概念的なブロック図である。
ホーム柵要素の動作を説明する概念図である。
第2実施形態のホーム安全システムであるホーム監視システムを説明する図である。
駆動制御部を説明する概念的なブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、第1実施形態のホーム安全システムであるホーム柵装置について説明する。
【0010】
図1(A)及び1(B)は、駅のホームPFとホーム柵装置100とを模式的に示した平面図及び正面図である。図2は、ホーム柵装置100を構成する2つのホーム柵要素101をホームPF側から見た図であり、ホーム柵要素101のホームPF側の外装パネルを除いた状態を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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