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公開番号
2025084446
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198357
出願日
2023-11-22
発明の名称
無人搬送車
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B61G
1/02 20060101AFI20250527BHJP(鉄道)
要約
【課題】牽引車と台車とが連結されてなり、安定した走行が可能な無人搬送車を提供すること。
【解決手段】無人搬送車1は、牽引車10と、台車20と、牽引車10と台車20とを連結する連結装置50とを備えている。車両側面視において、牽引車10の後輪13および台車20の前輪22は、少なくとも部分的に重なっている。連結装置50は、牽引車10の車体11に取り付けられた第1連結部材51と、台車20の車体21に取り付けられた第2連結部材52と、第1連結部材51と第2連結部材52とを上下に回転可能に連結する第1連結軸51bと、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
牽引車と、台車と、前記牽引車と前記台車とを連結する連結装置と、を備えた無人搬送車であって、
前記牽引車は、第1車体と、前記第1車体に取り付けられた第1前輪と、前記第1車体に取り付けられ、前記第1前輪よりも車両前後方向の後方に配置された第1後輪と、を有し、
前記台車は、荷台を有する第2車体と、前記第2車体に取り付けられた第2前輪と、前記第2車体に取り付けられ、前記第2前輪よりも車両前後方向の後方に配置された第2後輪と、を有し、
車両側面視において、前記第1後輪および前記第2前輪は少なくとも部分的に重なり、
前記連結装置は、前記第1車体に取り付けられた第1連結部材と、前記第2車体に取り付けられた第2連結部材と、前記第1連結部材と前記第2連結部材とを上下に回転可能に連結する第1連結軸と、を有している、無人搬送車。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記第1後輪の軸心の車両前後方向の位置と前記第2前輪の軸心の車両前後方向の位置とは一致している、請求項1に記載の無人搬送車。
【請求項3】
前記第1前輪は、前記第1車体に対して左右に回転可能に構成され、
前記第1後輪は、前記第1車体に対して左右に回転不能に構成され、
前記第2前輪は、前記第2車体に対して左右に回転不能に構成され、
前記第2後輪は、前記第2車体に対して左右に回転可能に構成されている、請求項1に記載の無人搬送車。
【請求項4】
前記第2連結部材は、前方連結部材と、前記第2車体に取り付けられた後方連結部材と、前記前方連結部材と前記後方連結部材とを上下に回転可能に連結する第2連結軸とを有し、
前記前方連結部材と前記第1連結部材とは、前記第1連結軸により上下に回転可能に連結されている、請求項1に記載の無人搬送車。
【請求項5】
前記牽引車は、
前記第1車体の車両中心線よりも車両左右方向の左方に位置し、かつ、前記第2車体の前端よりも車両前後方向の後方に位置する左側面部と、
前記第1車体の車両中心線よりも車両左右方向の右方に位置し、かつ、前記第2車体の前端よりも車両前後方向の後方に位置する右側面部と、を有し、
前記台車は、
前記牽引車の前記左側面部の車両左右方向の左方に位置し、前記左側面部に接触するまたは隙間を介して対向する第1対向面部と、
前記牽引車の前記右側面部の車両左右方向の右方に位置し、前記右側面部に接触するまたは隙間を介して対向する第2対向面部と、を有している、請求項1に記載の無人搬送車。
【請求項6】
車両平面視において、前記連結装置は前記第2車体の輪郭の内側に配置されている、請求項1に記載の無人搬送車。
【請求項7】
前記連結装置は前記第2前輪の軸心よりも後方に配置されている、請求項1に記載の無人搬送車。
【請求項8】
前記第1後輪の直径は前記第2前輪の直径よりも大きい、請求項1に記載の無人搬送車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、牽引車と台車とが連結されてなる無人搬送車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、工場等において、物品が積載される台車と台車を牽引する牽引車とが連結されてなる搬送車が用いられている。例えば特許文献1には、牽引車と台車とが連結され、車両前後方向の位置に関して、牽引車の後輪の軸心位置と台車の前輪の軸心位置とが一致する搬送車が記載されている。特許文献1には、台車および牽引車の旋回中心を一致させることにより、台車および牽引車が旋回の際に横滑りしない状態で、台車と牽引車とを固定することができると記載されている。旋回時の横滑りを抑制することにより、搬送車を安定して走行させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-25306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、搬送車が利用される場所によっては、搬送車が坂道を走行したり、段差を乗り越える場合などがある。坂道を登り始めるときや、段差を乗り越えるとき等においても、搬送車を安定して走行できることが好ましい。
【0005】
本発明の目的は、牽引車と台車とが連結されてなり、安定した走行が可能な無人搬送車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示される無人搬送車は、牽引車と、台車と、前記牽引車と前記台車とを連結する連結装置と、を備えた無人搬送車である。前記牽引車は、第1車体と、前記第1車体に取り付けられた第1前輪と、前記第1車体に取り付けられ、前記第1前輪よりも車両前後方向の後方に配置された第1後輪と、を有している。前記台車は、荷台を有する第2車体と、前記第2車体に取り付けられた第2前輪と、前記第2車体に取り付けられ、前記第2前輪よりも車両前後方向の後方に配置された第2後輪と、を有している。車両側面視において、前記第1後輪および前記第2前輪は少なくとも部分的に重なっている。前記連結装置は、前記第1車体に取り付けられた第1連結部材と、前記第2車体に取り付けられた第2連結部材と、前記第1連結部材と前記第2連結部材とを上下に回転可能に連結する第1連結軸と、を有している。
【0007】
上記無人搬送車によれば、牽引車の第1後輪および台車の第2前輪は車両前後方向に関して少なくとも部分的に重なる位置にあるので、牽引車に対する台車の追従性が良い。無人搬送車は、安定して走行することができる。また、牽引車および台車が車両前後方向に関して一部重なった位置にあるので、積載容量を確保しながら無人搬送車の車両前後方向の寸法を抑えることができる。また、上記無人搬送車によれば、牽引車と台車とは、連結装置により互いに上下に回転可能に連結されている。無人搬送車が例えば坂道を登り始めるときや段差を乗り越えるときに、台車と牽引車とが互いに上下に回転することができるので、牽引車の第1前輪および第1後輪、並びに、台車の第2前輪および第2後輪は、路面に良好に接地した状態を保つことができる。よって、無人搬送車は、坂道を登り始めるときなどにおいて、安定して走行することができる。
【0008】
前記第1後輪の軸心の車両前後方向の位置と前記第2前輪の軸心の車両前後方向の位置とは一致していてもよい。
【0009】
このことにより、牽引車に対する台車の追従性を高めることができる。台車の横滑りを抑制することができ、無人搬送車の走行を更に安定させることができる。
【0010】
前記第1前輪は、前記第1車体に対して左右に回転可能に構成されていてもよい。前記第1後輪は、前記第1車体に対して左右に回転不能に構成されていてもよい。前記第2前輪は、前記第2車体に対して左右に回転不能に構成されていてもよい。前記第2後輪は、前記第2車体に対して左右に回転可能に構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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