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公開番号2025073731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184765
出願日2023-10-27
発明の名称紙幣処理装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07D 11/13 20190101AFI20250502BHJP(チェック装置)
要約【課題】紙幣検出部による誤検出を防止すること。
【解決手段】投入された紙幣Wを、真正であることを条件として該当する収納庫18に搬送して収納する入金動作を行う紙幣処理装置1であって、収納庫18に搬送された紙幣Wを検出する紙幣検出部22と、紙幣検出部22により紙幣Wが検出されることを条件として、該紙幣Wを収納庫18に収納させる動作を行わせる制御部23とを備え、制御部23は、紙幣検出部22により紙幣Wが検出されない場合、該紙幣Wを撓ませた状態で紙幣検出部22に再度検出させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
投入された紙幣を、真正であることを条件として該当する収納庫に搬送して収納する入金動作を行う紙幣処理装置であって、
前記収納庫に搬送された紙幣を検出する紙幣検出部と、
前記紙幣検出部により前記紙幣が検出されることを条件として、該紙幣を前記収納庫に収納させる動作を行わせる制御部と
を備え、
前記制御部は、前記紙幣検出部により前記紙幣が検出されない場合、該紙幣を撓ませた状態で前記紙幣検出部に再度検出させることを特徴とする紙幣処理装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記収納庫は、基準位置と進出位置との間で進退移動することにより、該収納庫の集積域に搬送された紙幣を該収納庫の収納域に収納させるプッシャ部材を備え、
前記制御部は、前記プッシャ部材が前記基準位置に配置された状態で前記集積域の紙幣を前記紙幣検出部により検出させ、該紙幣検出部により前記紙幣が検出されない場合に、前記プッシャ部材を前記基準位置から前記進出位置に向けて所定量だけ進出移動させることにより、該紙幣を撓ませた状態で前記紙幣検出部に再度検出させることを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
【請求項3】
前記紙幣検出部は、光センサにより構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の紙幣処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、紙幣処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば自動釣銭機等に適用される紙幣処理装置が特許文献1に提案されている。かかる紙幣処理装置では、入金部を通じて投入された紙幣を、真正であることを条件として該当する収納庫に搬送して収納するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-032911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記紙幣処理装置においては、収納庫に搬送された紙幣の有無を検出する紙幣検出部が設けられている。この紙幣検出部は光センサにより構成されており、発光要素で発せられた光を受光要素で受光した場合に紙幣無しと検出する一方、発光要素で発せられた光を受光要素で受光できない場合に紙幣有りと検出するものである。
【0005】
ところで、近年、紙幣においても例えばホログラム等の感光材料が塗布されたものが知られており、そのような感光材料が塗布された紙幣が収納庫に搬送された場合、発光要素から発せられた光が感光材料で反射して受光要素で受光してしまい、紙幣が収納庫に搬送されているにもかかわらず紙幣無しと誤検出してしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、紙幣検出部による誤検出を防止することができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る紙幣処理装置は、投入された紙幣を、真正であることを条件として該当する収納庫に搬送して収納する入金動作を行う紙幣処理装置であって、前記収納庫に搬送された紙幣を検出する紙幣検出部と、前記紙幣検出部により前記紙幣が検出されることを条件として、該紙幣を前記収納庫に収納させる動作を行わせる制御部とを備え、前記制御部は、前記紙幣検出部により前記紙幣が検出されない場合、該紙幣を撓ませた状態で前記紙幣検出部に再度検出させることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記紙幣処理装置において、前記収納庫は、基準位置と進出位置との間で進退移動することにより、該収納庫の集積域に搬送された紙幣を該収納庫の収納域に収納させるプッシャ部材を備え、前記制御部は、前記プッシャ部材が前記基準位置に配置された状態で前記集積域の紙幣を前記紙幣検出部により検出させ、該紙幣検出部により前記紙幣が検出されない場合に、前記プッシャ部材を前記基準位置から前記進出位置に向けて所定量だけ進出移動させることにより、該紙幣を撓ませた状態で前記紙幣検出部に再度検出させることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記紙幣処理装置において、前記紙幣検出部は、光センサにより構成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、制御部が、紙幣検出部により紙幣が検出されない場合、該紙幣を撓ませた状態で紙幣検出部に再度検出させるので、紙幣に感光材料が塗布されていることに起因する誤検出を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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