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公開番号2025064616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174514
出願日2023-10-06
発明の名称フレーム連結構造
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H05K 7/18 20060101AFI20250410BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】フレーム連結構造において、剛性を向上させる。
【解決手段】連結フレーム15は、上下フレーム12に重ね合わせて連結される板状の上下連結部51及び上下連結部52、幅フレーム13に重ね合わせて連結される板状の幅連結部53、及び奥行フレーム14に重ね合わせて連結される板状の奥行連結部55を有する。補強フレーム16は、上下連結部51及び幅連結部53と同一平面上で上下フレーム12及び幅フレーム13の双方に重ね合わせて連結され、上下連結部51及び幅連結部53の内角に嵌まり合う板状の上下幅補強部64を有する。補強フレーム16は、上下連結部52及び奥行連結部55と同一平面上で上下フレーム12及び奥行フレーム14の双方に重ね合わせて連結され、上下連結部52及び奥行連結部55の内角に嵌まり合う板状の上下奥行補強部67を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに直交する三方向を上下方向、幅方向、及び奥行方向とし、
上下方向に延びる板状の上下フレームと、
幅方向に延びる板状の幅フレームと、
奥行方向に延びる板状の奥行フレームと、
前記上下フレームに重ね合わせて連結される板状の上下連結部、前記幅フレームに重ね合わせて連結される板状の幅連結部、及び前記奥行フレームに重ね合わせて連結される板状の奥行連結部を有する連結フレームと、
前記上下連結部及び前記幅連結部と同一平面上で前記上下フレーム及び前記幅フレームの双方に重ね合わせて連結され、前記上下連結部及び前記幅連結部の内角に嵌まり合う板状の上下幅補強部、並びに前記上下連結部及び前記奥行連結部と同一平面上で前記上下フレーム及び前記奥行フレームの双方に重ね合わせて連結され、前記上下連結部及び前記奥行連結部の内角に嵌まり合う板状の上下奥行補強部を有する補強フレームと、を備えることを特徴とするフレーム連結構造。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記上下フレームは、
上下方向及び幅方向に沿った第一の上下板部と、
上下方向及び奥行方向に沿った第二の上下板部と、を備え、
前記幅フレームは、
幅方向及び上下方向に沿った第一の幅板部を備え、
前記奥行フレームは、
奥行方向及び上下方向に沿った第一の奥行板部を備え、
前記連結フレームは、
前記第一の上下板部に重ね合わせて連結される第一の上下連結部と、
前記第二の上下板部に重ね合わせて連結される第二の上下連結部と、
前記第一の幅板部に重ね合わせて連結される第一の幅連結部と、
前記第一の奥行板部に重ね合わせて連結される第一の奥行連結部と、を備え、
前記補強フレームは、
前記第一の上下連結部と同一平面上で前記第一の上下板部に重ね合わせて連結される第一の上下補強連結部と、
前記第一の幅連結部と同一平面上で前記第一の幅板部に重ね合わせて連結される第一の幅補強連結部と、
前記第一の上下補強連結部及び前記第一の幅補強連結部と同一平面上で、前記第一の上下連結部及び前記第一の幅連結部の内角に嵌まり合う前記上下幅補強部と、
前記第二の上下連結部と同一平面上で前記第二の上下板部に重ね合わせて連結される第二の上下補強連結部と、
前記第一の奥行連結部と同一平面上で前記第一の奥行板部に重ね合わせて連結される第一の奥行補強連結部と、
前記第二の上下補強連結部及び前記第一の奥行補強連結部と同一平面上で、前記第二の上下連結部及び前記第一の奥行連結部の内角に嵌まり合う前記上下奥行補強部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のフレーム連結構造。
【請求項3】
前記幅フレームは、
幅方向及び奥行方向に沿った第二の幅板部を備え、
前記奥行フレームは、
奥行方向及び幅方向に沿った第二の奥行板部を備え、
前記連結フレームは、
前記第二の幅板部に重ね合わせて連結される第二の幅連結部と、
前記第二の奥行板部に重ね合わせて連結される第二の奥行連結部と、を備え、
前記補強フレームは、
前記第二の幅連結部と同一平面上で前記第二の幅板部に重ね合わせて連結される第二の幅補強連結部と、
前記第二の奥行連結部と同一平面上で前記第二の奥行板部に重ね合わせて連結される第二の奥行補強連結部と、を備えることを特徴とする請求項2に記載のフレーム連結構造。
【請求項4】
前記上下幅補強部は、前記第一の上下連結部及び前記第一の幅連結部の内角に嵌まり合う三角形状であり、
前記上下奥行補強部は、前記第二の上下連結部及び前記第一の奥行連結部の内角に嵌まり合う三角形状であることを特徴とする請求項2に記載のフレーム連結構造。
【請求項5】
前記上下幅補強部は、前記第一の上下連結部及び前記第一の幅連結部の内角に嵌まり合う三角形状のうち、幅方向に対する斜辺の角度が45度以上であり、
前記上下奥行補強部は、前記第二の上下連結部及び前記第一の奥行連結部の内角に嵌まり合う三角形状のうち、奥行方向に対する斜辺の角度が45度以上であることを特徴とする請求項4に記載のフレーム連結構造。
【請求項6】
前記上下幅補強部は、前記第一の上下連結部及び前記第一の幅連結部の内角のうち、少なくとも上下方向に沿った辺に接触し、
前記上下奥行補強部は、前記第二の上下連結部及び前記第一の奥行連結部の内角のうち、少なくとも上下方向に沿った辺に接触していることを特徴とする請求項2に記載のフレーム連結構造。
【請求項7】
前記上下幅補強部及び前記第一の幅連結部は、互いに凹凸形状によって嵌まり合い、
前記上下奥行補強部及び前記第一の奥行連結部は、互いに凹凸形状によって嵌まり合っていることを特徴とする請求項2に記載のフレーム連結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フレーム連結構造に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、互いに直交する三つのフレームをコーナ連結材によって連結する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コーナ連結材は、フレーム同士の連結には寄与するが、剛性を高める点で改善の余地があった。
本発明の目的は、フレーム連結構造において、剛性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係るフレーム連結構造は、互いに直交する三方向を上下方向、幅方向、及び奥行方向とし、上下フレームと、幅フレームと、奥行フレームと、連結フレームと、補強フレームと、を備えている。上下フレームは、上下方向に延びる板状である。幅フレームは、幅方向に延びる板状である。奥行フレームは、奥行方向に延びる板状である。連結フレームは、上下フレームに重ね合わせて連結される板状の上下連結部、幅フレームに重ね合わせて連結される板状の幅連結部、及び奥行フレームに重ね合わせて連結される板状の奥行連結部を有している。補強フレームは、上下幅補強部、及び上下奥行補強部を有している。上下幅補強部は、上下連結部及び幅連結部と同一平面上で上下フレーム及び幅フレームの双方に重ね合わせて連結され、上下連結部及び幅連結部の内角に嵌まり合う板状である。上下奥行補強部は、上下連結部及び奥行連結部と同一平面上で上下フレーム及び奥行フレームの双方に重ね合わせて連結され、上下連結部及び奥行連結部の内角に嵌まり合う板状である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、補強フレームによって連結フレームを補強し、剛性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
フレーム連結構造を示す図である。
上下フレームを示す図である。
幅フレームを示す図である。
奥行フレームを示す図である。
連結フレームを示す図である。
補強フレームを示す図である。
各フレームの連結過程を示す図である。
フレーム連結構造を示す図である。
フレーム連結構造の固有振動数について説明した図である。
比較例を示す図である。
第二実施形態のフレーム連結構造を示す図である。
第二実施形態の連結フレームを示す図である。
第二実施形態の補強フレームを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
《第一実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、上下方向、幅方向、及び奥行方向とする。上下方向は、鉛直方向であり、幅方向及び奥行方向は、水平方向の二方向である。
図1は、フレーム連結構造11を示す図である。
図中の(a)は、フレーム連結構造11を、上下方向の内側、幅方向の内側、及び奥行方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、フレーム連結構造11を、上下方向の外側、幅方向の外側、及び奥行方向の外側から見た状態を示している。フレーム連結構造11は、例えば内部に各種電気機器が収納される電気機器収納設備の筐体フレームに採用される。ここでは、筐体フレームのうち底面側の一つのコーナを例に説明するが、他のコーナについては、反転させたことを除いて同様の構造であるため、詳細な説明を省略する。各方向の外側及び内側は、筐体フレームの外側及び内側を指す。フレーム連結構造11は、上下フレーム12と、幅フレーム13と、奥行フレーム14と、連結フレーム15と、補強フレーム16と、を備えている。上下フレーム12、幅フレーム13、及び奥行フレーム14は、夫々、直角に連結されている。
【0010】
図2は、上下フレーム12を示す図である。
図中の(a)は、上下フレーム12を、上下方向の内側、幅方向の内側、奥行方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、上下フレーム12を、幅方向の内側から見た状態を示している。図中の(c)は、上下フレーム12を、奥行方向の内側から見た状態を示している。上下フレーム12は、板厚が均一である一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、上下板部21(第一の上下板部)と、上下板部22(第二の上下板部)と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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