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公開番号2025063740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023173169
出願日2023-10-04
発明の名称燃料電池システム
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 8/04 20160101AFI20250409BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は、排気において白煙の発生を抑制する燃料電池システムを提供する。
【解決手段】水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池スタックを備える燃料電池部と、前記燃料電池部から排出される排気と空気とが混合され、前記排気が前記空気により希釈された希釈排気が外部へ排出される空気混合部と、を備え、前記空気混合部は、下部に前記希釈排気において水蒸気が凝縮した凝縮水を溜める水受けと、前記水受けに設けられる溜まった前記凝縮水を外部に排出する排水部と、を備える燃料電池システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池スタックを備える燃料電池部と、
前記燃料電池部から排出される排気と空気とが混合され、前記排気が前記空気により希釈された希釈排気が外部へ排出される空気混合部と、
を備え、
前記空気混合部は、下部に前記希釈排気において水蒸気が凝縮した凝縮水を溜める水受けと、前記水受けに設けられる溜まった前記凝縮水を外部に排出する排水部と、を備える、
燃料電池システム。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記燃料電池部が内部に設けられる第1筐体を備え、
前記第1筐体は、外部から空気を取り込む吸気口と、外部に空気を排出する第1排気口と、を有し、
前記空気混合部は、前記第1排気口から排出される前記空気により前記排気を希釈する、
請求項1に記載の燃料電池システム。
【請求項3】
前記空気混合部は、前記第1排気口を覆い、外部に前記希釈排気を排出する第2排気口を形成する第2筐体を備える、
請求項2に記載の燃料電池システム。
【請求項4】
前記第2筐体は、断熱材を含む、
請求項3に記載の燃料電池システム。
【請求項5】
前記第2筐体における天板は、前記第2排気口の側が低くなるように傾斜が設けられ、
前記第2筐体は、前記天板における前記第2排気口の近傍であって、前記水受けの上部に水返しを備える、
請求項3に記載の燃料電池システム。
【請求項6】
前記燃料電池部及び前記空気混合部が内部に設けられ、前記空気混合部から外部に前記希釈排気を排出する排気口を有する第1筐体と、
前記空気混合部に前記第1筐体の内部の空気を供給する換気ファンと、を備え、
前記空気混合部は、前記希釈排気に含まれる水分を分離する水分離部を備え、
前記排水部は、前記希釈排気が漏れ出ることを防止する漏出防止部を備える、
請求項1に記載の燃料電池システム。
【請求項7】
前記排気口の近傍に濡れセンサと、を備え、
前記換気ファンは、前記濡れセンサにおける検出結果に基づいて回転数が制御される、
請求項6に記載の燃料電池システム。
【請求項8】
前記燃料電池部を複数備え、
複数の前記燃料電池部が、前記空気混合部に接続される、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の燃料電池システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料電池システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、改質器と、水素と酸素を反応させて電気エネルギを得る電池と、反応条件を維持しプラント効率を高めるための熱交換器、及び制御システムを一つのパッケージに納めたパッケージ型燃料電池発電装置が開示されている。特許文献1には、燃料電池発電装置が、改質器排ガスと電池の排空気から熱と水を回収した後のプラント排気を、大気中に放出する前に冷却しプラント排気中の水蒸気を凝縮回収する冷却手段を設けることが開示されている。
【0003】
特許文献2には、燃料電池、燃料改質器等を含む発電装置の主要機器全体と、燃料電池の空気オフガスおよび燃料改質器の燃焼排ガスそれぞれに含まれる生成水を凝縮して回収する生成水回収装置とを備える燃料電池発電装置が開示されている。特許文献2には、燃料電池システムにおける、主要機器全体と、生成水回収装置とが、換気ファンにより強制換気されるパッケージ内に一括して収納されることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平09-223510号公報
特開平08-293316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
定置用燃料電池システムは、人の目にとまる場所に設置される場合がある。定置用燃料電池システムは、排気する際に白煙が生じると、人によっては不快に感じる場合がある。
【0006】
本開示は、排気において白煙の発生を抑制する燃料電池システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一の態様によれば、水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池スタックを備える燃料電池部と、前記燃料電池部から排出される排気と空気とが混合され、前記排気が前記空気により希釈された希釈排気が外部へ排出される空気混合部と、を備え、前記空気混合部は、下部に前記希釈排気において水蒸気が凝縮した凝縮水を溜める水受けと、前記水受けに設けられる溜まった前記凝縮水を外部に排出する排水部と、を備える燃料電池システムを提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の燃料電池システムによれば、排気において白煙の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る燃料電池システムにおける構成の概要を示す図である。
図2は、第2実施形態に係る燃料電池システムにおける構成の概要を示す図である。
図3は、第3実施形態に係る燃料電池システムにおける構成の概要を示す図である。
図4は、第4実施形態に係る燃料電池システムにおける構成の概要を示す図である。
図5は、第5実施形態に係る燃料電池システムにおける構成の概要を示す図である。
図6は、第6実施形態に係る燃料電池システムにおける構成の概要を示す図である。
図7は、第6実施形態に係る燃料電池システムにおける処理について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(【0011】以降は省略されています)

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