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公開番号
2025044314
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023151801
出願日
2023-09-20
発明の名称
アート作品及びその制作方法
出願人
個人
代理人
弁理士法人たかはし国際特許事務所
主分類
B32B
27/00 20060101AFI20250326BHJP(積層体)
要約
【課題】装飾物と一体化されたアート作品において、装飾物を単に固定しただけでなく、装飾物の造形美を生かし、リアル感・重厚感・立体感のあるアート作品を提供する。
【解決手段】アート基材2と装飾物4が一体化されたアート作品であって、アート基材2と装飾物4が、光硬化性樹脂5により一体化されており、光硬化性樹脂5の硬化物が、外部より視認できるようになっていることを特徴とするアート作品により上記課題を解決した。アート基材2は、絵画が描かれているか、写真が転写されているものであり、装飾物4が、絵画が描かれている部位及び/又は該写真が転写されている部位に配置されているのが望ましい。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
アート基材と装飾物が一体化されたアート作品であって、該アート基材と該装飾物が、光硬化性樹脂により一体化されており、該光硬化性樹脂の硬化物が、外部より視認できるようになっていることを特徴とするアート作品。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記アート基材が、絵画が描かれているか、写真が転写されているものであり、該装飾物が、該絵画が描かれている部位及び/又は該写真が転写されている部位に配置されている請求項1に記載のアート作品。
【請求項3】
前記アート基材上に、窪みを有する前記光硬化性樹脂の硬化物の層があり、該窪みに前記装飾物が埋入されている請求項1又は請求項2に記載のアート作品。
【請求項4】
前記光硬化性樹脂が、紫外線硬化性樹脂である請求項1又は請求項2に記載のアート作品。
【請求項5】
アート基材と装飾物が一体化されたアート作品の制作方法であって、該アート基材と該装飾物とを、光硬化性樹脂を硬化させることにより一体化させるものであり、該アート作品において、該光硬化性樹脂の硬化物が、外部より視認できるようになっていることを特徴とするアート作品の制作方法。
【請求項6】
下記の工程[1]及び工程[2]をこの順に行う請求項5に記載のアート作品の制作方法。
[1]前記アート基材に、未硬化光硬化性樹脂を塗布し、該未硬化光硬化性樹脂の上に、前記装飾物を配置する工程
[2]前記アート基材の前記装飾物が配置された部位に光を照射することで該未硬化光硬化性樹脂を硬化させる工程
【請求項7】
前記工程[2]の後に、下記工程[3]を行う請求項6に記載のアート作品の制作方法。
[3]前記装飾物が配置された前記アート基材を太陽光に暴露する工程
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、絵画・写真・帯等のアート作品に関し、更に詳しくは、種々の装飾物と一体化されたアート作品に関する。また、本発明は、かかるアート作品の制作方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
画材に平面的に描かれた絵画に、宝石、ビーズ等の装飾物を付与し、リアルな立体感を表現した立体絵画の制作方法が種々知られている。
【0003】
特許文献1には、絵画が描かれるキャンバス部と、前記キャンバス部の表面に固着される造形部とを備え、前記造形部は、粘土とモデリングペーストとアクリル絵の具とを混ぜ合わせて構成されている装飾品が開示されている。
特許文献1において、造形部のキャンバス部への固着は、接着剤を用いた接着にて行う、とされている。
【0004】
特許文献2には、紙あるいは描画可能な描画層を有する木板、アクリル板、厚紙等の基盤に着色された下絵を描き、下絵表面に下絵の色々に近似した色の有色透過性のビーズを透過性の接着材で各々取り付ける立体絵画の製造方法が開示されている。
特許文献2の製造方法においては、下絵のビーズを貼り付ける場所に接着剤を塗布し、下絵の色に近似したガラスビーズを貼り付け乾燥固定させている。
【0005】
特許文献3には、家庭用電気ミキサーに紙片と水をいれ粉砕ベースト状にして木工用接着剤を適宜にいれ撹拌させて紙ペーストを塗り積み重ねることで、立体的に表現出来るものを構成する絵画法が開示されている。
【0006】
特許文献4には、立体装飾体の立体表現を金属箔に転写し、かかる金属箔をキャンバスの基板となる台紙に貼り付ける、立体絵画の制作方法が開示されている。
特許文献4において、金属箔の台紙への貼り付けに際しては、金属箔の平面貼り付け部の裏面と裏側凹所に充填した充填材の裏面とに接着剤を施し、これを台紙に貼り付ける、という手法によって行われる。
【0007】
しかしながら、これらの公知技術では、絵画上に配置されている装飾物は、単に絵画が描かれる基材(キャンバス、紙、木等)上に、単に固定されているに過ぎない。このため、これらの公知技術は、種々の造形美を有する装飾物の利点を十分に活かすことのできるものではなく、更なる改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実用新案登録第3166224号公報
特開2006-088682号公報
特開2001-301399号公報
特許第7281238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は上記背景技術に鑑みてなされたものである。本発明の課題は、装飾物と一体化されたアート作品において、装飾物を単に固定しただけでなく、装飾物の造形美を生かし、リアル感・重厚感・立体感のあるアート作品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、次のような事実を見出し、本発明を完成するに至った。
(【0011】以降は省略されています)
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