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公開番号2024084319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198523
出願日2022-12-13
発明の名称化粧板
出願人DICデコール株式会社
代理人個人
主分類B32B 21/08 20060101AFI20240618BHJP(積層体)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、優れた耐摩耗性を有する化粧板、さらには、優れた耐摩耗性と共に高い表面硬度、耐汚染性及び耐溶剤性を有する化粧板を提供する。
【解決手段】本発明は、木質基材上に目止め層と、着色塗料層とを有する化粧板であって、前記着色塗料層が、コールターカウンター法により測定される平均粒子径が30μm以上の微粒子を3g/m2以上含有する化粧板である。本発明の継承版によれば、上記課題を解決することができる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
木質基材上に目止め層と、着色塗料層とを有する化粧板であって、
前記着色塗料層が、コールターカウンター法により測定される平均粒子径が30μm以上の微粒子を3g/m

以上含有することを特徴とする化粧板。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記着色塗料層上に、活性エネルギー線硬化性組成物の硬化膜からなる保護層が直接積層された請求項1に記載の化粧板。
【請求項3】
前記保護層の塗布量(固形分)が、5g/m

以上である請求項2に記載の化粧板。
【請求項4】
前記保護層が、表面硬度が9Hのメラミン板状に前記保護層を形成した際の硬度が3H以上の保護層である請求項2又は3に記載の化粧板。
【請求項5】
前記木質基材と目止め層の間にシーラー層を有する請求項1または2に記載の化粧板。
【請求項6】
前記目止め層が、紙層とUV目止め層とを有する請求項1または2に記載の化粧板。
【請求項7】
前記紙層と前記UV目止め層の間にシーラー層を有する請求項6に記載の化粧板。
【請求項8】
前記着色塗料層と前記保護層との間に絵柄層を有する請求項2に記載の化粧板。
【請求項9】
前記着色塗料層が、アクリルポリオールとイソシアネート化合物からなるアクリルウレタン系樹脂を使用した着色塗料層である請求項1または8に記載の化粧板。
【請求項10】
表面硬度が8H以上である請求項1または8に記載の化粧板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の内装や付設家具等に使用する化粧材に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、建築物の内装や付設家具等の表面装飾用として、化粧板が用いられている。このような化粧板としては、例えば、化粧層の保護等を目的に、表面にクリア層を有する化粧板が開示されている(特許文献1参照)。
【0003】
特開2013-240935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
当該化粧板は、着色層上にクリア層を設けることで、着色層を保護するものである。しかし、単にクリア層を設けるのみでは、表面の耐摩耗性が十分に得られない場合があった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、優れた耐摩耗性を有する化粧板を提供することにある。
【0006】
さらに、本発明は優れた耐摩耗性と共に、高い表面硬度、耐汚染性及び耐溶剤性を有する化粧板を提供する。
【0007】
さらに本発明は、上記に加え、マット調やテクスチャ状の意匠であっても好適な意匠性を実現しやすい化粧板を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、木質基材上に目止め層と、着色塗料層とを有する化粧板であって、前記着色塗料層が、コールターカウンター法により測定される平均粒子径が30μm以上の微粒子を3g/m

以上含有する化粧板により、上記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の化粧板は、平均粒子径が30μm以上の微粒子を特定量含有する着色塗料層を使用することで、高い耐摩耗性を有することから、建築物の内装や付設家具等に好適に使用できる。
【0010】
また、高い表面硬度を実現できることから、傷付きや凹み等に対しても高い耐性を有し、金属汚れの付きにくい耐汚染性や耐溶剤にも優れることから、建築物の内装や付設家具等に好適に使用できる。さらに、マット調やテクスチャ状の各種意匠においても好適な意匠性を実現できる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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